2010年11月2日火曜日

第1445回

第 1445 回のお題 (出題:☆ぶんじろう)
「100万回生きた猫」
100万回で一番多い死因は?

[37位]ジャスティス智彦

猫のニャーと象のパオーンはとっても仲良し

パオーンは長いお鼻でニャーを激しくビンタ

ニャーは死んだ でも すぐに生き返った

パオーンは振り子の要領でニャーを逆からビンタ

ニャーはまた死んだ でも またすぐ生き返った

ニャーとパオーン やっぱり仲良し

41.06 pts [57.78](78.44%) Rate:11.08Up!

現在のレート:1732.13(やや増。近付く1750の壁)


悪くはない――が、煮え切らない。
今回の結果を受けて、そんな心境にある。

期待していた、ということだろう。
正直、手応えを感じていた。
なかなか良いネタが書けた、と。

系統としては、「ループもの」に該当するだろうか。
100万回の中でも最も多い死に方なのだから、
システマティックかつコンスタントなものを想定した。

振り子の要領でバンバン死ぬ、というアイデアはすぐに出てきた。
それを捏ね繰り回し、加工した結果、投稿したネタとなった。
お題を考慮し、童話風の文体にもチャレンジしてみた。

なかなか巧くまとまった、と思っていた。
長文というほど長くはないので、冗長さは回避できたはず。
童話っぽさは、読み易さにも繋がっていたはず。

しかし、思っていたほど、順位は良くなかった。
原因を考えると、やはり「狙いすぎ」ということになるだろうか。
「面白さ」を演出しようという気配が色濃く出ていたのかもしれない。

ここに、難しさと、やり甲斐がある。

面白さは当然盛り込みつつ、気配や匂いは抑え込む。
厭らしさを感じさせず、爽やかに笑いを取りにいく。
そうした難題を超えた先に、安定した高順位が待っているに違いない。

ネタを書く。
それだけなのに。
奥深い。

100万回ネタを書こうとも、きっと終わりはこないだろう。

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