2011年1月31日月曜日

第1484回

第 1484 回のお題 (出題:アナルホッケー)
d1484.jpg
画像で一言

[32位]ジャスティス智彦

ハッピーセット

42.98 pts [59.04](82.87%) Rate:13.90Up!!

現在のレート:1734.54(よしよし。この調子でまずは1750越えへ)


ほっとした。
嗚呼よかった。

「お題を見た瞬間思いついたネタを投稿する」
この行為は、甘美的だが、相当に危険である。
これまでにも、自分の初期発想には数々の苦汁を舐めさせられてきた。

しかも画像お題。
苦手×衝動投稿=3桁順位、という図式が見え隠れ。

それでも投稿を回避できない。
「発想の魔力」の上位版、「初期発想の魔力」だ。

ネタ自体は、「逆を取る」という典型的アプローチ。
「寂しい献立」⇒「ハッピーセット」という展開。

そこそこの順位に落ち着いてくれたのは、相性の良さだろう。
お題画像にわりとぴったり嵌まってくれたかな、という気がする。
絵画のタイトルを付けるような感じだろうか。

さて、この回でネタボケ投稿回数が333となった。
ゾロ目にメモリアル性を感じる人は、ギャンブル好きな気がする。

第1483回

第 1483 回のお題 (出題:時間よ揉まれ)
いきなり殴られたけど、こう言われたら納得するしかない


[13位]ジャスティス智彦

イチ!ジュウ!ヒャク!セン!マン!ワンパンチ!ツーパンチ!千万!

おめでとうございます、その掛け軸には一千万円の価値があります

48.84 pts [65.59](92.05%) Rate:20.78Up!!

現在のレート:1720.64(回復してホッと一息。けど、まだまだ危険区域)


前回大スベリしたのがショック療法になったのだろうか。
良い具合に力が抜け、結果にも繋がった。

ネタ自体は馬鹿馬鹿しいのだけれど、勢いはあるかな、と思う。
リズムがあれば、読み手には「長さ」を感じさせないことができる。
それがうまく機能してくれたのかもしれない。

正直、この順位はできすぎだ。
「どっちに転ぶかな」という心境だったので、多少驚いた。
鑑定団ネタはポピュラーなので、ベタ扱いされる恐れがあったからだ。

「十万」「百万」と「ワンパンチ「ツーパンチ」がうまく嵌まってくれた。
「こう言われたら納得するしかない」もうまく活かすことができたと思う。

そう考えると、馬鹿馬鹿しいネタでありながら、
きっちりとお題のツボを押さえた、良いネタかもしれない。
あまり自我自賛はしたくないが、投稿時の自己評価が低かったのだろう。

しかし、自分のネタの良さに後になって気が付くのは、
予想外に良い順位になる喜びはあるが、状態自体は悪いと言える。
つまりは、「面白い」を理解できていないわけだ。

客観性が足りないな、と再認識。
結果が出た後の自分を、結果が出る前に登場させたい。

他人の眼ではなく、未来の自分の眼。
空間軸的客観性から時間軸的客観性へ。

さて、どうやって頭を使えばこれが可能になるだろうか。
とりあえず、明日の自分に胸を張れる今日の自分でありたい。

2011年1月26日水曜日

第1482回

第 1482 回のお題 (出題:レイン)
「今のところ巻き戻して!」
何があった?


[159位]ジャスティス智彦

いま映ってた暇そうな奴にこのビデオ見る仕事かわってほしい


27.87 pts [38.50](10.23%) Rate:29Down...

現在のレート:1699.86(激減。まさかの1700未満。冗談だろ?)


久々に大喜利で血の気が引いた。
ちょっとだけ死にたくなった。

あとで追記。

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それでは追記を。
少し時間を置いたので、だいぶ気分は落ち着いた。
やっとこさ、ちょっとだけ死にたくなくなった(変な日本語だ)。

結果を見返す。はぁ、と溜息。
��「ハート溜息」ではない)

最悪だ。本当に最悪だ。頭を抱える程最悪だ。
日常生活含め、ここ最近で一番の悪い出来事だ。

実はこの回のネタは、前回(第1481回)と同様のアプローチを取った。
「中心ではなく、周辺を攻める」といった感じだろうか。

「ビデオに何が映っていたのか?」ということにではなく、
「内容以外の要素でビデオを戻した理由」のほうに重点を置いた。
「暇そうな奴」という「ビデオの内容」はオマケのようなものだ。

正直、「まあ無難かな」という感触だった。
レートが下がっても少し、上がっても少し、ぐらいの。
無理をせず、落ち着くためのネタを書いたはずだった。

が、しかし。

盛大に、スベッた。
豪快に、スベッた。
派手に、スベッた。

受験シーズンの影響で滑りやすくなっているのかもしれないが、
それにしてもちょっとこれはあまりにも……嗚呼、うぅ、酷い。
落ち着くはずが、着くところなく落ちていってしまった。

これほど悪い順位になった理由も判然としない。
着くところがなかったのは、ツキがなかったからだろうか。
何かの悪い巡り合わせで、こうなってしまったのだろうか。

この回のことは忘れよう、と言いたいところだがそうもいかない。
レートが1700を切った衝撃は、あまりにも大きかった。

普段僕は、採点期間が終わり結果が出ているのを知った時、
当該回で自分が何位だったのかを真っ先には見にいかない。
まず確認するのは、「レートがどう増減しているか」だ。

