2013年8月5日月曜日

第151戦

【戦場】2A-Aブロック、投稿数54、投票数87
【順位】ネタ1:35位、ネタ2:42位
【結果】1Aに降格(27人中25位)

考え得る限り最低の結果と言っても差し支えはない。
収穫はなく、夢も希望もなく、何よりも救いがなかった。

この回の結果について、ラジオをやることが決まっていた。
めえさんとの、振り返りラジオである(詳細は別の記事に)。

そんなわけで、ネタづくりは、いつにもまして頑張った。
確かに、僕は、紛れもなく、頑張ろうと思い、頑張ったのだ。
ウケた状態で、昇格を決めて、ラジオに臨みたかった。

けれど、これ以上ないほどのスベリ方をした。
ぼけおめ大リーグが突き付けてくる現実に、
涙が出た。

【お題】
苺が大好きな彼女の気を引くために、何をするの?

正統派とは言えないまでも、まともな部類のお題だと思われた。
軸は二つで、「苺」と「彼女の気を引く」である。

苺を使った一発芸的なことや、苺のイメージに即した言動。
恋愛的な要素や、デートの場面を切り取ってのモチーフ化。

ひとつの要素を強調するか、複合的に扱うか。
苺のどのような特徴に焦点を当てるのか。
そのあたりのことがポイントだと思われた。

個人的には、「苺」というものに囚われすぎた気がする。
苺の要素を分解しすぎて、苺としての総体を失ったかもしれない。
お題の要素に固執しすぎて柔軟性を失うのは、いつものことである。

【ネタ1】
池に浮かべた種の上を平然と渡る
計27点:4点1人、3点1人、2点10人

種の小ささと多さは、苺の特徴である。
乙女の雀斑のようなチャーミングさがあると思う。

そんなわけで、種に着目してネタをつくった。
小さな種の上に人が乗ったら面白いのではないか。
それも、水の上に浮かべた種の上なら一層ではないか。

恋愛において相手の気を引くためのチャレンジ、という側面も出せる。
彼女の気を引くために、池の上に種を浮かべてそれを渡るという行為。
対岸の彼女に会うために、苺の種の上を駆けていくという画にもなる。

これだ、と思った。
しかし、これではなかった。
まったくもって、完全に違った。

【ネタ2】
尖った果肉で自分の眼を突いて、ヘタでつくった眼帯をつける
計19点:4点0人、3点1人、2点8人

こちらのネタのほうが自信作だった。
��5位と42位で、自信もクソもないけれど。

苺そのもの、苺の形状的構成要素をフルに使いたかった。
果肉の部分は鋭利な方向で使い、ヘタの部分は円形を活かす。

その結果が、「矢じり」と「眼帯」だった。
苺で自分の眼を可愛く傷つけて、眼帯替わりにヘタを装着。
ストロベリーマッチポンプ。

結局、自分ひとりの中だけで物語を作りすぎているのかもしれない。
伝える、ということについて、受け手に依存しすぎている。
勝手な世界観や面白さを規定して、相手任せで投げている。

立ち返ろう。
もっと単純に。
そして鋭く、刺激的に。

シンプル、シャープ、スパイシィのSSS。
��森博嗣の「Vシリーズ」より拝借)
この3つのコンセプトで、攻めていこう。

今回は、没ネタも掲載。
以下が、候補となっていたネタ群である。

・「私がつくりました」の写真に次男坊として登場する
・「私が栽培しました」の説明文にしっかり者の次男坊として登場する
・果汁で書いたラブレター、句読点には種を添えて
・種を並べたラブレター、果汁の河を流れて届け
・「ほら、イチゴの種だよ」と言って軍隊蟻を差し出す
・「ほら、軍隊蟻だよ」と言ってイチゴの種を差し出す
☆尖った果肉で自分の眼を突いて、ヘタでつくった眼帯をつける
・池に浮かべた種の上を歩く
・池に浮かべた種の上を渡る
・池に浮かべた種の上をすたたたっと渡る
☆池に浮かべた種の上を平然と渡る
・半分に割ったイチゴと自分の鼻を取り替える

こうして見てみると、投稿したもの以外のほうが良いかもしれない。
投稿する前にそれに気が付ければ良いのだけれど。
このタイムラグが客観性の足りなさで、思い込みの罠である。

気を取り直して、頑張ろう。
まずは1Aから2Aに全力で上がろう。

ぼけおめ大リーグでの戦いは続く。

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