2014年2月22日土曜日

仮面ライダー電王・視聴記録19話 『その男、ゼロのスタート』

第19話。

ゼロから始まる、新しい物語。
新たな気持ちで、次のステージへ展開。


前回登場した桜井侑斗(サクライユウト)と名乗る人物。良太郎くんの姉・アイリさんの婚約者(失踪中)と同じ名前。しかし、かなり若く見え、同一人物だとしても、作中の現代から見て「過去のユウト」なのかもしれない、といった思考が巡らされる。敵なのか味方なのかも、まだ謎。

そして、そんなユウトも、「デネブ」という名のイマジンと契約をしている。デネブは、悪いイマジンではなく、明らかに良いイマジンだ。良太郎くんに憑いている4体の誰よりも良い人柄。丁寧で礼儀正しく、気が利くイマジン。ただちょっと、良い奴過ぎて周りのペースを掻き乱してしまう感じ。

個別ストーリーでは、悪いイマジンが契約者を痛めつけ、無理矢理タイムカプセルを掘らせていた。もう契約者の望みを叶えるという要素はほんのり香る程度で、どんどんイマジンが無茶苦茶で凶暴で残虐になっている気がする。なぜイマジンが過去を改編しようとしているのかも、まだ明らかになっていないし、謎はまだまだ多い。

さて、この19話の最後には、ユウトとデネブの乗り物「ゼロライナー」が登場する。ユウト達もデンライナーに乗る良太郎くん達と同じように、過去に未来に行き来することができるらしい。しかし、目的は謎。

以上のように、全体ストーリーが、どうやら次のステージに入っていったかな、という気がする。
これまでは、個別ストーリーを扱いつつ、良太郎くんに次々とイマジンが憑依することによって仮面ライダー電王としての戦力を整備しつつ、周囲の人間関係や作品世界の説明をする感じだった。いわば、序盤である。

この回からは、重要なキャラクターと思われる人物が登場し、「仮面ライダー電王」という物語が加速。デネブはユウトに憑依もするので、恐らくユウトもライダーに変身できる。主人公ライダーが十分に整ったら、次は別のライダーを出し、シームレスに視聴者を引っ張っていく、という戦略を感じる。

仮面ライダー電王の中盤はどんなワクワクが待ち構えているのか。ますます期待させてくれる素晴らしい作品だ。飽きさせないって難しいけれど、やはりとても大事なんだな、と思う。僕も頑張ろう。

次回を待て!

0 件のコメント:

コメントを投稿