この「まずレートを見る」際の方法にも、少し拘りがある。
自分なりの「見方」があり、それは概ね、以下のような方法だ。

トップページから画面左上の「自分の名前」をクリックし、
プロフィールページを開き、現在のレートが確認できる状態にする。

このとき、最初は手で自分の両目を覆っている。
ちょっとずつ手をずらし、左側からレートの数字を確認していく。
徐々に徐々に右方向に視界を広げていくわけだ。

すると必然、千の位から順にレートの数字が見えてくる。
そして百の位、十の位、一の位、と順々に見ていく。
これがなかなかドキドキできるので、気に入っている。

「子供みたい」「バカじゃないか」と思うかもしれないが、
こういうことが人生の楽しみ方じゃないかな、と僕は考えている。

それはさておき、そんな方法で毎回レートをチェックしているわけだ。
それゆえ、この回については、以下のような感じになった。

千の位は――1か。まあ、そりゃそうだろうな。
百の位は――6か。まあ百の位もそうそう変わら――6!?

��ってなんだよ。
あの、7の1つの下にある数字の6のこと?

レート1728ぐらいなかったっけ、そう、それぐらいだったよ。
「稲庭(いなにわ)うどん」って語呂合わせ考えてたから確かだ。

��600台!?
まじか。おお、まじか。

まじかロプロス。
水爆にやられてしまったのか。

まじかヨミ。
まだ生きていたのか。


ふとddh氏のネタを思い出した。

第 1424 回のお題 (出題:はぐはぐ)
長すぎる滞在期間の友達に遠まわしに帰れという方法


[12位]ddh

「なんで帰んねえのまじかお前!」 このまじかはマジカルに最も近いまじか


こういうネタを書くことが、今の僕には必要だな、と思う。
他人の記憶に残るネタ。僕の表現では「刺さるネタ」だ。

ここから再スタートだ。
次もスベるようなことがあれば武者修行モードに入る。
「野武士」は格好良いけれど「野武者」は「ヤムチャ」っぽくてなんか嫌だ。

もうわけわからん。
頭が痛い。

第1481回

第 1481 回のお題 (出題:風の迷路)
「信じてください!」って言われてるのに無視する理由

[43位]ジャスティス智彦

事前に連絡もしないで急にテレパシー送ってくるのは失礼

39.32 pts [54.54](70.63%) Rate:6.36Up!!

現在のレート:1728.86(細々と増。くるのか上昇気流)


あとで追記。

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やっとこさ追記開始。
少々「あとで」の許容範囲をオーバしてしまったかもしれない。

さて、これを書いている時点で、次の回(第1482回)の結果も出ている。
それを考えると、「ここから上昇気流に乗る」だの「徐々に回復」だのは、
なんとも滑稽であるためさすがに書くことができないかな、という感じだ。

それでも、この回の結果が出て、次の回の結果が出るまでの間、
僕が「よーし」と意気込んでいたのは心情面の描写として間違いない。
その話は次のエントリィで詳述するとしよう。

この回に僕が投稿したネタには、やや逃げの姿勢が見られる。
ずっと低迷状態が続き、どうしていいのか分からなかった所為だろう。

「何について信じてくださいと言っているのか?」という解釈ではなく、
「相手の言うことをその内容以外の要素で無視している理由」と解釈。
結果を見るに、どうもこちらが多数派だったようだ。これはやや意外。

「事前に連絡もしないで」という文言の要不要で少し迷った。
最終的に「要」と判断したわけだが、この判断は「不要」だったと思う。
「急にテレパシーを送ってくるのは失礼」だけのほうが読みやすい。

レートが少し上がったことは満足。だが、これは失敗だった。
「こういう感じのネタで少しレートを上げられた」ということが、
次の回で、いかんともしがたい大惨事を招くことになった。

悔やまれる。

2011年1月22日土曜日

第5幕

幕の内カップ、予選リーグはM組になった。
以下がM組で椅子を争う各チームの構成メンバ。
 
正義は勝つ! 明日がくれた、
好き
海坊主の
かなしい
泣き声が
聞こえるんだ
サムライ
チョップは
パンチ力
(デジタル)
大将 ジャスティス智彦 タクス ばらけつ サムライチョップ
副将 でにろう キルヒホッフ ノビッタ ごまぱん
中堅 ひだまり いかそうめん ミソバコ ガス電池
次鋒 くりこま するめ シピン
先鋒 新人QP 337 ひろちょび ソニックウイングス

とりあえず表だけ記載。
あとで感想を追記。

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さて、追記を始めようか。

僕は、あまり広く活動していないので、
ネット大喜利界についてはそれほど明るくない。

ゆえに、どのチームが強いであるとか、誰が強いであるとか、
そういった予想をしたり、評を述べたりすることは難しい。
(でも初戦の相手チームに強い人が沢山いる、ということぐらいは分かる)

