2011年5月31日火曜日

第1535回

第 1535 回のお題 (出題:愛染 翔子)
突如、現れた10年後の自分に言われた気になる一言

[5位]ジャスティス智彦

死んだジュゴンは時代を越える臭さだな

51.23 pts [71.82](97.65%) Rate:18.58Up!!

現在のレート:約2079.62(グンと増えたが、前回が痛すぎた)


ここ10回の投稿で、5回目の入賞。
実に入賞率50%なわけで、僕にしては法外だ。

今回のネタは、感覚的に書いた。
自分自身、納得できるモノが出せたように思う。
順位もしっかり呼応したことが、とても嬉しい。

最近は、滑ってすぐに、きっちりとリカバリィできている。
切り替えの早さと、失敗を続けないことは、評価に値する。

それはさておき、やっとこさ達成したことがある。
以下の画像をご覧あれ。

L10SDV.png

ここ10回の平均偏差値の高さで、僕は1位になれた。
ここ10回で、面白さが最も安定していた、と言える。
ここ10回では僕が一番面白かった、と言ってしまっていいかもしれない。

これまで2位はあったけれど、1位はなかった。
その座を、ここにきてやっと獲得することができた。

これまでの1位に比べると、やや数値自体は低い。
それは、圧倒的な強さによる1位ではないことを意味する。
ただ、それでも、混戦を制しているわけで、やはり嬉しい。

すぐに落ちても、別にいい。
ここに立てたという事実だけで、満足だ。

いやはや、良かった良かった。
残すはレート2100か。

うん、頑張ろう。
まだ先は長そうだけれど。

第1534回

第 1534 回のお題 (出題:オレカエル)
あの客そうとう酔ってるな、どんな様子でしたか?


[86位]ジャスティス智彦

刺身にくるまり冬を越えた


33.62 pts [46.21](38.41%) Rate:23.7Down...

現在のレート:約2061.04(ガクッと減って、一気に2100射程圏外へ)


何も言うまい。
ただ、滑ったのだ。

2011年5月30日月曜日

第1533回

第 1533 回のお題 (出題:アナルホッケー)
特徴の無い人を褒めるとこうなる


[10位]ジャスティス智彦

スプレー缶に詰めたらシューって出せそう

44.98 pts [67.42](93.79%) Rate:16.07Up!!

現在のレート:約2084.74(グンと増えて、一気に2100射程圏へ)


ぎりぎり10位で、連続入賞。
最高レートが大幅に更新された。

これで、ここ10回中4回目の入賞。
たまにミスをやらかすけれど、やはり好調。

お題はフリー気味で、なかなかに頭を悩まされた。
ネタを書いた時点では、どう転ぶか分からなかった。
出来には満足していたが、ややクセがあり、大ポカも有り得た。

ネタを仕上げていったプロセスについて、少し振り返る。

最初に浮かんだのは、「無味無臭」という言葉だった。
「特徴の無い人」からの連想として、至極短絡的である。

そして、「無味無臭」から、「スプレー」に思い至った。
そこから「スプレーに特徴の無い人を詰める」という発想。
この発想を「褒め言葉的な表現」に変換して、ネタの完成。

感覚的なネタに見えて、どちらかと言えば論理的にネタができている。
アイデア一発ではなく、段階的にネタを仕上げている。

きっちり思考をして、きっちり上位になる。
これができているうちは、まだレートを上げられるはずだ。

第1532回

第 1532 回のお題 (出題:レイン)
��0年続いていた戦争が終結することとなったきっかけ


[7位]ジャスティス智彦

奪い合ってた酢昆布から味が消えた

45.96 pts [67.02](95.28%) Rate:18.98Up!

