2011年3月16日水曜日

第1497回

第 1497 回のお題 (出題:system)
握力が1000kgある人の悩み


[11位]ジャスティス智彦

ジグソーパズルをやるとピースがどんどん増えていく

47.11 pts [65.52](93.42%) Rate:14.65Up!!

現在のレート:1920.32(どこまで続くのか、この上昇気流)


もう一歩で入賞、という高順位。
手応えのあるネタだったので、やや悔しい。

それでも、好調は続いている、と判断できる。
そういうネタを発想し、表現できる状態が継続しているわけであり、
実際の結果(点数、順位)にもそれがきっちり反映されているのだから。

レートは1920を越えた。
まだ2000までは遠いが、心拍数は上がってきている。

今回のネタは、「ド」が付くほどの直球勝負だ。
「すごい握力」→「握ったものが崩れる」という単純な発想が基礎。
それをどういった題材に当て嵌め表現するのかが力の入れどころだった。

ジグソーパズルは、頭の中から引き出した題材ではない。
家の中にあったものが視界に入り、「これだな」と感じた結果だ。
そのとき身の回りにあったものをネタに取り入れることは少なくない。

お題の中にある「1000kg」という数字は、考慮するかどうか悩んだ。
具体的に「1000kgの握力」をネタの中で表現するわけではないが、
例えば以下のような感じで、匂いだけでも取り入れる案もあった。

・何ピースのジグソーパズルでも、やり始めると1000ピースになる

これでは説明臭いし、「1000」という数字を使っているだけであり、
それがネタとしての切れ味を増幅させることに何ら機能していない。
そう思って、「1000」は無視し、シンプルにしたのが投稿したネタだ。

「こだわり」や「流儀」のようなものを持つことは大事だと思うが、
時としてそれは、自分だけにしか意味をなさない余計なものになり得る。

スタイルを捨てることをも含有させたスタイルこそが、
臨機応変に、そして継続して良ネタを産出し続ける秘訣かもしれない。

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