2014年2月20日木曜日

仮面ライダー電王・視聴記録12話 『走れタロス!』

第12話。

キンタロスが突き進む。


敵のイマジンを見逃したキンタロスの真意は、なぜカスミの父親とイマジンとが契約したのかを明らかにしたい、という点にあった。ただ敵を倒すだけではなく、その裏にある意味を追求する。そんな正義がキンタロスにはある。

父親が過去に娘のカスミを追い出したのは、娘がモデルの仕事に集中できるようにする為だった。父子家庭で飲食店を営んでいた為、カスミは店の手伝いをきっちりやっていた。それがモデルとしての飛躍を妨げている、と父親は思ったわけだ。気持ちはわかるが、もっとやり方があったろうに。カスミのお父さんのそんな不器用さは、キンタロスに通ずるものがある。そういう狙いのキャラクターかもしれない。

敵のイマジンは、カスミのお父さんがつい漏らしてしまった「娘に会いたい」という望みを曲解し、「モデルの仕事をすべて潰せば会える」と考え、カスミを襲っていたらしい。キンタロスは今度は見逃さず、ダイナミックチョップという必殺技で撃破する。

カスミとお父さんは無事に若い。キンタロスは勝手な行動をしすぎてデンライナーを追放されそうになるが、なんやかんやで事態が丸く収まったのでセーフ。今後も良太郎の味方として、一緒に過去へ未来へ突き進むことになる。

この物語で分かったのは、キンタロスが猪突猛進タイプのバカであるということ。相当に阿呆。でも優しくて、熱血漢で、自分の正義を大事にしている。今のところ、良太郎くんに一番似ている味方イマジンかもしれない。

まだまだ、仮面ライダー電王の活躍は続く。

次回を待て!

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