そういうわけなので、同じグループにいるチームの名前それぞれで、
アナグラムをつくって(アナグラミング)遊んでみようと思う。


●明日がくれた、好き
{アシタガクレタ、スキ}

・あたし、レタスが効く
{アタシ、レタスガキク}

「アタシは無敵じゃない。レタスに弱いんだよ」という告白。
もしくは「風邪引いたとき、あたしレタスが効くよ」という民間療法伝授。

・足が切れた、タクス
{アシガキレタ、タクス}

初戦の僕の対戦相手(タクス氏)に少々事前攻撃。
切れたといっても、切断ではなく、ちょっとした切り傷(すぐ治る)。
大将同士なので、見応えのある戦いができれば。


●海坊主のかなしい泣き声が聞こえるんだ
{ウミボウズノカナシイナキゴエガキコエルンダ}

・何だか腰の動き見えない坊主が消える
{ナンダカコシノウゴキミエナイボウズガキエル}

最初は腰が見えなくて、結局全部見えなくなる。
でもそれほど驚かない。「なんか消えてんなー」ぐらいの軽さ。
「坊主」をそのまま使うという芸の無さ。

・雨季の以後帰る波来ず希望が萎え死んだ
{ウキノイゴカエルナミコズキボウガナエシンダ}

雨季に調子にのって遠くまでサーフィンで旅立った。
しかし雨季が終わり帰りの波が来てくれない。
そしていつしか希望がなくなり、失意のまま死んでいった。
そんな悲しいストーリィ。愚かなサーファーはいつの時代にもいる。


●サムライチョップはパンチ力(デジタル)
{サムライチョップハパンチリョク(デジタル)}

・サップは磁力でちょい弛む(パンチラ)
‘サップハジリョクデチョイタルム(パンチラ)}

ボブサップの肉体が磁力によって少しだけたるんだ。
ついでに、パンチラをしていた。磁力によるパンチラ。

・皿はルパン達より無口で良い(zip)
{サラハルパンタチヨリムクチデヨイ(ジップ)}

ルパン達は五月蠅いけど、皿は静かで良いよね。物だから。
そんな小料理屋店主の何気ない日常を描いた動画ファイル。
なぜか圧縮されているけれど、元々そんなに重たくはない。
「ョ」を「ヨ」として使うという貧弱っぷり。


「海坊主」チームの名前は長いわりにアナグラミングしやすかった。
「サムライチョップ」チームは難しかった。使いにくい文字が多い。
「明日がくれた」チームはやりやすいけどパターンが固定されがち。

なかなか楽しかった。
なんとか意味のある文になったかな、と満足。

実際の対戦でも、こんな感じで楽しく遊べたら嬉しい。
さ、アナグラムも良いけれど、ぼちぼちネタを考え始めようか。

2011年1月21日金曜日

第4幕

チーム「正義は勝つ!」メンバの皆様へ

標題の通り、幕の内カップに向けて、
相談用の掲示板を設置しました。

URL:http://justomo.bbs.fc2.com/
(ブログ右側の「リンク」欄にも貼ってあります)

アクセスするには、パスワードを入れる必要があります。

したがって、このエントリィを見ましたら、
僕がパスワードを伝えられる連絡先を教えて欲しく思います。
(くりこまさんには既にメールでお伝えしました)

手段としては、以下が挙げられます。

・僕のメールアドレスにメールを送信
・このブログのコメント欄に「管理者のみ閲覧」で書き込み

なりすましメールやなりすまし書き込みの心配はないと思いますが、
可能ならば、何かしらの方法で本人であることを証明してほしく思います。

【証明方法例】
ネタボケの個人プロフィールページのコメント欄に、
「メールアドレスの○文字目は○です」等を記入し、
その旨を上記メールまたはコメント欄に併記する。


以上、宜しくお願い致します。

2011年1月20日木曜日

第1480回

第 1480 回のお題 (出題:佐藤ガンバ郎とあなた)
「ははーん、俺長くないな。」 周囲で何があった?

[58位]ジャスティス智彦

一番弟子の一番ダシが一番ですって言われたので店はアイツにやる


37.39 pts [51.30](60.69%) Rate:0.68Up!!

現在のレート:1722.50(極微増。転落中に崖にしがみついた感じ)


見て分かる通り、特定のフレーズを使いたかっただけのネタ。
「一番弟子の一番ダシが一番です」というフレーズを。

何故これを使いたかったのか、という問いに対しては、
「なんとなく思いついたから」としか答えようがない。

深い考えも意思もなく、「駄洒落好き」という一言に尽きるだろう。
リズミカルなフレーズは、思いついた時に気持ちが良い。

お題の解釈をどうするか、という点で少々迷った。
単純に考えれば「長くない」は「余命」や「人生」の話だろう。
ただ、やや一般性に欠けるものの、次のような解釈も当然に可能だ。

1.「政権が長くない」など、特定の組織体や地位に対する評価
2.「足が長くない」など、特定の部位や場所に対する評価

「1.」は「余命」や「人生」と質が似たタイプ。
つまりは時間的な長さ。動詞は「計る」が対応。

「2.」は「余命」や「人生」と質が異なるタイプ。
つまりは空間的な長さ。動詞は「測る」が対応。

※時空間の何かしらを「はかる」のが「計測」
※(とても綺麗な二字熟語だ)

僕のネタは、「1.」に属する。
「店長という地位(立場)が長くない」という意味。
お客さんに「師匠より弟子の味が良くなった」と言われたわけだ。

反省点としては「ははーん」をうまく使えなかった、ということが挙げられる。
直接的ではなく、間接的に「長くないこと」を察するようにすべきだった。
周囲を観察した際の状況のようなものを、ネタに描くべきだった。

