2010年12月31日金曜日

第1471回

第 1471 回のお題 (出題:アナルホッケー)
砂漠で遭難してしまったあなた。
やっとの思いでオアシスを見つけました。
でも「この水を飲むのはやめておこう・・・」と思いました。
何故?


[68位]ジャスティス智彦

このあとクフくんのお誕生日会でシャンパンをたらふく飲む予定

34.80 pts [47.79](47.24%) Rate:9.43Down...

現在のレート:1776.35(やや減。1800が遠くなってきた)


やけにストーリィ性のあるお題だな、と思った。
長めの文章で、しっかりと設定が書かれている。

その所為だろうか、今回は普段よりも一層、
「お題に沿おう」という意識が強く働いた。

お題に含まれている設定からキーポイントを抜き出すと...
「砂漠で遭難」「オアシスの水を飲むのをやめた理由」
...という2つに絞られるだろう。

書いたネタは、これらのキーポイントに対応させたつもりだ。
少々くどいようだが、詳細を以下に書こう。

・何故、砂漠で遭難していたのか?

クラスメイトのクフ君に、誕生日会に招待された。
当日、クフ君の家に向かうべく砂漠の中を歩いて進んだ。
しかし道に迷ってしまい、遭難してしまった。

・何故、オアシスの水を飲むのをやめようと思ったのか?

実はオアシスからクフ君の家までは非常に近い。
オアシスを見つけることとクフ君の家を見つけることとは同義だ。
したがって、オアシスで水分補給しなくとも大丈夫。
クフ君の家についたら、シャンパンが振舞われるだろうから。

そんなストーリィを、ネタに込めた。
そう、込めた。込めたのだが。
肝心の面白味については、込め忘れていた。

さて、そろそろブログを書くときの文章形態を変えたくなってきた。
今は、「分析チック」「省察チック」な感
じを出しているが、
もっと一般的なブログのように、散文的な雰囲気を出してみたい。

次以降の「ネタボケライフ結果」カテゴリィのエントリィについては、
もしかしたら、これまでとは違った趣向の文章にするかもしれない。
��「次以降」ではなく、「2011年」からのほうがキリがいいだろうか)

あくまで、「かもしれない」だけれど。

2010年12月29日水曜日

第1469回

第 1469 回のお題 (出題:レイン)
合格率0%を誇るアホ塾のこんな勉強法

[41位]ジャスティス智彦

参考書の重要ページに噛み終わったガムを挟んでおく

39.16 pts [53.99](68.99%) Rate:3.72Up!!

現在のレート:1784.40(微増。減るよりはマシ、という程度)


今回のお題を見て真っ先に思ったのは、
色々なネタが出せそうだな、ということだった。

要するに「アホな勉強法」を考えればいいわけで、
「The・大喜利」とでもいえそうな、王道のお題であり、
必然、解答しやすい部類であると言って間違いないと思われた。

が、しかし、何も思いつかなかった。

あまり考える時間がなかった、ということもあるが、
もっと根本的に、発想の仕方を忘れたみたいな感覚があった。

発想しようにもうまくいかない、というこの感覚は、
言葉で説明するのが非常に難しいのだけれど、あえて挑もう。
「ボール」と「泡立て器」を用い、以下に比喩を書く。

卵と牛乳をかき混ぜる、という調理工程を想像してほしい。
この2つの具材をボールの中に入れ、泡立て器でといていく。
ホットケーキをつくる途中、といったところだろうか。

