2011年3月31日木曜日

第1506回

第 1506 回のお題 (出題:system)
UFOがコソコソしてる本当の理由

[22位]ジャスティス智彦

ご飯を炊くときだけ本気で光る

42.00 pts [58.49](84.33%) Rate:7.03Up!!

現在のレート:2002.03(ぼちぼち増加で、あっさり2000に到達)


今回のネタは、それほど時間をかけず、適当な感じに書いた。
初めに「本気で光る」という言葉を思い付いたのが、大きかった。
これを使えば、まあ悪い順位にはならないだろう、という感触があった。

「本気で光る」という言葉に、何をくっ付けるか。
それを思考した結果、以下のような候補が出てきた。

・本気で光ると世界中のサングラスが同時に割れる

・本気で光ると世界中のご飯が同時に炊ける

・本気で光るといじめっ子が彗星投げてくる

・ご飯を炊くときだけ本気で光る

・ごちそうを食べるときだけ本気で光る

前回(第1505回)、ピノキオで、少しやり過ぎた感じがあったので、
今回は、比較的大人しいタイプのネタを選択することにした。
こうした過程と考えを経て、投稿ネタに至ったわけである。

さて、ネタ云々よりも、余程重要なことがある。
そうつまり、なんというか、まあその……


祝!! レート2000達成!!!


嬉しすぎる。
本当に嬉しい。
最高に嬉しい。

やったー!
いぇーい!
やっほーい!

とりあえずここまで。
この喜びについては、後程追記。

2011年3月30日水曜日

第1505回

第 1505 回のお題 (出題:風の迷路)
天井が迫ってきているけどどうしましょう?


[6位]ジャスティス智彦

仰向けのピノキオに「怖くないよ」と言わせて鼻をぐいぐい伸ばす

48.08 pts [68.38](96.77%) Rate:21.22Up!!

現在のレート:1994.99(ぐいっと増加。2000達成は秒読みか?)


いやはや、またもや入賞することができた。
少し順位の波が荒くなってきたが、基本的には好調すぎる。

最近、入賞率がかなり高い。
長い間5%ぐらいだったように思うが、
最近は10回に1~2回は入賞できている気がする。

やはり、きちんとネタ作りをすることが重要なのだろう。
以前よりも意識的に、しっかりとネタをつくっていることが、
好調の継続であったり、入賞率の向上にダイレクトに影響している。

この回のネタも、色々考えてつくり上げた、まあまあの自信作だ。
多少「やりすぎ感」があったのだが、大丈夫だったようだ。

アプローチとして、「下から上に」という構図が挙げられる。
下がってくる天井に対抗する形で、床側から何をどう上げていくのか。
それを思考の出発点として、様々なものを発想していった。

窮屈さも別段感じず、色々なアイデアが生まれた。
投稿したネタ以外には、以下のような候補があった。

・笛を吹いて壷から蛇を出す

・緊迫度を棒グラフにして受け止める

・ポーカーの賭け金をどんどん積み上げる


実は、上2つ、特に「棒グラフ」は、相当お気に入りだった。
しかし、過去ネタを調べるうちに、以下のようなものが見つかった。

第 1075 回のお題 (出題:オレカエル)
木の上から降りられなくなった猫を降ろしてあげてください

[5位]MA
根元に棒グラフを置いて業績を伸ばす

[77位]オレカエル
ヘビ使いが笛吹くとニョロニョロッとした縄梯子が猫に忍びよる

「棒グラフ」という言葉を使ったネタはネタボケ内だけでも幾つもあり、
「ヘビ使い」という存在もネタに利用されることが多いように思うのだが、
お題のシチュエーションが似ているので、僕は躊躇いを感じた。

これで「パクリ」になることはないとは思ったのだが、
何となく胸に痞えを感じて、「ヘビ使い」と「棒グラフ」は却下した。
ピノキオを使おうと考えたのは、この後のことだ。

無論「ピノキオの伸びる鼻」も大喜利では頻出なのだが、
今回のお題は、なかなかの使いどころなのでは、と思った。
「仰向けのピノキオ」という発想も、過去ネタには見られなかった。

