第11話。
前回は、良太郎くん達に新しい仲間・キンタロスが加わり、パワフルな攻撃を得意とする電王アックスフォームという戦力が増強された。
この11話では、キンタロスの暴れん坊ぶりが遺憾なく描かれた。ジュニアモデル(カスミ)を連れて行こうとするマネージャーを悪漢と勘違いして投げ飛ばしたり、ファッションショーの舞台をめちゃくちゃに荒らしたりしてしまう。
ジュニアアイドルはパリコレに出演することが決まっているのだが、その所為なのか、何者かから嫌がらせを受け、それ自体はライバルモデルの仕業だったのだが、泣きっ面に蜂のような感じでイマジンにも襲われてしまう。
イマジンの契約者は、カスミの父親らしいのだが、父親は娘のことを恨んでいるのだろうか。カスミには父親から「出て行け」と追い出された過去があるのだが、それも、何か理由があってのことのような気がするし、そういう描写がされている。
しかし、カスミの父親がイマジンと契約したことは確か。彼は、イマジンに何を望んだのか。キンタロスはキンタロスで、一度は敵のイマジンを追い詰めるが、必殺技を繰り出すことをやめ、見逃してしまう。何故なのか。このあたりが、次回どうまとまってくるのか、気になるところ。
キンタロスがどういうキャラクターなのか、ということを掘り下げるのが、この11話と続く12話の役割のようである。新キャラに見せ場を与えつつ、物語に自然と馴染ませていく感じ。こういう丁寧な描写が有難いし、面白い。キャラクターへの愛着が湧いてくる仕掛けが巧みだな、と思う。グッズの売り上げにも直結する部分。
次回を待て!
0 件のコメント:
コメントを投稿