2013年8月26日月曜日

第152戦

【戦場】1A-Bブロック、投稿数62、投票数63
【順位】ネタ1:9位、ネタ2:59位
【結果】1Aに残留(31人中9位)

無論できればさくっと2Aに戻りたかった。
恐らく戻れるだろう、という手応えもあった。

上位7名という昇格条件は、上位5名に比して随分と優しい。
投稿数が多いので比率としては同条件かもしれないが、感覚として。

良いネタさえ出すことができれば一発で昇格できると思った。
そして、なかなかの出来栄えのものを用意することができた。
自分の中で、これなら大丈夫だろう、という手応えがあった。

結果は、昇格ラインまであと少し、というところだった。
しかしながら「惜しい」や「悔しい」などの感情は湧かなかった。
それよりも、得体の知れない驚きや斥力のようなものを感じた。

自信があるほうのネタが、たったの2点に終わったからだ。

【お題】
______ディナーのあとで

伝統的なパロディ穴埋めである。
元ネタは「謎解きは~」という小説・ドラマだ。

何を書いても当て嵌まりそうであり、文章としても成り立つ。
ただ、ディナーのあとで、という要素を活かしたほうがやはり良い。

ディナー、という響きが重要だ。
夕食や晩飯ではなく、ディナーである。
優雅で絢爛で、どことなくワインの香りが漂う。

それゆえ、鼻につく感じも若干する。
何がディナーだ、というアンチカタカナ派の勢力。

このあたりのバランスを面白く料理できれば最高だ。
個人的には、穴埋めの中でも好きな部類だった。

【ネタ1】
まだ駄目、三つ編みをほどくのはディナーのあとで
計33点:4点1人、3点5人、2点7人

正直なところ、適当につくった。
自分が好きなタイプの、しっとりしたネタである。

面白い、という感情ではなく、ほほう、という息を刺激する狙い。
高得点に繋がる可能性は高くないが、安定的に点が稼げる気がする。

三つ編みは、良い。
それだけは確かである。

【ネタ2】
ダンボールハウスの組み立てはディナーのあとで
計2点:4点0人、3点0人、2点1人

どうしてこんな酷いことになったのだろう。
こんな大惨事、想像も受け止める準備もしていなかった。

��点。

��3人も投票者がいたのに、2点票が1つだけ。
これがどういうことなのか、別の場面に当て嵌めてみよう。

自分はステージの上に立っている。
これから63人のお客さんの前で、芸を披露する。
大丈夫、自信を持って磨き上げた自慢のネタだ。

ところが。
披露してはみたものの、会場は無言。
笑い声は皆無で、冷たい視線だけが集まる。

微かに、隅のほうから、くすっという吐息。
微笑なのか嘲笑なのか、区別はつかない。

それがつまり、2点だ。

どこまでも真剣にやって、その結果が2点だった。
ネット大喜利である程度経験を積んだ成果が2点だった。

今のスタイルの限界が訪れたのだろうか。
抜本的な変革が、刷新が、転向が必要なのだろうか。

最近、ひしひしと感じる。
まったくもって、点が取れない。

スベりたくない、という気持ちは強い。
スベっても死にはしないしまあいいや、とは思っていない。
スベることで、僅かであれ、自分の尊厳は死ぬ。

ネット大喜利という世界で、今の僕は、弱者だ。

ぼけおめ大リーグでの戦いは続く。

2013年8月5日月曜日

第151戦

【戦場】2A-Aブロック、投稿数54、投票数87
【順位】ネタ1:35位、ネタ2:42位
【結果】1Aに降格(27人中25位)

考え得る限り最低の結果と言っても差し支えはない。
収穫はなく、夢も希望もなく、何よりも救いがなかった。

この回の結果について、ラジオをやることが決まっていた。
めえさんとの、振り返りラジオである(詳細は別の記事に)。

そんなわけで、ネタづくりは、いつにもまして頑張った。
確かに、僕は、紛れもなく、頑張ろうと思い、頑張ったのだ。
ウケた状態で、昇格を決めて、ラジオに臨みたかった。

けれど、これ以上ないほどのスベリ方をした。
ぼけおめ大リーグが突き付けてくる現実に、
涙が出た。

【お題】
苺が大好きな彼女の気を引くために、何をするの?