結果として、狙いがうまく嵌まった、と言えるだろう。
表現も、わりとすっきりまとめられたのではなかろうか。
多少「怖くないよ」の部分を迷ったのだが、まあよしとした。

斬新な解答を用意して上位を取ることも嬉しいが、
こういう小賢しい策が巧くいくのも、気持ちが良い。
どちらかに偏りすぎず、バランスをとっていきたい。

2011年3月29日火曜日

第1504回

第 1504 回のお題 (出題:☆ぶんじろう)
「あ、今この瞬間ムダな時間だ」
何してた?


[11位]ジャスティス智彦

胴体だけで耳鼻科に行った

47.71 pts [66.00](92.70%) Rate:12.69Up!!

現在のレート:1973.77(なかなかに増加。1950~2000の攻防)


惜しくも入賞を逃したが、高順位。
前回が3桁だったので、早期のリカバリーは嬉しい。

自由度の高いお題では、狙いが外れてスベるリスクも高い気がする。
そんな中で、きっちり点数を取れたことには、満足して良いだろう。

投稿したネタは、わりとすんなり思い付いた。
「耳鼻科」という言葉は好きである。
「耳鼻咽頭科」では、長すぎて切れ味が落ちる。

表現の点で、迷ったことがある。
以下の2つのうちの、どちらを採用するか、だ。

・胴体だけで耳鼻科に行った

・胴体だけを耳鼻科に行かせた

迷いの理由は、「思考の所在」を考えたからだ。
胴体には頭がないので、「行く」という能動は不可能だ。
別の場所にいる「頭」が、胴体を「行かせる」のが、正しい気がした。

ただ、そもそも「胴体だけで耳鼻科」が有り得ないことなので、
文章として歯切れがよく読みやすいほうを採用することにした。
この判断をしていなければ、読みづらさの所為で30~40位程度だったやも。

あまり細かいことを考えすぎるのは、良くない。
論理や常識よりも、響きや歯切れが重要視される局面も多々ある。
人の心を捉える為には、「頭」だけでは不十分だ。

2011年3月28日月曜日

第1503回

第 1503 回のお題 (出題:オレカエル)
地蔵を倒したらこんな祟りにあった


[111位]ジャスティス智彦

連日連夜、お坊さんと手を繋いで夕方の浜辺を歩く夢


33.20 pts [45.36](35.29%) Rate:22.37Down...
現在のレート:1961.08(ガクッと減少。遠のく2000)


スベった。
とても分かりやすく。
確かにそうだと言えるレベルで。

3桁順位は、第1482回以来。
実に20回以上もの間、疎遠だった。
やあ、久しぶり。君には二度と会いたくなかったよ。

致命傷、というわけでもない。
しかし、ここにきてのレート22.37Downはややきつい。
前回(第1502回)が1位だっただけに、勿体無さがある。

さて、この回に投稿したネタは、個人的に、わりと好きな類だ。
発想し、表現した時、「良いかも」という感覚があった。
どうもまだ、自分の手応えとやらは信頼性が低いらしい。

他にも候補が沢山あった。
最終候補以外のものも含めて、以下に載せる。

・自宅のトイレに地蔵が詰まる

・おっとっとに小さい地蔵が紛れてる

・地蔵ドアに挟まる

・お気に入りのシャツを地蔵に貸したら破かれた

・ドレミファソラジゾウ

・バイトしようと思ってた店が僧侶しか募集してない

・クラスに僧侶が3人転校してきた

・タモリ「地蔵、倒されたらしいね」
 観客「僧侶ですね」

・連日連夜、お坊さんと手を繋いで夕方の浜辺を歩く夢


途中、だいぶ「僧侶」に引っ張られている。
「僧侶」は「お坊さん」に比べ、職業色が強い気がする。

ドラクエ的な「僧侶」もあるので、ネタに使うのは避けよう、と判断した。
言葉から連想されるイメージに幅がありそうなものは、危険性が高い。

もう少し、良い順位でもいいんじゃないかな、とは若干思う。
長ったらしいという欠点もあるが、画的には雰囲気がある気がするのだが。

まあでも、人間万事塞翁が馬。
予期しようもなく、良い事も悪い事も訪れる。
しっかり切り替えて、前に進んでいこう。

2011年3月26日土曜日

第1502回

第 1502 回のお題 (出題:風の迷路)
「こいつ冷静だなあ」と思わせる一言


[1位]ジャスティス智彦

そのダンスは危険すぎる、念のため病院の前で踊ろう

54.33 pts [78.40](100.00%) Rate:37.94Up!!

