第 1434 回のお題 (出題:アナルホッケー)
「こんな女でごめんなさい」
いったい何をした?
[5位]ジャスティス智彦
発掘したばかりの骨で教授を殴った
50.59 pts [71.34](97.30%) Rate:29.13Up!!
現在のレート:約1733.94(次の目標1750に向けて好発進)
5位入賞。
良いタイミングだ。
パワープレー勝負になりそうなお題。
ほとんど何でもありに近いな、という印象を受けた。
・酷いこと
・意味不明なこと
・超人的なこと
・妙に可愛らしいこと
どれでも使える。
「面白い文章を書くだけ」という勝負だ。
メモ帳に、無差別に色々とネタを書いていった。
思い付くまま、淀みなく、とめどなく、遠慮なく。
「教授を殴った」という発想が候補として出てきた。
「殴る」も「教授」もありがちなので、振り払いたかったが、
「女」と「殴る」の相性の良さで攻めてみたい、という感情が勝った。
あとは、5W1Hのどれかを盛り込んでいく、という作業をした。
・Why:なぜ殴ったのか?
・What:何で殴ったのか?
・Where:どこで殴っ
たのか?
・When:いつなぐったのか?
・Who:誰が殴ったのか?
・How:どのように殴ったのか?
「Who」以外は、どれでも使えそうだった。
以下に、1つずつ例を書いていこう。
・Why:繁殖期のバッファローに似ていたので教授を殴った
・What:愛用の実験器具で教授を殴った
・Where:物価が高い港町で教授を殴った
・When:十年前の大晦日に教授を殴った
・How:程良くスナップを利かせて教授を殴った
複数の組み合わせにする、という考えもあったが、
文章が長くなり、要素の詰め込みすぎになるので、控えた。
途中で「何で殴るかが一番重要だな」と思い始めたので、
他は切り捨てて、「What」を考える作業に集中した。
すぐに「発掘したばかりの骨」というキーワードが出てきた。
こういったものは、アイテムとして使いやすい。
・編んだばかりのセーター
・釣ったばかりのカジキマグロ
・掘ったばかりの落とし穴
「~ばかりの~」には、一定のパワーがある。
状況を限定する面白さが、うまく機能する。
こうして「発掘したばかりの骨で教授を殴った」となった。
1つ1つの要素は力技の発想という面が大きいが、
その組み合わせ方やアプローチは、システマティックだ。
「ネタを考える」ということでは、典型的な回だったように思う。
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