現在のレート:約2068.67(グンと増えたが、まだ2100は遠い)


さらりと入賞し、最高レート大幅更新。
ここのところ10位以内をよく取れている。
いつぞやの好調時よりも、さらに好調なのかもしれない。

投稿したネタの話をする。
「奪い合ってた~」という文言は、以下のネタでも使用されていた。

[3位]みずたま
奪い合ってた島からなんか恥ずかしい遺跡出てきた

[100位]MIYABI改
奪い合ってた女が別の男と結婚した

こう見ると、「奪い合ってた~」は正解フレーズだったようだ。
100位のネタが、100位に沈んだのは、題材が悪かった所為だろう。

3位のネタを見ると、自分の詰めの甘さが分かる。
フレーズに頼って、そこでネタづくりを半ば止めている。
その先にあるかもしれない「面白さ」を追求しなかった。

入賞には満足だが、同フレーズ勝負に負けたことは悔しい。
それでも「もっと点が取れる可能性」が見えたのは幸いだ。

何年経とうと、向上心が消えないように意識したい。

2011年5月24日火曜日

第1531回

第 1531 回のお題 (出題:シリョウ)
トイレに行くことを俗に「お花摘みに行く」と言いますが、他に言い換えるとどういう言い方になるのか教えてください


[31位]ジャスティス智彦

君か僕かで言えば、僕が行く

40.75 pts [58.93](80.26%) Rate:3.17Up!!

現在のレート:2049.69(少し増えた。つまり、少し増えた)


これぞフリーお題、というレベルの自由さ加減。
トイレ的な要素があろうがなかろうが恐らく関係無い。
瞬間の切れ味を競う、長考短考を問わない勝負だ。

個人的には、好きだが苦手、という部類。
何を書いても不安を抱えたままになるのが難しい。

投稿したネタは、やや「スカシ」気味だ。
「君か僕」「君と僕」等々の言い回しは頻出。
しかし、うまく嵌まれば点を取る力を持っている。

まあまあの結果に落ち着いてくれたので、安心した。
僅かだろうとレートが増えることが、今はとても大きい。

形振り構わず、今はレートを上昇させたい。
それが実力の向上に繋がると、信じている。

2011年5月23日月曜日

第1529回

第 1529 回のお題 (出題:オレカエル)
プールサイドの王者と呼ばれている理由


[63位]ジャスティス智彦

珍しい泳ぎ方を屋台で売ってる


37.13 pts [52.17](63.95%) Rate:7.51Down...

現在のレート:約2049.10(ぼちぼち減って、2050を下回る)


この結果に対する表現としては「ややスベり」が適切だろうか。
下位に沈むよりかは勿論マシだが、「痛いなあ」という思いはある。

度数は60%を越えているのだが、どうにも贅沢になっているらしい。
レートが下がると滑った感じになるので、ハードルは高くなっている。

「屋台」という言葉を使ったネタが3つあった。
その中では最も順位が高かったが、それは関係がない。
「屋台」という言葉がかぶっていたことに、やや驚いた。

「屋台」という発想は、マイナーなつもりでいた。
「ここで屋台をもってくるとは意外だなぁ」という狙いだった。

しかし、その通りにはいかなかった。
「プールに屋台」は、思っていたよりずっと一般的だったらしい。

これは、自己の経験が影響しているのだろうか、と考えたが、そうでもない。
確かに思い出してみると、屋台を備えるプールに行った記憶も多少はある。

とすると、お題を見た最初の段階で「学校のプール」を想像し、
その後、そのプールに対する解釈を疑わなかったことが原因だろうか。
なるほど……うん、それがしっくりくる。

かぶりの可能性を想定できるだけのリソースを持っていながら、
最初の決め打ちに固執したがためにその可能性に気が付かなかった。
まとめると、そんなところだろうか。

「かぶらないこと」については、以前よりも寛容になってきている。
だが、「かぶっても押し切れる」だけのパワーが足りていない。

まだまだネタづくりが甘い。
楽をして点を取ろうとしすぎているのかもしれない。

第1530回

第 1530 回のお題 (出題:wool)
d1530.jpg
画像で一言

[41位]ジャスティス智彦

飼い主が原住民に連れていかれた

40.32 pts [55.55](70.80%) Rate:2.59Down...
現在のレート:約2046.51(少し減った。つまり、少し減った)


狙いをもってネタを書いたが、中途半端になってしまった。
しかし、40pts超えでもレートが減るのは結構きつい。

狙いとは、前回の反省を踏まえて掲げたテーマでもある。
つまり、「キーワードがカブっていても押し切る」ということだ。

「飼い主」という言葉は、独占できるほどマイナーではないと想定した。
それでも、「飼い主」という言葉を使って、勝負をしようと思った。
カブっていても、明確な差を打ち出せれば、点は取れると考えた。