現在のレート:1983.45(激増。さらりと1950突破。2000近し)


久しぶりにきたね、表彰台の一番高い所。
第1417回以来、通算5回目。
短文での1位は、第1263回以来。

「このネタで?」と、正直思った。
自分では、あまりしっくりきていなかった。
最近の中では、自信のないまま出したネタの筆頭だ。

もちろん、ほとんど毎回投稿しているわけであり、
かつ今は調子が良い状態がずっと続いているわけだから、
うっかり1位が取れてしまうこともあるだろう。

しかしそれでも、今回のネタでそれをなしたことには、相当に驚く。
自分の制御できないところにネタが独り歩きした感じもあり、
「想定外に良い順位すぎる」ことに、どことない不安すら覚える。

素直に喜びたいところだが、そうもいかない心境でもある。
この回のことは、あまり引き摺らないほうが良いかもしれない。

さて、ネタを投稿するまでの経緯についても触れよう。
今回は、自信がないながらも内容はある程度すぐ固まり、
どういう書き方でその内容を表現するか、という点で少し迷った。

「病院の前で危険なダンス」という内容の表現。
具体的には、以下のような候補があった。

・怪我しそうだから病院で踊ろう

・念のため、新しいダンスは病院の前で踊ろう

・危険なダンスが完成した、さっそく病院の前で踊ろう

・そのダンスは危険すぎる、念のため病院の前で踊ろう


結果的に一番下を採用したわけだが、このあたりの基準は感覚的だ。
もう一度選び直せるとしても、やはり一番下を選ぶだろう。

こうして振り返ってみると、自信がなかったという割には、
いつもよりは迷い少なく投稿ネタを完成させているようにも思える。

すんなり決まれば良いネタ、ということは言えないだろうが、
ぐるぐると考えなかった分、調子の良さが色濃く反映されたのかもしれない。

さあ、次の1位はいつになるだろうか。
目標は、第1550回までに、としておこう。

第1501回

第 1501 回のお題 (出題:風の迷路)
家族会議のしょうもない議題

[33位]ジャスティス智彦

地下牢のお兄ちゃんに歌ってほしいJ-POP

38.25 pts [53.25](71.43%) Rate:0.52Up!!

現在のレート:約1945.50(激微増。依然としてもうすぐ1950)


この回は、いわゆる「フリーお題」だった。
何かしらの面白い言葉・文章を書けば、ほぼOK、というもの。

気楽さはあるかもしれないが、これはこれで難しいと思う。
ある程度縛りがきつかったほうが、手掛かりが多い気もする。

ネタを書くとき、「家族」を意識した。
家族的な要素を含む議題にしよう、と。

「世間には隠しているもう一人の家族」という設定は好みだ。
すごく怪しい感じがするし、大袈裟加減が素敵だ。
「地下牢」という言葉(場所)も、空気や雰囲気が魅惑的だ。

そんなわけで、「地下牢にいるもう一人の家族」を軸とした。
そこから、以下のようなネタを書いていった。

style="color: rgb(255, 0, 0); ">・地下牢のお兄ちゃんが剣玉すごい上手になってる件

・地下牢のお爺ちゃんが腕相撲すごい強くなってる件

・地下牢のお爺ちゃんに育ててほしい野菜

・地下牢のお兄ちゃんに与えてもいい駄菓子

・地下牢のお兄ちゃんに歌ってほしいJ-POP

・地下牢のお姉ちゃんに弾いてほしいピアノソナタ

・地下牢のお婆ちゃんに読んでほしい絵本

最終的に、「J-POP」と「地下牢」の相性を気に入り、採用した。
歌っているのは「お兄ちゃん」でなくても良かったのだが、
そうであってはいけない理由もまったくなかったので、そうした。