駄洒落を使いたいが為に色々と無視するのは、美しくない。
すべてがぴったりと嵌まった形でこそ、駄洒落は活きるのだと信じたい。

第1479回採点感想

第 1479 回のお題 (出題:レイン)
もう頂上はすぐそこなのに下山を始めた理由


例によって、10~15回に1回というペースを守るべく、採点をした。
未投稿になってしまったのでせめて採点はした、ということもある。

オーソドックスなお題だと思う。
そのまま「理由系」といったところか。
「~理由」「~のはなぜ?」という末尾になる形式。

さて、皆々はこれをどうネタ化したのか。
どういったボケ要素を盛り込んだのか。

採点および微調整の結果、
分布は概ね以下の通りになった。

1点(1.7):約10%
2点(2.7):約30%
3点(3.9):約50%
4点(5.2):約10%
5点(6.6):僅少
6点(8.2):僅少

※実際につく点数は括弧内の値

意識的に、3点を多めに付けた。
バランスが悪くないと思うが、高得点はやはり少なめ。

ただ、僕が高い点を付けたネタが、上位に集まっていた。
今回は、ツボズレがあまりなかった、と解釈して良いだろう。
お題がオーソドックスだった所為だろうか。

かぶりが多かった。
これも、お題の所為かもしれない。

自分が悪い順位を取ったときは、お題の所為にはしたくない。
他人の所為でも、社会の所為でも、価値観の所為にもしたくない。

今回未投稿だったのは、僕の所為だけではないと少し思うけれど。

第1479回

第 1479 回のお題 (出題:レイン)
もう頂上はすぐそこなのに下山を始めた理由


[--位]ジャスティス智彦

-------------------


--.-- pts [--.--](--.--%) Rate:--.--!!
現在のレート:1721.82(変化せず)


しばらく、ネタボケのサイト自体が投稿できない状態になっていた。
「あらら」と思って待機していたのだが、気が付いたら投稿期間終了。

そんなわけで、未投稿になってしまった。
こんな形で連続投稿がストップするのは残念。

せっかくなので、採点をした。
それについてはまた別のエントリィに。

2011年1月17日月曜日

第1478回

第 1478 回のお題 (出題:愛染 翔子)
私は父親のこの一言でアイドル目指すの諦めました


[67位]ジャスティス智彦

おみゃあは旅人の背中で石になるしか能の無い娘だがや

35.09 pts [48.48](45.90%) Rate:9.26Down...

現在のレート:1721.82(どこまで下がるのか。正直、結構きつい)


迷走、としか言いようがない。
暗闇の中を、アテもなく彷徨っている。

ここのところ、ずっと悪い状態が続いている。
5回連続でレートはマイナスになり、計50以上の下降を記録。
ここ4回にいたっては、半分より高い順位をとっていない。

なんとかしようとネタに方言を取り入れるも流れは変わらず。
名古屋弁が悪かったのか方言自体が悪かったのかも判然とせず。
余計な要素の所為で「旅人の背中で石になる」の良し悪しも不透明に。

苦しい。
正直、かなり困窮している。

復活の鍵を探しているのだが、見つからない。
どこにそれがあるのかも、全く検討がつかない。

ふと、幼い頃に読んでいた『かいけつゾロリ』のシリーズを思い出した。
元ネタは「怪傑ゾロ」であり、"良い悪党"の活躍を描いた児童書だ。

11作目が『かいけつゾロリのなぞのうちゅうじん』という作品なのだが、
その冒頭で、ゾロリのお供・イシシが宇宙人に攫われる場面がある。
(ゾロリのお供は、イシシとノシシというイノシシの双子兄弟)

ゾロリは、イシシを助けにいこうとするときに、
広大な宇宙の中からイシシを攫った宇宙人の星を探し出す難しさを、
次のように表現する。

「砂場でアリのコンタクトレンズを探すよりも難しい」

天才的な比喩だな、と今になってみても思う。
だからこそ、これ
ほど記憶に残っているのだろう。

さて、ゾロリは無事に、イシシのいる星を見つけることに成功する。
短時間で宇宙船をつくる能力があり、偶然を味方にする天運があり、
見知らぬ場所に迷わず進む勇気があり、仲間に対する思いやりがある。

僕には、あるのだろうか?

面白い回答を創り出す能力が。
流れを味方につける天運が。
斬新なネタを恐れずに繰り出す勇気が。
ネット大喜利界全体の繁栄を考えられる思いやりが。

その答えが見つかるのは、いつのことだろうか。

2011年1月13日木曜日

第1477回

第 1477 回のお題 (出題:雅)
凄く違和感を感じてしまった駅の風景


[87位]ジャスティス智彦

地下鉄なのに駅員の大半が日焼けしてる

34.79 pts [47.81](44.16%) Rate:9.77Down...

現在のレート:1731.09(下げ止まらない。やや危機感)


