2010年12月1日水曜日

第1462回

第 1462 回のお題 (出題:レイン)
溺れてるくせにこんなこと言いやがった

[19位]ジャスティス智彦

『俺、溺れてる』

作詞:溺れてる俺  作曲:溺れてる俺  観客:泳げてるお前

Yo-Ho- Yo-Ho- Go-Bo- Go-Bo-
Yo-Ho- Yo-Ho- Go-Bo- Go-Bo-

俺は溺れてる
お前泳げてる

この湖 俺は沈ぅみ
この湖 お前自由に

まじ俺の服が重い 気分的にも不快
でも俺のこの想い 水底よりも深い

たとえ俺は死んでも きっとお前のこと想えてる!
もしも俺が死んだら ずっとお前は俺を覚えてる?

けれど俺が死ぬと お前困り果てる
たぶん俺が死ぬと 俺のお化け出る

俺の莫大なる負債 保証人のお前が払い
お前と彼女の夫妻 陰陽師呼んでお祓い

俺はお前の未来見たい
お前他殺未遂にしたい

俺は溺れてる
お前泳げてる

So, please help me as soon as possible !

Thank you !!

44.22 pts [61.91](88.46%) Rate:15.08Up!!

現在のレート:1799.65(なかなかに回復。再びの1800までは誤差レベル)


馬鹿なネタだな、と自省。
しかし、はっきり言えば、自己評価は高い。

19位になり、レートも15余り上昇しているけれど、
「苦労した割にはそれほどでもないな」という感覚がある。
なにせ、このネタを書くのに1時間以上かかっている。

採点者からの点数分布を見ると、非常に面白い。
「なるほど」と思わず口に出してしまうくらい、綺麗だ。

10人中5人は1~2点台。
10人中2人は4点台。
10人中3人は7点以上。
※いずれも補正後の点数

くっきり評価が割れた、と言える。
1点台が2つあり、1.0と1.2が付いているのだから、
よくぞまあこれで19位に食い込めたものだ、と驚く。

考えてみれば納得だ。
好き嫌いがはっきり分かれるネタだろう。
万人に受け入れられるように表現する技量もなかった。

ただ、書いていて非常に楽しかった。
歌詞を書くことは、長文を書くこととは大きく異なる、と学んだ。

特に今回はラップを想定しており、韻を踏むことを最重視した。
そのため、部品を幾つかつくり、それを組立てていく、という、
「モジュラー型」とでも呼べそうなアプローチだった。

ただ、通常のラップの歌詞とは違い、文章としての見た目に気遣った。
曲に当て嵌めることは無視し、対になる文の見かけ上の字数を合わせた。
そもそも、この歌詞がどのようなリズムにのるか、という規定はない。
��なんとなく、こんな感じかな、というイメージはあるけれど)

正直、うざいネタだ。
中身ではなく、「これを投稿した」という事実がうざい。
「頑張っちゃってる感」が非常に鼻につく。

しかし、書いてみなければ経験できない感覚がある。
投稿してみなければ、学べないこと、分からないことがある。

もう、この手のネタは二度と書くことはないかもしれないが、
今回経験できたことで、少しは成長できたかな、と満足している。

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