想定の前半は当たっていた。
「飼い主」という言葉を使ったネタは、5つあった。

想定の後半は外してしまった。
5つのネタの中で、僕のネタは下から2番目の点数だった。

後半の想定については、外れたのではなく、外してしまったのだ。
この違いはつまり、僕の実力が足りなかった、ということを意味している。
「飼い主」という言葉を使ったネタの中で、僕のネタは相当に弱かった。

これは、悔しい。
同じ言葉を偶然に使って、そして負けたのではない。
同じ言葉を使って勝つことを狙っていたのに、負けたのだ。

足りていない……面白さが。
面白いことを生み出す力が。

第1528回

第 1528 回のお題 (出題:☆ぶんじろう)
日本一治安のいい街で起きた今年最大の事件


[5位]ジャスティス智彦

魔女のくせに競歩で逃げた

46.47 pts [70.04](97.18%) Rate:19.13Up!!

現在のレート:約2056.61(ぐいっと増加で、最高レート大幅更新!)


前回の1位に続き、今回は5位で入賞。
連続入賞は大幅なレート上昇に直結するので嬉しい。
2050を超え、2000よりも2100に近い存在となれた。

twitterにも書いたが、この入賞は正直申し訳なくもある。
今回の僕のネタに高得点を付けてくれた採点者は押し並べて、
これから始まる企画「むーちー3」のチームメンバだからだ。

無論、誓って、裏でこっそり票入れを頼んでいたということはない。
しかし、どうにも偶然にしては出来過ぎており、疑われても無理はない。
「あのネタで上位?」と思われていなければ良いのだが。

今回は、「強い単語」に頼った。
つまりは、「魔女」と「競歩」だ。

ここ最近は、1つの「強い単語」に頼ることが多かったが、
微妙ながら変化を付けようと思い、2つ目の石を投げたわけだ。

「魔女と競歩」は、なかなか素敵な組み合わせだと思う。
機能的には相性が悪いゆえに、ネタ的には相性が良い、という意味だ。

「強い単語を複数組み合わせてネタをつくる」
この手法は、いずれまた試してみたい。

2011年5月17日火曜日

第1527回

第 1527 回のお題 (出題:愛染 翔子)
これは落語じゃないなと気づいた瞬間


[1位]ジャスティス智彦

暗転と同時にボディペイントが光り始めた

58.32 pts [80.35](100.00%) Rate:36.58Up!!

現在のレート:2037.48(激増。最高レート更新!)


ネタの出来は悪くないと思っていた。
そして、もちろん毎回1位を狙っている。
それでも、いざ1位を取ると、やはり驚く。

今回もまた、ネタの軸にカタカナを用いた。
しかし、カタカナから出発したわけではない。
お題に含まれるキーワードから、きっちり仕上げた。

「死神」という落語がある。
オチのバリエーションや演出の仕方は幾つかあるのだけれど、
基本、主人公(語り手)が死んで舞台が暗転してお仕舞い、という演目だ。

お題を見たとき、僕の頭には、この「死神」が思い浮かんでいた。
そこから「暗転」の場面を抜き取り、ボディペイントが光る、というボケにした。

こう書くと、物凄く単純にネタづくりが行われたことが分かる。
知識としてあったものを、ほんの少し加工しただけ。
こんなラッキーもあるんだな、と思う。

ここ最近どうにも暗闇を彷徨っているような状況だったので、
今回を弾みに、ぼんやりとでもいいから明るさを取り戻したい。

第1502回に1位をとってから、25回を経ての1位獲得。
第1550回までにはと思っていたが、なかなか早い目標達成だ。

表彰台は、レート上昇にボーナスが加算されるので嬉しい。
そんなわけなので、どんどん表彰台を狙っていきたい。
��0回以内に、また表彰台に登るぐらいの意気込みで頑張ろう。

2011年5月16日月曜日

第1526回

第 1526 回のお題 (出題:風の迷路)
母子ともに○○○ (字数無制限)

[24位]ジャスティス智彦

母子ともにブルドーザーで画面外へ

41.30 pts [59.86](86.14%) Rate:8.26Up!!

