第 1425 回のお題 (出題:アナルホッケー)
過保護だと言わざるを得ない行動
style="color: rgb(255, 0, 0); ">[44位]ジャスティス智彦
子供「ママ、今日のご飯なぁに?」
ママ「うふふ、何だと思う?」
子供「卵かけご飯? それとも、ふりかけご飯?」
ママ「ハズレ。今日は、保護かけご飯よ」
子供「えぇ~。ボク、保護かけご飯苦手だよぉ」
ママ「ちゃんと食べなきゃ駄目よ。ほら、あの中にあるから」
子供「うわっ金庫だ。厳重に保護したねママ」
ママ「当たり前じゃない。保護かけご飯ですもの」
子供「開かない。ちっとも開かないよママ」
ママ「弱音は禁止。時間をかけてしっかり保護を解きなさい」
子供「でもママ、早くしないとご飯が腐っちゃう」
ママ「大丈夫。防腐剤をたっぷり使って保護してあるから」
子供「さすがママ! だけど、ボクの胃腸は保護されてないよ」
ママ「平気よ。病気になっても、○×保険が保護してくれるわ」
子供「○×保険は、食中毒の面倒も見てくれるの?」
ママ「ええ。月々1,085円の追加金で、食中毒にもしっかり対応」
子供「わぉ。それなら安心だねママ! ○×保険バンザイ!!」
ママ「あらあら、喜ぶよりも金庫を開けるほうが先でしょ?」
――保護したいのは、あなたの笑顔です。 ○×保険
39.52 pts [54.98](68.61%) Rate:6.26Up!
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正直に言うと、3位以内を狙っていた。
勿論、いつも上位は狙っているのだけれど、
そういう意識よりもひとつ上の意識として。
相応しいネタを書いたつもりだった。
投稿終了時点では、かなり自信があった。
結果を見て少しの間は、機嫌が悪かった。
「なんでこんな順位なんだよ」と、憤りに似た感情を覚えていた。
もっと言えば、「なんで1位じゃないんだ」などとも思っていた。
しかし、5分程経過して、冷静さを取り戻した。
確かにこのネタには、上位を狙えるポテンシャルはない。
それどころか、癇に障るような駄ネタと言えるかもしれない。
文章中から、「面白いこと書いてます」みたいな、
むかつく香りがプンプン漂っている。これはもう、劣悪だ。
ここのところ、「長文を書けば上位確定」みたいな、
妙な過信というか、調子付いている面があったように思う。
「長文ネタの使い手」のような自己ラベルに酔っていたのだろう。
ネタそのものについて振り返ろう。
「保護かけご飯」というキーワードが、
頭の中に思い浮かんだのが、始まりだった。
それをこねくりまわしているうちに、
保険会社のCM風にオチを付ける方向に固まった。
「1,085円」という料金の設定は、「保護」をもじったものだ。
「保護」を「ホゴ」として、「ゴ」はそのまま「5」を置く。
「ホ」を「十」と「八」に分解し、「10」と「8」を置く。
前から順に並べると、「1085」というわけだ。
どなたか気付いた方はいるだろうか?
一応ヒントとして、「ボク」を片仮名で書いておいた。
「ホ」を「十」と「八」に変換するための手がかりだ。
保険会社の名前も最初は「ヒマワリ保険」だった。
「ホゴ」→「ゴッホ」→「ヒマワリ」という連想だ。
しかし、実在したので、やめておいた。
��「ゴッホ保険」ではあからさますぎる、という判断もあった)
ここまで書いて分かるように、純粋さのようなものは影を潜め、
変に意識して長文ネタに取り組むようになってしまっている。
ああ、目が覚めた。おはよう。みんな、おはよう。
結果が出るまで客観的にネタを見られなかったのは痛いが、
「長文ネタ」を見直す良い機会になったと思う。
次にいつ長文ネタを書くかは分からないが、
今度はもっと良い順位が取れるようにしたい。
ちなみに今回、長文ネタの作成に取り掛かる前は、
以下のようなネタを発想していた。
・アンパンマン「僕の顔をお食べ。あと脳髄も吸っていいよ」
・アンパンマン「松茸ご飯をお食べ」
なぜか、アンパンマン系しか思いつかなかった。
「保護かけご飯」という発想は、「松茸ご飯」の延長線上だ。
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