2010年7月27日火曜日

第1399回

第 1399 回のお題 (出題:オレカエル)
ビルの屋上から落ちたけど私はコレで助かりました

[86位]ジャスティス智彦

足腰の骨やそれほど重要でない臓器を犠牲にすることで助かりました

34.41 pts [47.14](44.44%) Rate:3.85Down...


こんなもんかな、という感じだ。
主なボケ要素は、「あんまり助かってない」というもの。
でも、ご存命なので、OKだろう。

今回のテーマは、「ネタの書き方」だった。
ちなみに、ここでいう「ネタの書き方」とは、
「発想法」ではなく、「文章表現」を意味する。

同じ「発想内容」でも、「書き方」によって雲泥の差が生まれる。
これは、同じ話をするにしても「喋り方」の影響が強いこととほぼ同じだ。
��違う点:「喋り方」には表情や仕草が含まれる場合有 ※電話等は除く)

自分なりに今回のネタのポイントだと思っている部分を、以下に挙げる。

①「足腰」「臓器」という単語
②「それほど重要でない」という形容
③「~ました」という丁寧語

特に、②が大きな要素である、ような気がする。
ネタを書く際に、「否定形の書き方」は、
十分考慮すべきであると思われる。

何故かと言えば、否定形のほうが肯定形より情報量が多いからだ。

否定形は、「○○+ない」「○○+ず」などの言葉で表現される。
このとき、「○○」は肯定形の言葉(およびそれの微変形体)だ。
つまり、「肯定形」と比して、「否定形」は言葉の量(情報量)が多い。

これは、英語でも同じことが言える。
肯定形の「○○」に対して、否定形は「not ○○」だ。

他、特殊な否定形(否定法)として、以下のようなものもある。

・何か言った(書いた)後、「今のは全部嘘だ」と付け足す
・何か言った(書いた)後、「~って嘘吐き村の住人が...」と付け足す
※いずれにせよ、情報量は増える。

ネタを書くという行為においては、「情報量を増やす」ということは、
「面白要素を増やす」ということと同義でなければならない。
��直接的な場合と、他の要素の増幅という間接的な場合がある)

したがって、否定形を使う場合は、
「面白い否定の仕方」が必要であると言える。

そういったことを考えて、「それほど~でない」という構文を選択した。
結果として、「どこが面白要素なんだ」と言いたい。

「ネタの書き方」は難しい。


以下、他の人のネタに僅かばかりコメントさせていただく。

・[4位]ふぃれそ氏のネタ:帽子でないと助からないかもしれません
・[12位]エース氏のネタ:ヒトの生き死にを司る審判
・[15位]ポム☆パルフェ氏のネタ:やや既視感はあるものの、綺麗でした

とりあえず、こんなところ。

この回は、僕も採点に参加させていただいた。
��詳細は、採点感想を参照されたい)。

やはり、採点をすると、結果が出たとき、みじめな気持ちになる。
そうならないように頑張りたい。

がんばろうKOBE
��[125位]おんぶにだっこ氏のネタを引用)

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