現在のレート:2000.90(ぼちぼち増。何回目かの2000到達)

ネタボケでは、会話の中の一文を埋めるようなお題はわりと見るが、
このタイプの、一文中の穴埋めお題は、あまり見ないように思う。
だからと言ってどうこうするわけではないので、いつも通りネタを書いた。

最近、ネタの軸にカタカナをよく使う。
ここ15回ぐらいは、ほとんど毎度のように使っている。

それほど強く意識しているわけではないが、気が付くと頼っている。
なんとなく、カタカナには「面白」が宿っているような気がしてしまう。

おそらく、カタカナはリズムと響きが良いからだろう。
文字の形もシンプルで、漢字のような視覚に与える複雑さがない。

ただ、軸にカタカナを使ったネタは、得てして軽くなりがちだ。
重厚さや練られた様子があまり出ず、あっさりしすぎてしまう。

今回は「画面外」という「強めの漢字熟語」を使って、それを補った。
「軽いカタカナ」と「強い漢字」の組み合せで、バランスを取る策だ。

漢字とカタカナ、強と弱、鞭とアメ、剛と柔。
これらの合同は、平らなネタではなく、メリハリのあるネタを生む。

単一要素で押し切る一辺倒ネタが強い場合もあり、
母も子も関係なく押し出されてしまうこともあるけれど、
基本的にはバランスの良いネタを書くことが安定に繋がると思う。

2011年5月15日日曜日

第1525回

第 1525 回のお題 (出題:愛染 翔子)
小説を読んでいたらこんな文章にアンダーラインがありました


[19位]ジャスティス智彦
スチール缶の幼虫にスチール以外の餌を与えると

41.41 pts [58.91](86.26%) Rate:8.21Up!!

現在のレート:約1992.65(ぼちぼち増。何回目かの2000を目指し)


明らかなフリーお題。
単純に「刺さる一文」を書いた者が勝つ。

こういうお題は、かなり怖い。
練れば練る程良いネタが出来るわけではないからだ。
一瞬の発想、闇雲な一撃、そしてセンスがものをいう。

僕も、これでもかというくらい適当なことを書いた。
「何かカタカナを使おう」ということは決めていたけれど、
あとは基本的に、脳が命令するままにタイピングをした。

「スチール缶の幼虫」という言葉は、"型"としてはありきたりだ。
「AのB」の「A」と「B」に関連性の極めて低いものを配置する方法。
例として、以下のようなものが挙げられよう。

・カンガルーの金銭感覚
・横断歩道の空腹具合
・サラリーマンの固有振動

植物的事象/人間的事象/動物的事象/物質的事象、等々の要素を、
重複しないように当て嵌めるだけで、何だか良く分からない言葉ができる。

ただ、「鋼の心臓」や「大地の鳴声」のように、
組み合わせ次第で印象的な言葉として機能する場合もある。

フリーお題になると、「意味不明なことを書けば良い」と思ってしまう。
だが、これはどうにも、良くない志向かもしれない、と感じている。
次にフリーお題に臨むときは、違ったタイプのネタを見せたい。

2011年5月14日土曜日

第1524回

第 1524 回のお題 (出題:風の迷路)
15の夜はバイク盗んでいたそうですが
45の夜は何をしてましたか?


[116位]ジャスティス智彦

言葉のナイフで息子を刺した

31.78 pts [42.60](24.84%) Rate:29.61Down...
現在のレート:約1984.44(壊滅的な減少。修復への道、険し)


このネタを思い付いたとき、何かが脳内に溢れる感触があった。
その時は、その何かを「いける感じ」や「期待感」だと思っていたが、
投稿期限を過ぎてから、溢れていたのは「勘違い」だと気が付いた。

巧い感じを出そうとしているが、何も巧くない。
息子というありきたりな言葉をありきたりに使っている。
言葉のナイフというキーワードが活かされていない。

……と、反省点の数々を容易に挙げることができるのだが、
その一方で「そんなに酷くはないんじゃないか」と思う部分もある。

若かりし頃は、バイクを盗むという直接的な悪意。
歳をとってからは、言葉による過度な叱責という間接的な悪意。
そう、このネタは、人間の本質的な成長のなさを表わしている。

