2013年4月24日水曜日

第145戦

【戦場】3A、投稿数46、投票数83
【順位】ネタ1:9位、ネタ2:27位
【結果】3Aに残留(23人中9位)

投票の序盤から中盤にかけては、まったく点が伸びていなかった。
また一発降格してしまうのかと気が沈んでいたが、結果は違った。
昇格こそできなかったものの、ホッと胸を撫で下ろしている。

ネット大喜利に限らず「途中経過」は、非常に気にしてしまう性質だ。
きっと僕は、株を保有したら、常に株価を気にするだろう。
揺蕩うもの、定まらないもの、先が読めないものは、恐ろしい。
だから安定が好きで、平穏を求めて、正義を掲げるのかもしれない。

【お題】
地味だった中学時代を繰り返したくない為に気合いを入れて高校デビュー。
どうでした?

「高校」や「中学」という場には、使える要素が山ほどある。
それは、ほとんど誰もがその時代を経験しているからだ。
状況の説明が容易で、なおかつ共感を呼びやすく、笑いに繋がる。
しかしそれゆえ難しいとも言える。何に絞れば良いのかを迷う。
そして迷った末に、あまり良いとは言えない選択をしがちである。

【ネタ1】
漁船で登校してたら留学生のカヌーに追い抜かれた
計66点:4点5人、3点2人、2点20人

適当につくったネタではあるが、それなりに点が稼げた。
漁船で登校する、という発想を基礎としつつ、それ自体をフリにした。
妙なところで気合いを入れたが、それも失敗に終わるという二段構え。

留学生、漁船、カヌーといった単語は、非常に便利である。
日常と非日常の境目ぐらいにある、ちょっとだけ心をくすぐるアイテム。
安定を求めて半ば逃げるようにネタを書く時は、こうしたものに頼りがちだ。
ひとまず残留、という意識が強く出ている、とも言える。

【ネタ2】
着飾った私よりも母がつくった素朴なお弁当のほうが綺麗だった
計40点:4点3人、3点2人、2点11人

このネタを仕上げたとき、これはいける、という手応えがあった。
何かこうしっくりきたような、幾つもの歯車が噛みあったような感触。
やっとメジャー昇格のときが訪れそうだ、と内心微笑んでいた。

しかしそれは幻だった。

ぼけおめ大リーグでの戦いは続く。