2010年7月30日金曜日

第1400回採点感想

第 1400 回のお題 (出題:MA)
いくらファーストクラスでもこんなサービスは過剰すぎる

採点者数5倍(通常10人→50人)の記念大会。
第1399回に採点したばかりだったが、再び採点に参加。
��この回は特別なので、10~15回に1回というペースには含まない)

さぁ100回に1回のアニヴァーサリィにはどんな面白いネタが...
と心を躍らせながら採点画面に入っていったのだが、
ううむ、いつも以上に駄ネタが多い、ような気がした。

ざっと採点したところ、MAXが4点。
調整前の段階で5点以上がなかなか付けられない。
��申し訳ないと感じてはいるのだが、こればかりは仕様がない)

分布は概ね以下の通り。

1点:約15%
2点:約70%
3点:約10%
4点:約5%

そんなわけで、調整作業。
±1~2点の範囲で、分布を広げていった。

今回採点をしていて感じたのは、
「誰でも思い付けるようなタイプのネタ」が多すぎる、ということだ。

例えば、今回のお題においては、
以下のようなタイプはすぐに思い付く。

・エコノミーとの絡み系
・墜落した際のサービス系
・○○or○○系(例:ビーフorフィッシュ)
・お客様の中に~系

無論、上記の系統のネタであっても、
細部にオリジナリティがあり、
それによって面白さが生まれているものもある。

しかしながら、僕の感覚では、
「斬新さ」が足りないように見える。

例えば、以下の2つのお題があったとする。

①「ファーストクラスに乗るとエコノミーに対してこんな嫌がらせができる」
②「いくらファーストクラスでもこんなサービスは過剰すぎる」

このとき...
①の場合、エコノミーに触れるのは当然良い。
②の場合、エコノミーに触れるのはいまいちと思われる。

つまり、比較的どうとでもできるお題のときに、
「飛行機中においてありきたりな事象」をネタのベースとして使うことは、
発想者の視野の狭さを露呈してしまっているように感じるのだ。

今回採点していて、「エコノミー」や「or」といった文字を見ると、
「とっつきやすいところを使ったな」という印象を受けざるを得なかった。

僕自身も、「とっつきやすいところ」に頼ることが多いが、
やはり「斬新な着眼点」というものを大切にしていきたいと思う。

[18位]ジャスティス智彦
プロペラを舐めさせてくれる

これは失敗。全然斬新ではない。
「舐める」はオーソドックスだ。「逃げ」とも言える

あー、難しい。
野菜を一杯食べよう。

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