どれだけ歳を重ねようと、キャリアや経験を積もうと、結果を出そうと、
人間としての個人に宿っている"核"たるものは、磨かれない場合が多い。

ふとした瞬間に、虚飾に満ちた表面部が剥離し、
その人間の愚かさや拙さが垣間見える。

3桁の順位を取るとは、そういうことだ。

だが、嘘もつき続ければ本当になる。
虚飾も塗りたくれば本質は隠れて消える。

そして今日も、本当の実力を誤魔化しながら生きていく。
本物のフリをすることに疲れた瞬間、本物は遠ざかる。

その真実に怯えながら、飾り物の牙を懸命に磨いていこう。
つくり物のナイフで、採点者の心を刺していこう。

2011年5月13日金曜日

第1523回

第 1523 回のお題 (出題:アナルホッケー)
d1523.jpg
写真で一言

style="color: rgb(255, 0, 0); ">[61位]ジャスティス智彦

格好良くヒマワリの種を割る

36.65 pts [51.15](57.45%) Rate:9.76Down...
現在のレート:約2014.05(地味に手痛く減った。やはり2000台は厳しい)


自信があったかなかったかで言えば、前者だ。
ただ、程度としてはそれほどの域では決してなく、
「明日もきっと晴れるよね」レベルの期待感。

しかし、こうして改めて投稿ネタを見てみると、切れ味が鈍い。
「普通なような少し気の利いたような」ぐらいの煮え切らなさ。
まあそれほど低い点は付けなくてもいいや、という印象。

画像の下を想像する、というアプローチは悪くなかったはずだ。
ただ、「ヒマワリの種」というアイテムがあまりにも簡素すぎた。

「何かの為にわざと落ちている」というネタは幾つか見られた。
そして、同様のアプローチで数段上の発想があった。

[6位]パラドクス的なね
スヌーズごとに落ちて起こす


上記のネタが、それである。
「画像の下の想像」と「何かしらの目的を持った落下」。
この2つの要素を含む点で、僕のネタに近しく思う。

ただ、具体的なネタへと落とし込むところで、相当な差が出ている。
「スヌーズ」という言葉と、ハムスターの数とのマッチ具合も良い。

センスというか、発想の質というか、そういうところが違うのだろう。
これは悔しくもあるし、素直に感心したという気持ちもある。

すべてが主観的評価で成り立っているように思いつつも、
「正解もあるんだな」ともたまに思えるのは、非常に楽しい。

2011年5月7日土曜日

第1522回

第 1522 回のお題 (出題:愛染 翔子)
医者が思わず「帰れ!」と叫んだ診察患者の一言


[12位]ジャスティス智彦

和尚様「およしなさい、私に聴診器をあてても念仏しか聞こえませんよ」

46.02 pts [63.77](91.73%) Rate:10.61Up!!

現在のレート:2023.81(なかなか増。このまま最高レートを更新したい)


今回は、便利なテンプレートに頼った。
『○○○「~~~」』という、言い手を明確化する手法だ。

お題を見て考えたのは、言い手不明状態の一般的な一言よりも、
言い手が明確化された状態での、その言い手に固有な一言のほうが、
読み手(採点者)にネタの意図が伝わりやすいだろう、ということだ。

「誰かの一言」ではなく「和尚様が言った和尚様ならではの一言」。
このほうが、お題で提示された状況に沿いやすく、ネタも書きやすい。

早々からこのテンプレートの使用を決定したので、楽にネタが書けた。
結果としてなかなか高順位を取れたので、うまくいったかな、と思う。

「およしなさい」か「おやめなさい」かで幾分悩んだ。
しかしあまり差がないと思い、悩むのをやめた。

「聴診器」という言葉を使うことにやや抵抗を感じた。
「医者」⇒「聴診器」が短絡的過ぎるように思えたからだ。

ただ、あくまでネタを補助するアイテムに過ぎないので、
これひとつで台無しになることはないだろうと判断した。
「ありきたり」と「分かりやすさ」は紙一重のところにある。

ここのところ、なかなかに調子が良い。
だが、うっかりするとすぐレート2000を切ってしまう。
石橋を叩いて渡るように、気を引き締めていきたい。

2011年5月6日金曜日

第1521回

第 1521 回のお題 (出題:system)
d1521.jpg
写真で一言

[43位]ジャスティス智彦

彼女のビーチサンダルは我々が守る


38.44 pts [53.63](72.55%) Rate:0.56Down...
現在のレート:約2013.20(微減。冷やっとする)


