2011年2月19日土曜日

第1490回採点感想

第 1490 回のお題 (出題:アジアンバーゲン)
��00年ぶりに目を覚ました人が最初に言った一言


例によって、10~15回に1回というペースを守るべく、採点をした。
もうすっかり習慣化されており、良い傾向だな、と感じる。

お題は、特定シチュエーションでの一言を解答させるパターン。
いわゆる「一言系」と呼ばれるもので、今回はその典型だろう。

「100年ぶり」という設定をうまく活かすことは難しいと思われ、
変に歴史的な出来事や時間的な要素を入れないほうが良さそうだった。
ゆえに、「長い間寝ていた後の寝起きの面白一言」の競争が予想された。

さて、皆々はこれをどうネタ化したのか。
どういったボケ要素を盛り込んだのか。

採点および微調整の結果、
分布は概ね以下の通りになった。

1点(2.4):約10%
2点(3.3):約65%
3点(4.4):約20%
4点(5.6):約5%
5点(6.8):僅少
6点(8.2):僅少

※実際につく点数は括弧内の値

かなり下方に偏った分布となってしまったように思うが、
素直に点数を付けた結果なので、許容していただきたい。

僕が今回最高評点を付けたネタは、見事に1位となっていた。
その事実だけを考えれば、「ツボズレ」はなかったと言える。

しかし、5点(6.8)を付けたネタは、散々だった。
以下が、該当するものだ。

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[60位]タンソちゃん

音が聞こえる。そっと耳をすます。ガヤガヤと騒がしい。
鼻が利く。静かに鼻をならす。なんだろう、土臭い。
光を感じる。重々しく瞼を開ける。

目の前に広がる たくさんのライト、ライト、ライト・・。

「ボクハ・・ソウ、ボクハ内野手!!井端!!」

100年ぶりの覚醒。レーシック失敗でどうなる事やらと
生涯のパートナー荒木をアタフタさせた彼が、100年ぶりに復活した。

名古屋ドームにて、最強の二遊間復活の瞬間であった。

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[139位]巻き納豆

田村で金。
谷でも金。
100年ぶりに目を覚ましても金。

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これは、僕が野球好きで、パロディ好きなことが原因だろう。
特に巻き納豆氏のネタは、かなり良く見るテンプレートなのだが、
それでも面白味を感じてしまう程、お気に入りの三段である。

よく見るテンプレートや既視感ばりばりのネタについては、
本来ならば自動的に低い点数を付けるべきなのかもしれないが、
採点中に抱いた「面白い」というその感情は、やはり優先させたい。

話は替わるが、今回、カブリが異様に多かった。
寝起きというシチュエーションの日常性の高さが原因だろうか。

採点作業が効率的にこなせるという点でカブりは歓迎しつつも、
それと同時に自分のネタはカブらないようにしなければと感じた。

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