普通にさらっとネタを書いた。
普通に真ん中より少し低い順位をとった。

最近、もう、全然、なんか、駄目駄目だ。
前回の大スベリで切り替えなきゃと思ったのに。
自分では、切り替えられたと思っていたのに。

こんな感じかなって書いたネタが、駄目だった。
適当につくった料理が不味かった、みたいな感覚だ。

もう、今回はこれでいい。
特に書くことが思い付かない。

ネタの方向性を変えてみようかな。
レートはひとまず忘れよう。

下がったら、また上げればいい。
どうやって上げるのか、今は忘れてしまっているけれど。

御祭記その4

「出身サイト対抗大喜利フェス2010」について、近況を書こう。

まずは、結果を。
あっさりと、決勝トーナメントの1回戦で、負けてしまった。

とても、格好の悪い負け方だったと思う。
格好付けた感じの長文を書いて、負けたのだから。

文字数は1,522文字。行数は89行。
自分のネタの中では、過去最長のものだ。

けれど、負けた。
12文字のネタに、負けた。

「悔いはない」と書いたら、正確な心情描写にはならない。
「やっぱりあのネタじゃ駄目かなぁ」と、ここ数日で何度も思った。

全然面白くないんじゃないか。
一切ボケていないんじゃないか。
無駄な描写が多すぎるんじゃないか。

逃げなんじゃないか。
採点者の皆様に迷惑なんじゃないか。
タイマンで長文は反則なんじゃないか。

本当に色々なことを考えた。
悩みに悩んで、それでも結局、あのネタを信じた。

どうしてもこれで勝負したい、と思った。
ここでこれを投稿しないことが、一番後悔することだ、と。

負けたのは悔しい。そして悲しい。
でも、今の自分の位置が、此処ということなのだろう。
まだいけそうな感覚はあったけれど、満足感も少しはある。

今回は、これでお仕舞い。
僕は、まだまだ力不足だ。
そして、まだまだ成長することができる。

うん。やっぱり大喜利は、果てしなく面白い。


さて、せっかくなので、没ネタを以下に載せておこう。


お題:シンバルはこんな場面で鳴らせ!

シンバルをかぶった地蔵の頭を叩き鳴らし、傘じゃないことを教える

シンバルを「形」という視点で見る→傘という簡単な思考。
さすがにこれでは無理。

はいモーツァルトです。只今、電話に出ることができません。
ジャーンという音のあとに、メッセージか第二楽章の演奏を入れてください。


それっぽいネタに仕上げたつもりが、全然ダメ。
��分も経ったらゴミにしか見えなくなった。

ハイジ「おじいさん、さっき遠くまで聞こえてきたのは口笛?」
おじいさん「はっはっは。違う違う、ペーターをシンバルで叩いた音だよ」


長文ネタのエッセンスが見て取れる。
暴力的なネタは嫌いではない。パロディも。
けれどこれはつまらない。

お母さんが過って飲み込んだシンバルで生命の鼓動を奏でる胎児

最初に投稿しようとしていたネタ。
わりとぎりぎりまで候補に残っていた。
今見ても、悪くはないかな、と思う。

よし、俺はシンバルで威嚇するから、お前は背後からシンバルで敵を捕獲してくれ。君はシンバルで本国に連絡してシンバルの補給を頼んでくれないか。それじゃあ合図と同時に行くぞ……イチ、ニ、サン、シンバル!

なぜかお気に入りのネタ。
長文を書かなかったら、これを投稿していたと思う。
ちょっと装飾過多な感じがするが、バカっぽいのは悪くない。

さて、まだ以下に没ネタ紹介は続く。
ただ、ここからはすべてドラゴンボールパロディだ。
なぜか幾つか書き留めてあった。

セル「どうした? 鳴らせよ、ベジータ」

-------------------

クリリン「交響曲第5番『気円斬』、とうっ!」

ナッパ「ふっ、くだらん曲だ」

ベジータ「ナッパ! シンバルを鳴らせーっ!!」

ナッパ「!?」 (ザンッ)

ベジータ「バカめ。どういう楽譜か見切れんのか」

-------------------

悟空「おめぇつえーなぁ。オラ、シンバルを鳴らしたくなっぞ」

-------------------

天津飯! もう気功砲をうつのはやめろー!
代わりにシンバルを鳴らせー!!

-------------------

ピッコロ「奴には攻撃に移るわずかな一瞬にスキがある。そのときにシンバルを鳴らすぞ」


このうちのどれかでも勝負できたかもしれない。
パロディはネタボケで痛い目しかみていないので、怖いけれど。

2011年1月11日火曜日

第1476回

第 1476 回のお題 (出題:アナルホッケー)
d1476.jpg
写真で一言

[127位]ジャスティス智彦

��分後にちょうど顔写真の位置でゴキブリを叩くことを、彼はまだ知らない


29.76 pts [40.82](17.65%) Rate:26.81Down...

現在のレート:1740.86(ごっそり減った。1750割った。悲しい)


やってしまった。
盛大にすべってしまった。

こんなに低い順位を取るということを、投稿時の僕はまだ知らない。
でも、たとえ知っていても、このネタを投稿していたかもしれない。
そう思えるくらいには、「これでいこう」と思ったネタだった。

お題画像には、ポイントが2つあった。
ここでいうポイントとは、「ネタ化できる部分」という意味だ。

��つ目は、「男が新聞を読んでいる」という状況。
��つ目は、「新聞に女性の顔写真が載っている」という状況。

その他、補足的な要素として...
「外国人」「英字新聞」「女性の顔写真は男からは見えない」
「男の耳は平均よりも小さいような気がする」
...といった事物が挙げられる。

こうしたお題の観察・分析を経て、ネタを書いていった。
その結果が、上記の投稿したネタである。

「新聞」という要素を「ゴキブリを叩く」に繋げた。
そこに「女性の顔写真」という要素を付け加えた。
「彼はまだ知らない」は、「新聞(過去を知る)」との対比。

今回、色々と思い知ったが、その最たるものを以下に書こう。

「お題に含まれる要素をネタに盛り込んでいく」ということと、
「お題に沿う」ということとは、大きく違うのだと認識した。

最近の僕は、執心しすぎていたように思う。
「お題に含まれる要素をできるだけネタ化する」ということに。

けれど、それは"design"の本質とはかけ離れる行為だ。
"design"とはすなわち、"削ること"であると、僕は捉えている。

ネタを"design"する上でも、"いかに削るか"が大切なのだろう。
鋭く、端的に、そして巧みな表現で、相手の心を捕捉する。

「良質なネタは、多くを書かず、多くを語る」

勿論これは基本パターンの1つにすぎないのだけれど、
今の僕には、この意識を持つことが重要だと言える。

2011年1月8日土曜日

第1475回

第 1475 回のお題 (出題:風の迷路)
メリーゴーランドを使ってできるイタズラ

[56位]ジャスティス智彦

プリンターカートリッジの代わりにメリーゴーランドをセットすると
印刷物に馬や乗客の残像が写り込んで内容が見づらくなる

35.08 pts [48.14](49.54%) Rate:6.75Down...