この家では、どこからともなく歌が聞こえてくる。
それは、地下牢のお兄ちゃんの歌声だ。
他の家族は、歌ってほしい曲をリクエストしている。

犯罪的だが、平和的。
どこの家庭にも、不思議な魅力がある。

2011年3月24日木曜日

第1500回採点感想

第 1500 回のお題 (出題:べとん)
久しぶりに分度器を使用した理由

100の倍数回に訪れる御祭、50人採点。
これを見逃す手はなく「我も」と採点をした。

お題は、「道具系」と「理由系」の複合パターン。
つまり「道具をどう使うか」と「それはどうしてか」を答える。
分度器、という局所的な道具が題材なので、難易度は高いように思う。

さて、皆々はこれをどうネタ化したのか。
どういったボケ要素を盛り込んだのか。

採点および微調整の結果、
分布は概ね以下の通りになった。

1点(2.2):約10%
2点(3.1):約45%
3点(4.0):約35%
4点(5.1):約10%
5点(6.2):僅少
6点(7.4):僅少
7点(8.7):僅少

※実際につく点数は括弧内の値

「かまぼこ」ネタには余すとこなく1点を付けた。
著しい量のカブリが見られたし、普通すぎるからだ。
斬新なものがあればその限りではなかったのだが。

高い点数を付けたものが、概ね上位に入っていた。
「おもしろ」感覚のズレがないと解釈でき、安心できる。
ちなみにこれについては、データにもよく表れていた。

この回の「採点者傾向分析」を見てみると、
僕と全体との採点相関が、50人中最も高くなっていた。
��値は「0.68」で、各採点者と全体との相関の平均は「0.42」)

50人採点によって出された結果は、
通常時の10人採点に比して、客観性が高いと言える。

そこにおいて「採点者全員の平均をとった仮想的な採点者」と僕とが、
高い相関を見せたことは、僕自身が平均的感覚を有することを意味する。

それがただちに「面白いネタが書ける」ということには繋がらないが、
少なくとも「ネタボケにおいて何が面白いとされているか」という点は、
なかなかに理解ができてきている、と言ってしまっていいかもしれない。

色々と面白いデータを見ることができ、楽しかった。
採点は、勉強や感覚調整をする良い機会だ。

2011年3月22日火曜日

第1500回

第 1500 回のお題 (出題:べとん)
久しぶりに分度器を使用した理由

[14位]ジャスティス智彦

沼から出てきた時と同じ傾きで沈まないと実家に帰れない

219.38 pts [63.63](92.35%) Rate:13.93Up!!

現在のレート:1944.98(なかなか増。もうすぐ1950)


記念すべき第1500回。
「目指せ入賞、あわよくば表彰台」を掲げたが、結果は14位。
悪くはないが、惜しい位置なだけに、残念な気持ちもある。

今回のお題には、特筆すべき難しさが感じられた。
「分度器」というピンポイントの道具が題材であり、
さらには「久しぶりに」という付帯条件があったからだ。

とは言え、基本的には、「久しぶりに」は無視して良さそうだった。
すなわち「分度器はこんなところにも使える」というお題に変換可能。
もっとも、これでもまだ、十分に難しいのだけれど。

分度器の機能は、「角度を測る」という一点のみだ。
そして、道具自体は、透明(半透明)の半円形が一般的である。
この「機能」か「形状」を、うまくネタに繋げることが求められる。

僕は、ストレートに、「機能」で勝負することに決めた。
そこから色々考え、下記の投稿したネタを仕上げていった。

・沼から出てきた時と同じ傾きで沈まないと実家に帰れない

ポイントは「実家が沼の中にある」というところ。
沼から上京のように出てきた何者かが、実家に帰ろうとしている。
しかし、出てきた時と同じ角度で沈まないと(潜らないと)帰れない。

