2013年5月30日木曜日

第147戦

【戦場】3A、投稿数42、投票数81
【順位】ネタ1:22位、ネタ2:23位
【結果】2Aに降格(21人中16位)

特別悪いところがあったわけでもないが、良いところがまったくなかった。
安定して票が入るネタを書いたつもりが、平凡なだけだった。
平凡に残留すればまだ救いがあったが、みじめに降格となった。
ぼけおめは厳しい。本当に厳しい。遠すぎて、目が霞む。

【お題】
「おのれ地球人め!絶対に許さんぞぉぉぉ!!!」
なんで?

宇宙人が怒っているのは何故か、というオーソドックスなお題。
世の中の隙間に宇宙人を埋め込むことが、ポイントになりそうだ。

地球人にとっては当たり前のことを宇宙人視点で描くのか。
地球人にとっても当たり前でないことを宇宙人を絡めて描くのか。
いずれにせよ発想はしやすいが、決め手に辿り着くのは難しい。

宇宙人やUFOは、大喜利のお題として扱いやすいと思う。
ある程度共通したイメージがあり、コミカルな要素もある。
大喜利にかかれば、宇宙人襲来もひとつのお題でしかない。

【ネタ1】
水中メガネが小さすぎて眼球はみ出た
計51点:4点4人、3点5人、2点10人

いわゆるグレイ型の宇宙人を想定してネタをつくった。
宇宙人と言われたとき、多くの人の頭に浮かぶのは恐らくこの画だろう。
その画の宇宙人が怒っているのはどうしてか、という思考である。

外見的な特徴の中でも、目の大きさが特に宇宙人的で扱いやすかった。
その目の大きさを笑いに繋げるために、水中メガネというアイテムを使った。
小中学生が水泳の時間に装着するような、誰もが知っている道具である。

水中メガネを装着したグレイ型宇宙人を想像するのは難しくない。
それが小さすぎて宇宙人の眼を覆いきれていない画も浮かびやすいはず。

順当に要素を拾い、順当に道具を絡め、順当にネタをつくった。
ボケになっているかと問われれば、自信を持ってなっていると言える。
それは面白いのかと問われれば......どうなのだろう。

今の僕には、「面白いネタ」がつくれていない。
受け手を笑わせようとする気概がまったく足りていない。
これでは、平凡なネタを平凡なやり方でつくっているだけの機械だ。

人の記憶に刺さるような、衝動的なネタをつくらねば。
それが最優先だろう。それが原理だろう。
勘違いしてはいけない。僕はまだ全然、実力者ではない。

【ネタ2】
捕獲したダンサーが狭い宇宙船の中で踊る踊る
計48点:4点1人、3点6人、2点13人

カポエイラのイメージ。
宇宙船の中でダンサーが踊ってたら面白いかなぁって。
締めの部分で「踊る」を繰り返したら面白い表現になるかなぁって。

なんだそれ。
出直してこい。

ぼけおめ大リーグでの戦いは続く。

2013年5月16日木曜日

第146戦

【戦場】3A、投稿数46、投票数72
【順位】ネタ1:11位、ネタ2:38位
【結果】3Aに残留(23人中10位)

投票の序盤から中盤にかけては、昇格圏内を走っていた。
点数が順調に伸び、これはもしや、という期待も芽生えていた。
しかし終わってみれば二桁順位で、メジャーは遠かった。

投票期間の前半と後半とでは、やはり投票傾向が異なる。
前回は前半全く伸びず、後半になって急激に伸びた。
今回はその逆で、後半はまったく点数が入らなかった。

昇格の鍵は、前半も後半も制することにあるのだろう。
採点者を選ばず安定して面白いと思わせるネタ。
それをつくり上げられないようでは、まだ力不足である。

【お題】
離婚式って何するの?

離婚式は、一般的にはあまりイメージのない物事だ。
最近になって耳にするようになったが内容は定かでない。
おそらく、投稿投票者の大勢にとってもそれは同じだろう。

こうした場合、どれだけ強いイメージを植えられるかが鍵と言える。
離婚式とはこういうものだ、と自分が思う画を投げつける。
それによって「なんだか分からないけど説得力がある」と思わせる。

お笑いのパターンとしては「ないある」という部類だろうか。
「ない」設定の中で「ある」想像をつくり出すやり方。
発想力を純粋にぶつけ合える、良いお題だと思う。

【ネタ1】
ビー玉が割れる映像をスローモーションで流し続ける
計58点:4点2人、3点10人、2点10人

「離婚」という言葉は「破壊」のニュアンスを連想させる。
崩壊、崩落、粉砕、断裁、断裂、亀裂、その他諸々。
素直にそのイメージでつくっていったのがこのネタだ。

ビー玉という球は、夫婦の環を連想させるアイテム。
それが割れることで、二人の関係の変化という表現になる。
スローモーションで流し続けるという付帯は、苦行要素だ。
楽しいセレモニーよりは苦しいほうが面白い気がした。

結果は悪くはないが、足りない部分も多かった。
律儀に連想を追いすぎて、インパクト不足だった。

【ネタ2】
聖書のありがたいページを開いて破けるまで引っ張りあう
計25点:4点2人、3点3人、2点4人

こちらも、ネタ1と同じような連想からつくってしまった。
違いはと言えば「引っ張り合って破く」という、共同作業的な要素。
しかしありきたりな印象を与えることしかできていない。

なぜこれを投稿したのだろうと、振り返ってみると疑問に思う。
恐らく「ありがたいページ」というフレーズにピンときたのだろう。
だがそれは過ちであると、まったく伸びていない点数が教えてくれる。

相変わらず「ウケる可能性の乏しいネタ」を出してしまっている。
それでもいつかは昇格できるのだろうが、何年先になるか分からない。
毎回毎回を必死で考え抜いて戦わなければ、頂点は遠のくばかりだ。

ぼけおめ大リーグでの戦いは続く。