2011年1月13日木曜日

御祭記その4

「出身サイト対抗大喜利フェス2010」について、近況を書こう。

まずは、結果を。
あっさりと、決勝トーナメントの1回戦で、負けてしまった。

とても、格好の悪い負け方だったと思う。
格好付けた感じの長文を書いて、負けたのだから。

文字数は1,522文字。行数は89行。
自分のネタの中では、過去最長のものだ。

けれど、負けた。
12文字のネタに、負けた。

「悔いはない」と書いたら、正確な心情描写にはならない。
「やっぱりあのネタじゃ駄目かなぁ」と、ここ数日で何度も思った。

全然面白くないんじゃないか。
一切ボケていないんじゃないか。
無駄な描写が多すぎるんじゃないか。

逃げなんじゃないか。
採点者の皆様に迷惑なんじゃないか。
タイマンで長文は反則なんじゃないか。

本当に色々なことを考えた。
悩みに悩んで、それでも結局、あのネタを信じた。

どうしてもこれで勝負したい、と思った。
ここでこれを投稿しないことが、一番後悔することだ、と。

負けたのは悔しい。そして悲しい。
でも、今の自分の位置が、此処ということなのだろう。
まだいけそうな感覚はあったけれど、満足感も少しはある。

今回は、これでお仕舞い。
僕は、まだまだ力不足だ。
そして、まだまだ成長することができる。

うん。やっぱり大喜利は、果てしなく面白い。


さて、せっかくなので、没ネタを以下に載せておこう。


お題:シンバルはこんな場面で鳴らせ!

シンバルをかぶった地蔵の頭を叩き鳴らし、傘じゃないことを教える

シンバルを「形」という視点で見る→傘という簡単な思考。
さすがにこれでは無理。

はいモーツァルトです。只今、電話に出ることができません。
ジャーンという音のあとに、メッセージか第二楽章の演奏を入れてください。


それっぽいネタに仕上げたつもりが、全然ダメ。
��分も経ったらゴミにしか見えなくなった。

ハイジ「おじいさん、さっき遠くまで聞こえてきたのは口笛?」
おじいさん「はっはっは。違う違う、ペーターをシンバルで叩いた音だよ」


長文ネタのエッセンスが見て取れる。
暴力的なネタは嫌いではない。パロディも。
けれどこれはつまらない。

お母さんが過って飲み込んだシンバルで生命の鼓動を奏でる胎児

最初に投稿しようとしていたネタ。
わりとぎりぎりまで候補に残っていた。
今見ても、悪くはないかな、と思う。

よし、俺はシンバルで威嚇するから、お前は背後からシンバルで敵を捕獲してくれ。君はシンバルで本国に連絡してシンバルの補給を頼んでくれないか。それじゃあ合図と同時に行くぞ……イチ、ニ、サン、シンバル!

なぜかお気に入りのネタ。
長文を書かなかったら、これを投稿していたと思う。
ちょっと装飾過多な感じがするが、バカっぽいのは悪くない。

さて、まだ以下に没ネタ紹介は続く。
ただ、ここからはすべてドラゴンボールパロディだ。
なぜか幾つか書き留めてあった。

セル「どうした? 鳴らせよ、ベジータ」

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クリリン「交響曲第5番『気円斬』、とうっ!」

ナッパ「ふっ、くだらん曲だ」

ベジータ「ナッパ! シンバルを鳴らせーっ!!」

ナッパ「!?」 (ザンッ)

ベジータ「バカめ。どういう楽譜か見切れんのか」

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悟空「おめぇつえーなぁ。オラ、シンバルを鳴らしたくなっぞ」

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天津飯! もう気功砲をうつのはやめろー!
代わりにシンバルを鳴らせー!!

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ピッコロ「奴には攻撃に移るわずかな一瞬にスキがある。そのときにシンバルを鳴らすぞ」


このうちのどれかでも勝負できたかもしれない。
パロディはネタボケで痛い目しかみていないので、怖いけれど。

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