……といった感じのネタだ。
ちなみに「実家に帰れない」という文言を使ったのは、
お題の「久しぶりに」という付帯条件を意識してのことだ。

僕の認識では、「実家に帰る」という言葉(行為)には、
「久しぶり」感がほんのり含まれている、という気がする。
一般性の多寡は分からないが、そこまでズレてはないだろう。

面白さを削ぎ落してまで、お題に完璧に沿う必要はないと思うが、
やはりお題で提示された条件は、出来るだけ完全に消化したい。

次は第1501回。その次は第1502回。
気を抜かず、しかし気を張らず、良いネタを書いていこう。

2011年3月21日月曜日

第1499回

第 1499 回のお題 (出題:アナルホッケー)
「こんなんだからうちのバスケチームは弱いんだよ…」と思った理由

[66位]ジャスティス智彦

打ったシュートが全部自分のリーゼントに当たってる


38.01 pts [52.33](63.48%) Rate:4.24Down...
現在のレート:1931.06(少々減少。ここからが正念場)


連続レート上昇は「8回」でストップ。
8回中7回は二桁上昇という、猛ラッシュだった。

1800台を駆け抜け、今はもう1950に届きそうな位置。
ここらで軽く減らしておかないと罰が当たりそうな好調ぶりだ。
��負け惜しみなんかじゃないやい)

ただ、今回のネタは、そこそこの自信作だった。
やや弱いような気もしていたが、うまくまとめられた感覚はあった。

今回もレートを15程上げて、1950前後にもっていく。
そして次回(第1500回)に1位をとり、レート2000に到達。
皮算用だと理解しつつも、そんなアホらしい妄想をしていた。

しかし結果は、「ややスベり」といったところ。
僕の頭の中に描いた「面白い絵面」がうまく伝わらなかったのか。
それとも、伝わってはいるが面白いとは思われなかったのか。

投稿ネタを選定する段階では、以下のような候補があった。

1.打ったシュートが全部自分のリーゼントに当たってる

2.骨折した箇所のギプスを「せーの」で外す遊びに夢中

3.合体が下手なので、全員の身長を足した人間になれない


実は最初は、「2.」か「3.」にしよう、と思っていた。
そして、しばらく悩んだ挙句、結局「1.」を採用することにした。

明確な基準や理由は、ない。
段々と「1.」が面白いような気がしてきた、というだけ。
バカっぽいし、絵面も想像しやすいのではないかな、と。

もしかしたら、ここに落ち度があったのかもしれない。
採点者は、長い間同じネタを注視しない可能性が高いからだ。
必然的に、「だんだんと面白く感じられるネタ」は弱い。

「ネタの瞬発力」とでも言うのだろうか。
ひと目見ただけで面白さが広がる、そんなパワー。

「リーゼント」という言葉は、瞬発力に繋がりにくいのかもしれない。
よくよく考えてみると、最早笑いがとれる単語ではないようにも思える。
次にカタカナ語を使う時は、その辺りにも気をつけたい。

次回、ネタボケ第1500回記念。
目指せ入賞。あわよくば表彰台。

2011年3月19日土曜日

第1498回

第 1498 回のお題 (出題:system)
d1498.jpg
写真で一言


[12位]ジャスティス智彦

東とか西とかでボール蹴んないで

47.00 pts [66.99](94.42%) Rate:14.98Up!!

現在のレート:1935.30(なかなかに上昇。好調キープ)


もう二歩で入賞、という高順位。
手応えは微妙なネタだったので、かなりホッとした。

画像お題。
苦手意識は幾分和らいでいるが、
得意と言えるレベルでは到底ない。

サッカーのアルゼンチン代表。
左側がメッシ、右側はエインセだと思われる。
後ろに観客も写っているいるが、ピントは手前にある。

二人の選手が向かい合っているのだが、
元々どういうシーンなのか、ということが定かでない。

ゴールシーン直後で、これから抱き合って喜ぶのだろうか。
メッシがエインセに対して何かしらの注意をしているのだろうか。

エインセが喜んでいる、という解釈は完全な多数派だと思う。
口元がにやけているし、目尻も弛緩しているように見える。

問題はメッシのほうだ。
��サッカーの批評をしているような文だが、まるで違う)
怒っているのか、喜んでいるのか、どうにも判然としない。

しかしながら、こうも微妙な表情だと、恐らく採点者の皆々様も、
メッシの「喜怒哀楽」を幅広く捉えてくれるだろうことが予想された。
したがって、ネタを書く上では、好きな解釈を適用しても良さそうだった。