「発想の仕方が思い出せない」という感覚を喩えると、
何も入っていないボールの中で、泡立て器を動かしている、
といった感じに近いのではないか、と僕は思っている。

ボールには何も入っていないのだから、無論、
泡立て器は何にも接触しておらず、したがって、
その動作・作業は何もしていないことと何ら違いない。

泡立て器は空気にしか触れていないのだから、
ボールの中であろうが外であろうが同じなように思える。
しかし、単に中空をかき混ぜることとは明確に違いを感じる。

「何も入っていない容器の中で何もないものをかき混ぜる」

これが、近しい表現だろうか。
「何も入っていない容器」と「かき混ぜる」が、
この感覚を説明する際のキーワードかもしれない。

そんなわけで適当にネタを書いた。
そして、適当な順位をとった。

それでレートが下がらなかったのだから、悪くはない。
何も思いつかないときの戦い方としては、良いほうだった。

ただ、この状態が続くようでは、
これ以上の上昇は難しくなってくる。

「発想の安定性」は、どうすれば手に入るのだろうか。

第1470回

第 1470 回のお題 (出題:風の迷路)
心臓マッサージ→人工呼吸→(  ?  )→蘇生

[52位]ジャスティス智彦

心臓マッサージ



人工呼吸



萩生

あれ?これ「蘇生(そせい)」じゃなくて「萩生(おぎゅう)」だ

荻生といえば、江戸時代の儒学者・荻生徂徠(おぎゅうそらい)だよね

荻生徂徠よ、力を貸しておくれ!

おぎゅう~っと、心臓マッサージ!

そらいっと、人工呼吸!

おぎゅう~!そらい!
おぎゅう~!そらい!
おぎゅう~!そらい!



蘇生

37.95 pts [53.26](65.31%) Rate:1.38Up!!

現在のレート:1785.78(微増。減るよりはマシ、という程度)


長文(のようなもの)を書いた。
発想一発の、その勢いだけで書いたようなネタだ。
意識したことは、「視点の切り替え」だろうか。

文字を捉える際の、自由な視点の切り替え。
意味、形、音。動詞、名詞、間投詞。
これも「言葉遊び」の一環であり、とても楽しい。

もうちょっと高い順位かと思っていた。
しかし思ったより荻生徂徠のポテンシャルが低かったらしい。
僕の中ではキラーパーソンの1人として確固たる地位にいるのだが。

無茶苦茶なネタだな、と自省するが、お気に入りでもある。
駄目なネタなようで、満足のいく完成度に達しているようにも思える。
まとめると、「バランスのよく分からないネタ」という評が適切か。

今回のような系統のお題を、「プロセス穴埋め」と呼ぶことにする。
一連の流れ・経過(プロセス)の一部を埋める、という意味だ。

さてこの、プロセス穴埋め、僕は得意ではない。
バランスが難しい、というのがその理由だ。
論理的接続を重視するのか、リズムを重視するのか、はたまた……。

とにかく、「丁度良いネタ」が定めにくいな、と感じている。
完成が見えない、といったところだろうか。

発想はある。
だが、攻め方が覚束ない。
ぴったり嵌まるピースが見つからない。

以下で、これまでのプロセス穴埋めを振り返ってみよう。

---------------------------------------------------------
第 1338 回のお題 (出題:雅)
穴埋め

MISSION1「敵の罠をかいくぐりアジトに潜入せよ」
MISSION2「牢屋の鍵を手に入れ人質を救出せよ」
MISSION3「     ?      」
MISSION4「敵のアジトより脱出せよ」

[108位]ジャスティス智彦

��MAP 『KANSHAせよ』


第 1267 回のお題 (出題:ねこパンマン)
ネットで予約→自宅に届き→( ? )→ポストへ返却

[57位]ジャスティス智彦

あんかけをたっぷりのせて


第 827 回のお題 (出題:回転神社)
お湯を沸かす
   ↓
線までお湯を入れる
   ↓
��  ?  )
   ↓
カップラーメンのできあがり

[56位]ジャスティス智彦

LOVE & 3分


第 812 回のお題 (出題:回転神社)
注文する
  ↓
1時間経っても来ない
  ↓
�� ? )
  ↓
いただきます


[48位]ジャスティス智彦

インターホンが鳴ったので、玄関にて出迎える。

「遅れて済みません。ご注文の300×1200×20のベニヤ板です」

---------------------------------------------------------

どれもこれも、微妙だ。
しっくりきているのが1つもない。

これは、画像お題に続く苦手系統かもしれない。
次がいつかは分からないが、修行しておかなければ。

2010年12月22日水曜日

第1468回採点感想

第 1468 回のお題 (出題:男勝りのジュリア)
d1468.jpg


例によって、10~15回に1回というペースを守るべく、採点をした。
��滞りを感じたので少し早目になったが、誤差の範囲内だろう)

