2011年5月16日月曜日

第1526回

第 1526 回のお題 (出題:風の迷路)
母子ともに○○○ (字数無制限)

[24位]ジャスティス智彦

母子ともにブルドーザーで画面外へ

41.30 pts [59.86](86.14%) Rate:8.26Up!!

現在のレート:2000.90(ぼちぼち増。何回目かの2000到達)

ネタボケでは、会話の中の一文を埋めるようなお題はわりと見るが、
このタイプの、一文中の穴埋めお題は、あまり見ないように思う。
だからと言ってどうこうするわけではないので、いつも通りネタを書いた。

最近、ネタの軸にカタカナをよく使う。
ここ15回ぐらいは、ほとんど毎度のように使っている。

それほど強く意識しているわけではないが、気が付くと頼っている。
なんとなく、カタカナには「面白」が宿っているような気がしてしまう。

おそらく、カタカナはリズムと響きが良いからだろう。
文字の形もシンプルで、漢字のような視覚に与える複雑さがない。

ただ、軸にカタカナを使ったネタは、得てして軽くなりがちだ。
重厚さや練られた様子があまり出ず、あっさりしすぎてしまう。

今回は「画面外」という「強めの漢字熟語」を使って、それを補った。
「軽いカタカナ」と「強い漢字」の組み合せで、バランスを取る策だ。

漢字とカタカナ、強と弱、鞭とアメ、剛と柔。
これらの合同は、平らなネタではなく、メリハリのあるネタを生む。

単一要素で押し切る一辺倒ネタが強い場合もあり、
母も子も関係なく押し出されてしまうこともあるけれど、
基本的にはバランスの良いネタを書くことが安定に繋がると思う。

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