僕は、メッシは「怒」で、エインセが「喜」であると捉えた。
失礼ながらエインセの表情が馬鹿っぽい感じに見えたので、
その点をうまくネタに盛り込み、ストーリィを形成しようと考えた。

「間違ったことをしたのに喜ぶエインセと、それを注意するメッシ」
それが、今回、僕がネタを書いていく上で最初に決めた基礎設定だ。

そこからは比較的すんなりと決まった。
サッカーなので、「ボールを蹴る」という語句を投入。
基礎設定と繋いで、「間違ったところにボールを蹴るエインセ」とする。

次に、「間違ったところ」をどう表現するか考える。
わりと単純に、「東西南北」を当て嵌めることに決定。
「東西南北という謎の基準でボールを蹴るエインセ」という像が完成。

あとは、それをそのまま「メッシ側の台詞」に変換。
「AとかBとか」というテンプレートとの相性も考慮。
「蹴らないで」ではなく、より口語的に「蹴んないで」を採用。

こうして「東とか西とかでボール蹴んないで」になったわけだ。

そう、なったわけだ……が、納得はしていなかった。
ネタが書けたことと、それが面白いかどうかは、別の話だからだ。
正直なところ、「このネタで大丈夫だろうか」という不安が大きかった。

そこで、以下のような、他のネタも色々と書いてみた。

・相手チームの芝生食べちゃ駄目って言ったでしょ

・ゴールネット食べちゃ駄目って言ったでしょ

・なんでハーフタイムに日焼けサロン行ったんだよ

・北とか南とかを基準に動かないでくれ

・どうせならこっちの芝生を食べてくれ

・何で自転車で来ないんだよ


そして、悩んだ。ものすごく悩んだ。
最後は「もうこれでいいや」的に決めた。

結果は、12位。大いに満足だ。
前回(第1497回)の11位と順位は近いが、意味は大分違う。

高順位で安定しているように見えて、
不安定な道を進んでいる感覚と隣り合わせだ。
自信を持ってネタを出し続けられる「真の好調」には至らず、か。

2011年3月16日水曜日

第1497回

第 1497 回のお題 (出題:system)
握力が1000kgある人の悩み


[11位]ジャスティス智彦

ジグソーパズルをやるとピースがどんどん増えていく

47.11 pts [65.52](93.42%) Rate:14.65Up!!

現在のレート:1920.32(どこまで続くのか、この上昇気流)


もう一歩で入賞、という高順位。
手応えのあるネタだったので、やや悔しい。

それでも、好調は続いている、と判断できる。
そういうネタを発想し、表現できる状態が継続しているわけであり、
実際の結果(点数、順位)にもそれがきっちり反映されているのだから。

レートは1920を越えた。
まだ2000までは遠いが、心拍数は上がってきている。

今回のネタは、「ド」が付くほどの直球勝負だ。
「すごい握力」→「握ったものが崩れる」という単純な発想が基礎。
それをどういった題材に当て嵌め表現するのかが力の入れどころだった。

ジグソーパズルは、頭の中から引き出した題材ではない。
家の中にあったものが視界に入り、「これだな」と感じた結果だ。
そのとき身の回りにあったものをネタに取り入れることは少なくない。

お題の中にある「1000kg」という数字は、考慮するかどうか悩んだ。
具体的に「1000kgの握力」をネタの中で表現するわけではないが、
例えば以下のような感じで、匂いだけでも取り入れる案もあった。