これまた例によって「画像お題恐怖症」の克服策でもある。
他人のネタから学ぶことは非常に多い。

お題画像について、客観的に観察しよう。

山道だろうか。もしかしたら土手かもしれない。
競技用に近しいフォルムの自転車。
立ち漕ぎをする人。性別は分かりづらい。
日の出か、日の入りか、辺りは薄暗い。
遙か遠い道のりをゆっくり進んでいる、という印象。
脚には疲労が溜まっているように見え、きつそうだ。
しかし、全体からは爽やかで健やかなイメージが漂う。

さて、皆々はこれをどうネタ化したのか。
どういったボケ要素を盛り込んだのか。

採点および微調整の結果、
分布は概ね以下の通りになった。

1点(2.3):約5%
2点(3.3):約70%
3点(4.3):約20%
4点(5.5):約5%
5点(6.8):僅少
6点(8.2):僅少

※実際につく点数は括弧内の値

やや辛めの採点になったかな、と思う。
素直に評価していったつもりだったのだが。
今回はお題とネタが自分に合わなかったのかもしれない。

気になることを、以下に書こう。

[1位]天球

でも、とことん値切られた森口サイクルはもっと辛かったんだ


タメゴロー(9.6)/ddh(5.5)/黒豹(4.9)/むめも(6.7)/ジャスティス智彦(3.3)/べとん(3.6)/すり身(4.1)/rinko(3.9)/コルト(3.9)/顔の偏差値45(9.1)

[2位]みずたま

誰か僕に予定を!!


タメゴロー(5.8)/ddh(5.5)/黒豹(4.9)/むめも(8.2)/style="color: rgb(128, 0, 128); ">ジャスティス智彦(3.3)/べとん(5.5)/すり身(6.7)/rinko(3.9)/コルト(5.2)/顔の偏差値45(4.9)

これらは、今回の1位と2位のネタである。
採点者一覧および各々が付けた点数を見ると、あることに気がつく。

僕(ジャスティス智彦)が、どちらも10人中最低の点数を付けている。
これはちょっと、致命的な「ズレ」のような気がしてならない。

「拾えていない」ということではない。
どちらもネタの解釈自体は正確にできていると思う。

今回以前の採点ではこういったことがなかったので、
たまたま生じたイレギュラーだと思いたいが、
自分の「ズレ」具合については意識的に観察していこうと思う。

第2幕

2010年12月17日の夜、メンバーの募集を開始した。
それから3日余り、僕を含めて5人が揃うことになった。

新人Qさん、ひだまりさん、でにろうさん、くりこまさん。
そして僕、ジャスティス智彦

僕はなんて恵まれているのだろう。
「感謝してもしきれない」という表現では足りない。
「有難うございます」という言葉を何度言おうと追いつかない。

それ故、喜びや感謝の想いをすべて込め、
一緒に戦地へと赴く同士達に、この言葉を送ろう。

「共に闘いましょう、正義の名の下に」


さて、大会の開始は来年1月下旬~2月初旬と思われる。
まだかなり期間があるが、このチームの基本方針(案)を、
僭越ながら以下に提示させていただく。

・チーム名は「正義は勝つ!」とする

僕は、このブログのタイトルそのままで、参加登録したいと考えている。

折角このブログ内で集まったのだから、ということもあるが、
一番の理由は、僕はこのチームで「正義」をテーマとして、
「幕の内カップ2011」に臨みたいと考えているからだ。

