2014年3月6日木曜日

仮面ライダー電王・視聴記録20話 『最初に言っておく』

第20話。

ユウトとデネブ。新しく登場した仮面ライダーとイマジン。
そして、デンライナーとは別の時の列車・ゼロライナー。
これらの要素が追加投入され、物語はぐんぐん進む。


前回から続く個別ストーリーとして、悪いイマジンと契約した男性の望みが「思い出のタイムカプセルを掘り出す」という内容であることが明らかになる。

悪いイマジンは、望みを言った男性を暴力で抑えつけ、色々な場所を掘り起こさせていた。これまでは、解釈こそ無理矢理だったが悪いイマジン自身が動いて何かするという流れがあったと思うのだが、もはや契約者を使役して願いを叶えようとするセルフサービスな状態に。

そんな極悪イマジンを倒したのは、今回は電王ではなく、ユウトが変身した「仮面ライダー・ゼロノス」だった。ユウトが素の状態で変身した場合は「アルタイルフォーム」で、そこにデネブが憑依すると「ベガフォーム」となる。決め台詞は、「最初に言っておく。俺はかーなーり強い!」。

アルタイル、ベガ、そしてデネブ。いわゆる「夏の大三角形」で、ベガとアルタイルはそれぞれ織姫と彦星を意味する星でもある。良太郎くんのお姉ちゃんの婚約者で失踪してしまった桜井さんは星が好きだった、という話もこれまでに出ていたので、そことの繋がりだろう。また、この話が放送されたのが6月で、これからいよいよ夏な時期だったことも影響しているに違いない。

圧倒的なパワーで敵を倒したユウトは、良太郎くんに「行き当たりばったりで良い人をやるな」や、「良い人ぶって時の運行を乱すようなことをするな」といった忠告をする。それに対して良太郎くんは、自分の力不足を感じつつも、「人助けとかそういうのではなく、できることをやるだけ。弱いとか、運が悪いとか、何も知らないとかは、何もやらないことの言い訳にはならない」と、毅然として言い切る。相変わらず素晴らしい人格者。

あと、ユウトはユウトで、良太郎くんに対しては厳しいことを言ったりして嫌な奴な感じを出しているが、後になってから反省したり、良太郎くんのことを気にかけていたりと、実は良い人な面もある。良太郎くんとユウトが、今後どのような関係になり、どのようにそれぞれの物語を歩むのか、非常に楽しみ。

次回を待て!

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