・何ピースのジグソーパズルでも、やり始めると1000ピースになる

これでは説明臭いし、「1000」という数字を使っているだけであり、
それがネタとしての切れ味を増幅させることに何ら機能していない。
そう思って、「1000」は無視し、シンプルにしたのが投稿したネタだ。

「こだわり」や「流儀」のようなものを持つことは大事だと思うが、
時としてそれは、自分だけにしか意味をなさない余計なものになり得る。

スタイルを捨てることをも含有させたスタイルこそが、
臨機応変に、そして継続して良ネタを産出し続ける秘訣かもしれない。

2011年3月11日金曜日

第7幕

幕の内カップの予選リーグ第3試合目の結果が出た。
これをもって、予選リーグの最終結果が出たことになる。

僕らが所属しているM組は、以下のようになった。

maku-M-final.png

1位:正義は勝つ!
2位:明日がくれた、好き

3位:サムライチョップはパンチ力(デジタル)
4位:海坊主のかなしい泣き声が聞こえるんだ

※順位に支配的な要素順:勝点 > 本数 > 直接対決勝敗 > 得失点計

僕ら「正義は勝つ!」チームは、リーグ最終戦を5-0で勝利し、
「M組1位で予選通過」という素敵な結果を迎えることができた。

勝ちに拘りつつも、各自の正義は曲げなかった。
そしてその上での、「5」という最高本数獲得と、勝利。

嬉しい。
これは本当に嬉しい。

決して「危なげない」とは言えない戦いぶりだったけれども、
取り敢えずは、この結果だけを見ての感情を発露させたい。

良かった。本当に良かった。
嬉しい。まだ戦えることがこんなにも嬉しい。

軒並み低い下馬評、名を馳せる強い対戦相手、会議室に溢れる下ネタ。
そんな状況の中、皆で掴み取った決勝トーナメント進出の切符。

これを喜ばずして、何を喜ぶ?

何を勝利から得る?
何故に正義を掲げる?
何の為に大喜利をする?

さて、ここらで感情的な記述は終わり。
いつまでも余韻に浸っていられるような状況ではない。

決勝トーナメントの初戦(シードなので2回戦)の相手が、確定している。
そのチームの名は.......「七分袖モダンガール」だ。

強豪揃いのH組を3勝0敗で突破した、勢いのある集団。
構成メンバは以下の通り。

先鋒:カミナリ
次鋒:テズルモズル
中堅:マウスメロン。
副将:師匠
大将:カシス

利き手とは逆の手で自慰行為をする中堅のマウスメロン。氏を筆頭に、
予選での戦いぶりを見ても、爆発力がある面々が揃っている印象だ。
「チーム戦」の利を存分に享受しているようにも思える。

「どこそこが相手だったら良かったのに」とは思わないが、
「できることならココとは当たりたくなかった」とは思う。

「正義は勝つ!」 VS 「七分袖モダンガール」

どうにか、恥ずかしくない戦いをしたい。
点数や本数という意味でも、自分達がそう思えるかどうかという意味でも。

そして、楽しみたい。
このチームで臨む、決勝トーナメントの舞台を。

2011年3月8日火曜日

第1496回

第 1496 回のお題 (出題:男勝りのジュリア)
d1496.jpg
画像で一言

[21位]ジャスティス智彦

来るとき自転車ガクンってなった凹み、帰りに探したけど見つかんない

44.11 pts [61.84](87.80%) Rate:12.10Up!!

現在のレート:1905.66(よし、きた。流れのままに1900台到達)


とりあえず結果だけ。
後程追記。

-------------------

さて、追記開始。
因みに、追記のタイミングは適当。

まず、ネタの振り返りから書く。
レートの話や最近の調子の話は、長くなりそうだから後回し。

今回は、ネタに使える情報が少ないお題だったように思う。
「橋」「暗い雰囲気」「自転車に乗った人」ぐらいだろうか。
ぼんやりとした、掴みどころの無い画像、という印象だ。

当初は全体像に対してビシッと意味付けをしようとしていたが、
結局良い発想が浮かばず、「自転車あるある」に落ち着かせた。
数少ない手掛かりから1つを選択し、それに頼り切る、という判断だ。

