2011年3月24日木曜日

第1500回採点感想

第 1500 回のお題 (出題:べとん)
久しぶりに分度器を使用した理由

100の倍数回に訪れる御祭、50人採点。
これを見逃す手はなく「我も」と採点をした。

お題は、「道具系」と「理由系」の複合パターン。
つまり「道具をどう使うか」と「それはどうしてか」を答える。
分度器、という局所的な道具が題材なので、難易度は高いように思う。

さて、皆々はこれをどうネタ化したのか。
どういったボケ要素を盛り込んだのか。

採点および微調整の結果、
分布は概ね以下の通りになった。

1点(2.2):約10%
2点(3.1):約45%
3点(4.0):約35%
4点(5.1):約10%
5点(6.2):僅少
6点(7.4):僅少
7点(8.7):僅少

※実際につく点数は括弧内の値

「かまぼこ」ネタには余すとこなく1点を付けた。
著しい量のカブリが見られたし、普通すぎるからだ。
斬新なものがあればその限りではなかったのだが。

高い点数を付けたものが、概ね上位に入っていた。
「おもしろ」感覚のズレがないと解釈でき、安心できる。
ちなみにこれについては、データにもよく表れていた。

この回の「採点者傾向分析」を見てみると、
僕と全体との採点相関が、50人中最も高くなっていた。
��値は「0.68」で、各採点者と全体との相関の平均は「0.42」)

50人採点によって出された結果は、
通常時の10人採点に比して、客観性が高いと言える。

そこにおいて「採点者全員の平均をとった仮想的な採点者」と僕とが、
高い相関を見せたことは、僕自身が平均的感覚を有することを意味する。

それがただちに「面白いネタが書ける」ということには繋がらないが、
少なくとも「ネタボケにおいて何が面白いとされているか」という点は、
なかなかに理解ができてきている、と言ってしまっていいかもしれない。

色々と面白いデータを見ることができ、楽しかった。
採点は、勉強や感覚調整をする良い機会だ。

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