最近、画像お題が多いように思う。
第1513回、第1517回、第1519回、そして今回(第1521回)。
ここ10回のうち4回が画像お題なのだから。

以前に比べればはるかに苦手意識は軽減しているけれど、
「悩む」という意味ではすんなり対処できていない。

それでも、今回のお題は比較的やりやすかった。
何か勢いよく台詞を言わせれば大丈夫、という類だろう。
もちろん何を言わせるかが難しい。

鋭い発想が出てくればよかったのだけれど、そうはいかなかった。
したがって、適当な言葉を選び、それを基礎としてネタを書いた。

「ビーチサンダル」は、好きな言葉だ。
「ハーフマラソン」と同じくらい好きかもしれない。

「この言葉を使おう」と決め打ちしてネタを書くと、話が早い。
「守る」という動詞は、画像との親和性が高いだろうと判断。
「我々」という表現も、同様の理由で使うことにした。

「ビーチサンダル」「守る」「我々」で大方の材料が揃ったわけだ。
あとは「彼女の」という言葉を付けて、完了。

対画像お題のアプローチとしては、邪道とも言える。
画像とは関係の無い言葉を軸にして思考をしているからだ。
しかし、邪道であっても外道ではないので、大丈夫。

ネタは、どのように考えても良い。
ここは、過程が問われるような世界ではない。

第1521回採点感想

第 1521 回のお題 (出題:system)
d1521.jpg
写真で一言

例によって、10~15回に1回というペースを守るべく、採点をした。
ちょうど画像お題の採点をしたかった、ということもある。

お題画像について、客観的に観察しよう。

決起集会、というイベントだろうか。
名立たる政治家が並んでおり、拳を突き上げている。
「えいえいおー」と呼ばれている動作・儀式の瞬間だろう。
何かの決定や意思表示に勢いを付けている、と見て取れる。

さて、皆々はこれをどうネタ化したのか。
どういったボケ要素を盛り込んだのか。
どのような独自解釈を当て嵌めたのか。

採点および微調整の結果、
分布は概ね以下の通りになった。

1点(2.1):約10%
2点(3.1):約50%
3点(4.2):約30%
4点(5.4):約10%
5点(6.7):僅少
6点(8.2):僅少

※実際につく点数は括弧内の値

高い点を入れたものが、概ね上位に集まっていた。
他の採点者との感覚的ズレがあまりなかった、ということだろう。

一方、カブリが多く見られたため、1点もやや多めに付けた。
分かりやすい画像お題だと、カブリも多い気がする。

さて、他に書くことが浮かんでこない。
こういうときは大人しくタイピングをやめよう。
余計なことをしようとすると、得てして失敗するものだ。

2011年5月2日月曜日

第1520回

第 1520 回のお題 (出題:アナルホッケー)
八百屋がいつもより張り切ってる理由

[21位]ジャスティス智彦

今日の下着は勝負レタス

3.53 pts [62.26](88.37%) Rate:9.04Up!!

現在のレート:約2013.76(ぼちぼち増加も、油断は禁物)


あまりパワーのないネタだったように思う。
型にも、内容にも、突出した斬新さは見られない。

それでもなかなかに良い順位を取ることができた。
また好調の波が押し寄せてきているのかもしれない。

「レタス」という具体的な野菜をネタに使った。
これが良いのか悪いのか、少々悩んだ挙句の決断だ。

お題に「八百屋」という文言が入っていた場合、
ネタの中に野菜を出して良いのかどうかは微妙なところ。
短絡的とも言えるし、そういう勝負だとも言える。

ありきたりは避けたい、という考えは、強くある。
誰でも思い付きそうなことに、それほどの価値は見い出せない。
ただ、そのラインの見極めは非常に難しい。

誰も書きそうにないネタを書くのは、実はものすごく簡単だ。
全然関係のないことや、意味の分からないことを書けばいい。
しかし、そうしたネタにも、やはりまったく価値はない。

遠くにありながらも、引き寄せる力を持つネタ。
近くにありながらも、引き離す力を持つネタ。
そうしたネタにこそ、面白さ、あるいは、すごさが宿る。

誰にでも届いて、誰にも届かないネタ。
そんなネタが書けたら、きっと最高に気持ち良いだろう。