アホっぽく、どこかほのぼのとしたネタを書いたのは、
画像全体から醸し出される「暗さ」を意識してのこと。
「逆を取る」というアプローチは、僕が好んで使うものだ。

特別自信があったわけではないけれど、
「こんなもんかな」と感じた「最近の僕」を信じた。
結果的に良い順位だったので、間違いではなかったなと安心した。

さて、ここからは喜ぼう。
そして、気を引き締めよう。

何はともあれ、レート1900を越えたことに喜々としたい。
最近は、少し怖くなるほどすんなりレートが上がっていく。
特に1800から1900にかけては異様に早かった。

色々とこれまでの道のりを振り返りたいところだけれど、
1900は中途半端なので、今はまだそういったことは書かない。
��本当は書いたのだけれど、「違うな」と思って全部消した)

2000に行きたい。
今はまだ分不相応かもしれない。
でも、2000に行ってみたい。

「レート2000」

すごくいい響き。
なんて魅力的。

ネタボケ登録者数は累計で3000近くを数えているが、
その中でレート2000に到達したのは100人に満たない。

同じルール下で競って上位3%程度しか到達できない領域。
該当者たちがどう思っているかは知らないが、これはすごいことだ。

少し前までの僕にとって「その数値」「そのレベル」は、
「選ばれし者しか到達できないところ」と同義だった。
でも、今は、もう、少しずつ、現実味を帯びてきている。

少し振り返ってから、前を見て、上を見て、グッと拳を握る。
今の僕を描写するとしたら、そんな感じかもしれない。

2011年3月5日土曜日

第1495回

第 1495 回のお題 (出題:愛染 翔子)
耳を疑った募金の呼びかけ


[7位]ジャスティス智彦

猫背島の子供達をピンとした背筋をプレゼントしたいのです

45.91 pts [66.00](96.27%) Rate:23.35Up!!

現在のレート:1893.56(ハイペース上昇継続中。1900まだあと少し)


おいおい、まじか。
もはや驚くことしかできない。

ここにきての7位入賞。
どこまで続く、この好調の波。

さて、何はともあれ、今回のネタについて、語ろう。

誤字がある。
もう、それにつきる。
助詞(てにをは)をミスしている。

本来「猫背島の子供達"に"」とすべきところが、
「猫背島の子供達"を"」になってしまっている。
文章として、意味が通らなくなっているわけだから、本来なら致命的だ。

ただ、採点者の皆様方がしっかり修正して解釈してくれたのか、
あるいは、お題の「耳を疑った」に沿った狙いだと思ってくれたのか、
指摘がないどころか、入賞レベルの点数を付けてもらっている。

だが、これで調子に乗って、大事なことを忘れてはいけない。
誤字をしたということは紛れもない事実なのだから、
しかと反省し、同じ失敗を繰り返さないようにしなければならない。

今回のミスの原因は、締切間際のネタ差し替えだ。
もう残り1分を切っているときに、急に「あ」と思い立ち、
急いでタカタカとタイプをし、セットされていたネタに上書きをした。

これは、愚行であると言わざるを得ない。
瞬間的な思い付きに身を委ねるということも問題な上に、
タイミング的に、再検討も修正も不可能なわけなのだから。

本当に、最近は、ことネタボケに関しては、運が良すぎる。
長いことやっているとこんなこともあるんだな、という感じだ。

ちなみに、直前に上書きされ、没となったネタは、下記の通り。

・鉛筆島の子供達にシャープなペンをプレゼントしたいのです

大して変わらないように見えて、かなりの差がある。
これを投稿していたら、誤字はなくとも、順位は悪かっただろう。

ついでに、この回の他の没ネタも載せておく。
何故かハッチャけたものが多い。

・ウホウホウホウホ!!!

・ドーはドーナツーのドー♪ レーは募金くれー♪

・クレクレタコラ

・人に! 小銭を!! 投げたいっ!!!


以前の僕だったら、この中のどれかを投稿していただろう。
今は大喜利の「競技性」に執心しているので、さすがにこの路線は難しい。