現在のレート:1767.67(増えなかった。つまり減ったということ)


面白いお題だったが、難しいお題でもあった。
しっかり頭を使わないと良い答えは出せないな、と思った。

メリーゴーランドをどう捉えるか。
この、視点の置き方がポイントだったと言えるだろう。
周る、動く、馬、乗り物、遊戯具、一定の前後間隔。
メリーゴーランドを構成する要素の、どこに着眼するか。

ただ、今回僕は、「要素着眼」のアプローチはとらず、
「どこにメリーゴーランドを置いたら面白いか」と考えた。
頭の中で、色々な場所にメリーゴーランドをセットしていった。

想像の中だけでなく、現実の視界の中でも検討した。
プリンタが目に入った瞬間、「ここだな」と思った。
カートリッジの位置にセットできそうだな、と。

発想は悪くなかったと思う。
ただ、ネタが説明臭くなってしまったな、と反省している。
淡白に情報が嵩んだ、まさに「事務的なネタ」といったところか。

現代的な機器は、たまにネタの中に登場させたくなる。
プリンタ、スキャナ、指紋認証センサ等々だ。

これらは、アイテムとしては魅力的なのだが、
「笑い」との相性は今のところ良い感じはしていない。
けれど、上手い使い方がきっとあるはず、と思っている。

メリーゴーランドだろうと何だろうと、
すべてのモノは、きっとどこかで笑いに繋げられる。
その探究をしていくことも、大喜利の醍醐味だろう。

2011年1月5日水曜日

第1474回

第 1474 回のお題 (出題:風の迷路)
普通の原始人は「石を打つ」「木をこする」などで火を起こしましたが、記録に残されていない他の方法を教えてください

[39位]ジャスティス智彦

将来は野球選手に進化する原始人が芝生にヘッドスライディング

36.77 pts [50.91](57.30%) Rate:2.16Down...

現在のレート:1774.41(微減。イースーチーのスリーペアができた)


きっちりしたお題だな、という印象を受けた。
構成要素が多く、ネタを考える際の手がかりには苦労しなかった。

ポイントは、以下の3つと言えるだろう。

1.原始人っぽい
2.火が起こりそう
3.絵面(えづら)が想像しやすい

「1.」は、絶対に必要な要素(MUST)だろう。
ここが、個人的には難しかった。

自分のネタの中では、「原始人」という言葉をもろに使った。
巧い発想に至らなかった。思考放棄だな、と反省している。
「野球選手に進化する」という形容もプラスになっていない。

「2.」も、絶対に必要な要素(MUST)だ。「1.」よりも重要度は高い。
これも、個人的にかなり悩まされた。

「実際に火が起こる」に近付けようと意識しすぎた。
「もしかしたら火が起こるかも」ぐらいのほうが
良かったのだろう。
「ヘッドスライディング」は、面白味が足りない。

「3.」は、できればあったほうがいい要素(WANT)だろう。
ネタの内容がすんなりと「絵画(えづら)」に繋がることは、
採点者の共感を呼び、笑いと、そして点数を引き寄せる。

自分のネタでは、「ヘッドスライディング」でこの要素を意識した。
しかし、やはり普通すぎるので、想像はできても面白くはない。

と、ここまでは投稿前の思考を述べたのだが、
結果を見て、「パワープレー勝負だったな」と反省した。
あまり要素に拘らず、面白いことを強く押したほうが良かったようだ。

そんな中、下記のネタは素晴らしかった。

[1位]奥田 圭

第1夫人と第2夫人が髪をとかしあう


僕が投稿前に思い描いていたアプローチでネタを考え詰めた場合、
完成形はこのネタになるだろうな、ということを思った。
理想像、という感じだろうか。ちょっと鳥肌が立った。

お題に沿っている、ということは、「綺麗さ」に繋がる。
今回の1位のネタには、まさに「綺麗」という言葉が相応しい。

2011年1月3日月曜日

第1473回

第 1473 回のお題 (出題:風の迷路)
��「どうやら遭難したかもしれない…」
��「     ?     」


[7位]ジャスティス智彦

くそっ、あれが地図だと知っていればチャーハンの具にはしなかったのに

50.94 pts [67.26](94.55%) Rate:25.54Up!!

