第 1459 回のお題 (出題:男勝りのジュリア)
例によって、10~15回に1回というペースを守るべく、採点をした。
最近、自分が「画像お題恐怖症」なので、その治療という意味もある。
点数を付けながら、「対画像お題ネタ」の勉強をしたわけだ。
お題の画像について、事前に調べてみた。
単純に気になったからだ。
「L.AGASSIZ」という人名で検索をしたところ、
Wikipediaに、この人物の情報が詳しく記載されていた。
��URL:http://en.wikipedia.org/wiki/Louis_Agassiz)
以下のように、この「落下石像」は、有名なものらしい。
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After the 1906 San Francisco earthquake, Stanford President David Starr Jordan wrote, "Somebody – Dr. Angell, perhaps – remarked that 'Agassiz was great in the abstract but not in the concrete.'"
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英語の説明を、簡単に訳すと、以下のようになる。
��一部、若干意訳しているところもある)
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1906年のサンフランシスコでの地震の後、スタンフォード大学の学長David Starr Jordanは、「誰かが-おそらくDr. Angellが-『Agassizは理論的学問においては素晴らしかったが、コンクリートには弱かった』と言っていた」と書き記した。
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「abstract」と「concrete」の対比が、気の利いた点である。
普通に訳せば「抽象」と「具体」だが、上記のコメント文の中では、
石像がコンクリートにめり込んだことを揶揄するような意味になっている。
こんな風に、画像にまつわる情報を得たところで、
それを採点に影響させるというわけでもないのだが、
何気ない画像にもドラマがあるということが、面白いと思った。
さて、採点および微調整の結果、
分布は概ね以下の通りになった。
1点(2.0):約10%
2点(3.0):約50%
3点(4.1):約30%
4点(5.4):約10%
5点(6.7):僅少
6点(8.2):僅少
※実際につく点数は括弧内の値
正直なところ、いつもと比して不作感が否めなかった。
カブりが異常に多かった、ということもある。
個人的には、単語ネタが良い感じだな、と思った。
例えば、以下のようなものだ。
[10位]田端KORO
近道
[42位]長谷川なぁみ
ヘッドホン
[50位]鈴木以外数人
行商
画像お題の場合、台詞的・説明的なネタが多いと思うが、
単語をビシっと決めるネタには、独特の切れ味があり、好印象だ。
これは、「絵画のタイトルを付ける」ということに似ていると思う。
複雑な絵画に一言で意味付けをする、という高度な作業だ。
「この絵(写真)に名前を付けてください」というお題が、
今後増えてきても面白いかもしれないな、と思った。
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