正統派とは言えないまでも、まともな部類のお題だと思われた。
軸は二つで、「苺」と「彼女の気を引く」である。

苺を使った一発芸的なことや、苺のイメージに即した言動。
恋愛的な要素や、デートの場面を切り取ってのモチーフ化。

ひとつの要素を強調するか、複合的に扱うか。
苺のどのような特徴に焦点を当てるのか。
そのあたりのことがポイントだと思われた。

個人的には、「苺」というものに囚われすぎた気がする。
苺の要素を分解しすぎて、苺としての総体を失ったかもしれない。
お題の要素に固執しすぎて柔軟性を失うのは、いつものことである。

【ネタ1】
池に浮かべた種の上を平然と渡る
計27点:4点1人、3点1人、2点10人

種の小ささと多さは、苺の特徴である。
乙女の雀斑のようなチャーミングさがあると思う。

そんなわけで、種に着目してネタをつくった。
小さな種の上に人が乗ったら面白いのではないか。
それも、水の上に浮かべた種の上なら一層ではないか。

恋愛において相手の気を引くためのチャレンジ、という側面も出せる。
彼女の気を引くために、池の上に種を浮かべてそれを渡るという行為。
対岸の彼女に会うために、苺の種の上を駆けていくという画にもなる。

これだ、と思った。
しかし、これではなかった。
まったくもって、完全に違った。

【ネタ2】
尖った果肉で自分の眼を突いて、ヘタでつくった眼帯をつける
計19点:4点0人、3点1人、2点8人

こちらのネタのほうが自信作だった。
��5位と42位で、自信もクソもないけれど。

苺そのもの、苺の形状的構成要素をフルに使いたかった。
果肉の部分は鋭利な方向で使い、ヘタの部分は円形を活かす。

その結果が、「矢じり」と「眼帯」だった。
苺で自分の眼を可愛く傷つけて、眼帯替わりにヘタを装着。
ストロベリーマッチポンプ。

結局、自分ひとりの中だけで物語を作りすぎているのかもしれない。
伝える、ということについて、受け手に依存しすぎている。
勝手な世界観や面白さを規定して、相手任せで投げている。

立ち返ろう。
もっと単純に。
そして鋭く、刺激的に。

シンプル、シャープ、スパイシィのSSS。
��森博嗣の「Vシリーズ」より拝借)
この3つのコンセプトで、攻めていこう。

今回は、没ネタも掲載。
以下が、候補となっていたネタ群である。

・「私がつくりました」の写真に次男坊として登場する
・「私が栽培しました」の説明文にしっかり者の次男坊として登場する
・果汁で書いたラブレター、句読点には種を添えて
・種を並べたラブレター、果汁の河を流れて届け
・「ほら、イチゴの種だよ」と言って軍隊蟻を差し出す
・「ほら、軍隊蟻だよ」と言ってイチゴの種を差し出す
☆尖った果肉で自分の眼を突いて、ヘタでつくった眼帯をつける
・池に浮かべた種の上を歩く
・池に浮かべた種の上を渡る
・池に浮かべた種の上をすたたたっと渡る
☆池に浮かべた種の上を平然と渡る
・半分に割ったイチゴと自分の鼻を取り替える

こうして見てみると、投稿したもの以外のほうが良いかもしれない。
投稿する前にそれに気が付ければ良いのだけれど。
このタイムラグが客観性の足りなさで、思い込みの罠である。

気を取り直して、頑張ろう。
まずは1Aから2Aに全力で上がろう。

ぼけおめ大リーグでの戦いは続く。

めえさんと再びラジオをやりました。

およそ半年ぶりに、めえさんとラジオをやりました。
ぼけおめ大リーグ第151戦の振り返りラジオです。

自分達が所属していた2Aから始まり、全リーグを見ました。
それぞれのTOP10と気になったネタを見る感じです。

色々と偉そうなことも喋っていますが、そこはご勘弁を。
ネタを見ながらあーだこーだ言うのって、楽しいです。

ログは下記から。
http://kie.nu/1cFE
パス:tsubutsubu
��2013年08月10日 02時35分59秒までダウンロード可能)

再upしました。
http://kie.nu/1fh1
パス:tsubutsubu
��2013年08月24日 17時11分53秒までダウンロード可能)

大体の内容は以下の通りです。

07:07:07 PM~ 最近の活動、ぼけおめ大リーグについて
07:07:07 PM~ 2A-Aブロック
07:07:07 PM~ 2A-Bブロック
07:07:07 PM~ 休憩
07:07:07 PM~ ルーキーリーグAブロック
07:07:07 PM~ ルーキーリーグBブロック
07:07:07 PM~ 1A-Aブロック
07:07:07 PM~ 1A-Bブロック
07:07:07 PM~ 3A
07:07:07 PM~ メジャー
07:07:07 PM~ まとめ、今後に向けた意気込み等

全部で3時間20分くらいです。

ラジオについては、めえさんのブログもご参照を。

今回じっくり色々なネタを見たことで、何か掴めていれば嬉しい。
ぼけおめ大リーグ、気持ちを新たに今後も頑張っていく所存です。