現在のレート:1776.57(前回減った分がほぼそのまま返ってきた)


12/31の内に採点者10人が埋まり、結果が出た。
新年(2011年)最初の結果になるのかな、と思っていたが、
そうはいかず、これが2010年最後の結果、ということになった。

入賞ができたことは、本当に嬉しい。
良い年納めになったな、という感じだ。

お題は、「会話穴埋め」とでも呼べるタイプだ。
ただ、AもBも一言ずつ、という形式になっているので、
比較的自由に「返し」を書くことができる、と言えるだろう。

投稿したネタに、僕自身は「原点回帰」だなと評価している。
元々自分はこういう系統のネタを書く人間だった、という意味だ。

意味不明、不条理、シュール。
そんな言葉で表わされる要素を多めに含めたネタだ。

こうしたネタの長所は、「カブりにくい」という点。
逆に短所は、受け入れられない時はとことん駄目、という点。
個人的には、そうした理解をしている。

話は替わるが、僕は「チャーハン」が好きだ。
料理としても、言葉としても、存在としても。

「炒飯」と書くと、何かが違う。
「炒める」と「飯」で「イタメシ」と読めてしまい、
イタリア料理を意味しているかのようになってしまう。

自分の過去ネタでは、「チャーハン」という言葉が使用されていなかった。
つまり、少なくともネタボケでは今回初めて使った、ということになる。
これはちょっと、自分自身、以外だな、と思う。

こんなに長い間、チャーハンを我慢していたとは。
お気に入りすぎて、使いづらかったのかもしれない。
次にチャーハンが注文されるのは、いつになるだろうか。

2011年1月2日日曜日

第3幕

標題の通り、幕の内カップ2011への参加登録が完了致しました。
既に「■ 32. 正義は勝つ!」として、このページに反映されています。

エントリーナンバーである32は、「3」と「2」であり、足すと「5」。
「5」はつまり「正」であり、「正」はすなわち「正義」を表します。

また、32は2の5乗でもあります。
片手で数えられる2進数の最大値です。
2進数を採用した場合に片手で数えられる数の個数です。

アメリカ合衆国の32番目の州はミネソタ州です。
成人の歯の本数は親知らずも含めて32本です。
国道32号は香川県高松市~高知県高知市に通っています。

参加登録の〆切は1月20日(木)23時なので、
必然、大会開始もこの日時以降となるでしょう。

まだ3週間程時間がありますが、チームメンバー各位には、
溢れ出る正義の心を溜め込んでおいてほしく思います。

以上を、簡素ながら報告させて戴きます。

2011年1月1日土曜日

第1472回

第 1472 回のお題 (出題:オレカエル)
力自慢の人はこうやって自慢する

[91位]ジャスティス智彦

ウンコをギュッとしてにぎりっぺをつくる


31.21 pts [43.03](21.05%) Rate:25.31Down...

現在のレート:1751.04(ガクッと減った。久々に1750の攻防か?)


「"ウンコ"じゃ点は取れない」
この定説とも言える共通認識に抗うことが出来なかった。

小学生相手なら爆笑を取れるはずなのに。
少し年齢を重ねると、もう誰もウンコに見向きもしなくなる。

しかしながら、ここに1つの仮説を立ててみよう。
「ネタの書き方次第では"ウンコ"でも点が取れる」と。
その根拠になり得るものを、以下に挙げる。

第 939 回のお題 (出題:ハサミの使い方)
友達の家で遊んでいる時、それとなく家へ帰る事を伝える方法


放屁によって飛散した粒子を空間を圧縮して固形化する

41.61 pts [58.3]  31 /154位 (80.4%)


これは、第939回に投稿した僕のネタだ。
このネタは「オナラ→ウンコ」という変換を扱っており、
今回の「ウンコ→オナラ」という変換とは間逆となっている。

しかし、注目すべきはそうした変換図式ではなく、
第939回では、なかなかの点が取れている、というところだ。
そして、今回と第939回のネタの相違は、「書き方」にあると思う。

第939回のネタは、下劣な内容が、大人びた書き方で表現されている。
「放屁」「粒子」「飛散」「固形化」などの言葉が意図的に用いられ、
くだらない内容が、どこか科学的・学術的に仕上げられている。

ここに突破口があるのではなかろうか。
採点者は、"ウンコ"というテーマに点を付けないのではなく、
単に"ウンコ"という言葉に点を付けないのかもしれない。

それは、有り触れた言葉や何の捻りもない表現を忌み嫌い、
斬新で気の利いた言葉や表現が評価されるという大喜利の基本だ。

この基本は、そこで扱われているテーマに問わず通用する。
そう言い切ってしまっても、良いように思う。
たとえそれが、"ウンコ"だろうと何だろうと。

「ウンコのポテンシャルを限界まで引き出す」

これを誰かに、来年の目標にしてほしい。
僕は絶対に嫌だ。

文章の趣向を変えるのは、新年からにしよう。
というより、新年からは、「雑記」を増やしていく予定だ。

「ネタボケ結果」はこれまでどうり、分析的・省察的に。
「雑記」は日々の事柄を散文的・詩的に。

そんな住み分けをしつつ、コンテンツを充実させたい。
色々な形の文章を書くことで、表現力を磨いていこう。

御祭記その3

「出身サイト対抗大喜利フェス2010」について、近況を書こう。

今月の1日(12/1)に2回目のエントリィを書いてから、約1ヵ月が経過。
決勝トーナメントへの出場権を争う本戦リーグが、先日終了した。

同じグループに振り分けられた19名で3問戦って、
最終的に僕は6位となり、次への進出が決まった。
(19人中の上位8名が、次のステージに進むことができる)

