2010年7月1日木曜日

第1393回

第 1393 回のお題 (出題:風の迷路)
「草花の声が聞こえる」「妖精が見える」の他にメルヘンだなと感じる行為

[156位]ジャスティス智彦

羅生門で老婆の身ぐるみを剥がす

30.11 pts [40.49](17.11%) Rate:21.57Down...


やはり駄目だったか。
その一言に尽きる。

ネタの内容そのものも相当に悪かったのだが、
それ以上に、ネタの方向性が悪い順位を招いたのだと思われる。

お題は「メルヘンな行為」を描くことを要求していた。
このとき、基本的なパターンとしては、以下の2通りの発想があるだろう。

1.メルヘンチックな面白い行為(事象)を描く
2.メルヘンとはかけ離れた行為(事象)を描く

僕のネタは、明らかに「2.」だ。
意図的に、そちらの方向性のネタを書いた。
「逆のこと/反対のこと」を書く、というボケだ。

しかし、ネタボケライフでは基本的に、
「1.」のネタが評価されやすいように思う。
「正攻法で面白いこと」を書く、というボケだ。

したがって、今回のようなお題の場合は、
「メルヘン度」が大きな評価基準となっていたように思う。

正直なところ、僕は正攻法が苦手だ。
自分自身が、面白いと感じないから。

正攻法は、場合によっては、
「ボケになっていない」という認識がされる。

僕が採点する時も、正攻法ネタはつまらなく感じることが多い。
「普通のことを書いているだけ」に見えるからだ。
��普通マン氏を批判しているわけではない)

そういうわけで、自分が書くネタは、
反・正攻法的なものが多くなっていた。

しかし、少し意識をかえていこうと思う。
これまで正攻法をあまり使わなかったのは、
正攻法では面白いことが書けないだけだったと言えるからだ。
単純に、力不足だったのだ。

「ストレートに面白いことを書く」

難儀なことだが、やりがいはある。
目指せストレートティー。


※他の人のネタへのコメントは、今回はお休み

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