終わってみれば3問通じて比較的安定していたけれど、
3問目の結果が出るまでは、終始ヒヤヒヤしていた。
決勝トーナメント進出者発表動画は、震えながら見た。

さて、それでは、年が明けてしまう前に、
本戦リーグでの自身の戦いぶりを簡単に振り返ろう。


▼第1試合▼

お題:専業主婦が昼間のうちにやっている意外なこと

19ネタ中6位 智彦さんの作品

「ご飯だよー」って言いながら使ってない家電のコンセントさしてる

4点8人 3点8人 2点23人 計102点/採点者109名 得票率0.94


画的に可愛い感じのネタを書こう、という意識があった。
バカっぽいけれど、どことなく愛らしい、そんなネタを。

結果として、このアプローチは成功したと思う。
「挑戦的」というよりは「無難」に近いかもしれないが、
「きちんと狙いを定めた無難」なので、「逃げ」の感じはない。

ただ同時に、「上位の強さ」を感じる結果でもあった。
これで6位なのだから、ちょっと気を抜けばすぐ二桁順位になる。
そうした危機感のようなものが、第1試合後に芽生えていた。

以下に、没ネタを載せておこう。

・エアジョーダンを履いて上の階のクソババアにダンクシュート

特に何も考えずにタイピングしたら出てきた、勢いだけのネタ。
当然、即没。映像を想像すると、少し笑えるのだけれど。


▼第2試合▼

お題:○○○さっさと家に帰ります
18ネタ中7位 智彦さんの作品

和尚様はお賽銭を回収したらさっさと家に帰ります

4点2人 3点6人 2点18人 計62点/採点者93名 得票率0.66


正直に言えば、1~3位のどれかは取れると思っていた。
つまり、考えに考えて書いた、自信のネタだった、ということだ。

第1試合でまあまあの得票率が取れたこともあり、
「ここで一気に決めたい」という心境だった。
「第2試合で高い点を取れれば、第3試合が非常に楽になる」と。

地区予選を経て、穴埋めお題には相性の良さを感じていた。
そのことも、「これはいける」という想いに繋がっていた。

ところが、駄目だった。
正直、結果には納得がいっていない。
もっと高い順位でも良いのでは、と思っている。

だが、結果的に7位だったのは、不幸中の幸いと言える。

第2試合までは、採点の途中経過が発表されていたのだが、
その中で僕の名前は常に下の方に表示されたいた。
得票率は0.3~0.4程度であり、見るに堪えない悲惨さだった。

最終的な結果で7位だと知った瞬間は、
自信のあるネタだったということは完全に忘れ、
盛大にスベッてはいなかったということを喜んだ。

第3試合を残し、この時点で総合7位。
9位以下とはある程度差がついていたけれど、不安だった。
第3試合は画像お題だということが、これまでの出題傾向から推測できた。
そして、地区予選では、その画像お題で盛大にスベッていた。

以下に、没ネタを載せておこう。

・塾には行くけどタイ語が分からないのでさっさと家に帰ります

・ロボットが没収されたのでさっさと家に帰ります

・脇道にデブが挟まってるけどさっさと家に帰ります

・今日は和尚様の出所記念日なのでさっさと家に帰ります

・銀行でお金を盗んでさっさと家に帰ります

・15本ぐらい足がある人とすれ違ったけどさっさと家に帰ります

・はい、もしもし。あ、じゃあスッポンは川に捨ててさっさと家に帰ります


これらと比して、投稿したネタの自己評価は抜群に高かった。
それだけに、点数が伸びなかったのはまったくもって残念だった。


▼第3試合▼

お題:写真で一言
t_00037_1.jpg

19ネタ中3位 智彦さんの作品

出火原因は「父さん昔はマジシャンだったんだぞ」でした

4点9人 3点9人 2点18人 計99点/採点者88名 得票率1.13


この結果を見たのは、決勝トーナメント進出を知った後だった。
先に動画を確認し、その後に第3試合の結果を確認した。
それ故、気分は落ち着いていた。それでも、非常に嬉しかった。

重要な場面で得票率1.00越えをし、3位を取ることができた。
これは、励みになる。そして、次への弾みにもなる。

ただ、改めてネタを振り返ってみると、怖くなる。
「ありきたり」という評価がされそうなネタに見えるからだ。

よくあるタイプのネタ、と言っていいだろう。
書き方に工夫があるように見えるが、その点も危うい。
こうした書き方自体も、よくあるタイプだからだ。

これを「救われた」と捉えるべきか。
「無難なネタの強さ」と捉えるべきか。

正解は恐らく、「大喜利の難しさ」と捉えることだろう。

以下に、没ネタを載せておこう。

・中にいる隊員のほとんどが服を焼失しましたので撮影はご遠慮ください

・彼は本物の引きこもりでした


さすがにこれらと比すると、投稿したネタのほうが良い。


▼総合▼

1問目、2問目、3問目の各結果は、6位⇒7位⇒3位と推移。
常に8位以内に入っている点は、満足できる。

総合は19人中6位。得票率合計は2.727。
決勝トーナメントに進出することができた。

そんなわけで、タイマンバトルのはじまりだ。
このエントリィを書いている時点で、組み合わせ抽選は済んでいる。

初戦の相手は、凍える氏だ。
氏の名前は、存じ上げている。
イメージは、「普通に強い」といったところ。

真っ向勝負では負ける可能性が高いかもしれない。
いや、有利不利はなく、すべて50:50なのかもしれない。

タイマンバトルは初めてなので、勝手が分からない。
色々と大喜利サイトを回ってみて、傾向を勉強しよう。

書くだけはタダなので、一応目標を書いておく。
目標は「ベスト16で、同じボケ天出身の虎猫氏と戦うこと」だ。

同門の生き残りは、虎猫氏と冷凍食品氏。
自分が頑張ると同時に、同輩達の戦いにも注目したい。
(お二人とも、「同輩」と呼ぶには恐れ多い実力者だけれど)

新年が待ち遠しい。
ああ、楽しみだ。震えるほど楽しみだ。