集まったメンバーは、まさに「正義」の二文字に相応しい。
本当に、これはもう、奇跡的だとしか言いようがない。

どのメンバーにも、揺ぎ無い「正義」の心が、
それぞれの形で宿っているように思う。

チームメンバーの諸君には、大会においては、
「己が正義」を込めたネタを書いたもらいたい。

勝ち負けは二の次。
自分の信じる「正義」を最優先にして、
対戦相手に全力でぶつかっていただきたい。

・並び順は仮決定済のものをそのまま採用する

つまり、以下の並び順でいく、ということだ。

大将:ジャスティス智彦
副将:でにろう
中堅:ひだまり
次鋒:くりこま
先鋒:新人QP


※先刻まで「中堅」を「中将」と表記していたが、正しくは「中堅」のようなので、訂正させていただいた。

大会中、順番は完全に固定されてしまうので、必然的に、
「各人が対戦する可能性のある相手」も固定されてしまうが、
相手によってどうこうするような器用肌のチームではなく、
誰が相手だろうと自分達のスタイルをゴリ押すほうが、
性に合っているのでは、と勝手ながら思っている。

このメンバーにおいて、僕が「大将」の名を冠することは、
著しく分不相応だが、これもまた一興であるとお考えいただきたい。

ただ、このまますぐに参加登録をするようなことはしないので、
希望があれば、柔軟に、どんどん反映させていこうと思う。

また、各人の登録名についても、希望があれば随時置換していく。
現状、僕以外のメンバーが4文字で揃っているので、
何となく見栄えが良いような気もしているが。

・チーム内でのネタ相談やミーティングは行わない

大会のルールとして、以下のような記述がある。

・チーム内でのボケの相談を認めます
・ただし一人が他の人のボケを考えて投稿するのは禁止です


しかし、このチームでは相談等は行わない方針を採用したいと考えている。

確かに、相談をすることで客観性が得られ、
ネタの改善や取捨選択が的確に行われることが期待できる。

ただ、そうして出来上がったネタからは、
「信念」が失われてしまう危険性があり、それは、
各人が持つ「正義」に背くことに繋がるのではないか、と危惧している。

各自が自己責任で勝負しつつも、お互いを信頼し、
たとえ勝っても負けても「正義」を貫いたことを讃え合うような、
そんな関係を築いていきたい、というのが僕の願いだ。


以上が、大将(仮)としての僕の考えだ。

とりあえずの大まかなことしか書かれていないが、
基本的に決めておくべきことには概ね案を出せているのではなかろうか。

今後、チームメンバー諸君からも案を出して貰いつつ、
このチームがどのようなスタイル、スタンス、スコープで、
大会に挑戦するのか、ということを固めていきたい。

※文章の書き方が偉そうな感じですが、そういうブログの運営方針ですので、何卒ご理解いただきたく思います。

第1468回

第 1468 回のお題 (出題:男勝りのジュリア)
d1468.jpg

[69位]ジャスティス智彦

日の出まではサドルの位置が見えないのでずっと立ち漕ぎ


35.29 pts [48.75](50.36%) Rate:8.09Down...
現在のレート:約1780.68(「減った」と感じるくらいには減った)


サドルネタは、幾つか投稿されていた。
つまりカブっていたわけだが、それは予想通りだ。

数えたところ、「サドル」という言葉が含まれるネタは7つだった。
その中で、僕のネタは上から2つ目だった。
これも、なかなか狙い通りにいった、と言える。

要するに今回は、「相対的にマシなネタ」をコンセプトとした。
同じようなネタの中で優位に立つ、ということを狙い、
それによってある程度の順位・点数を取ろうとしたわけだ。

ただ、順位はそれほどでもなかった。
結局、ネタが面白くないと駄目だということなのだろう。
セコイ方策でどうにかしようとした自分を恥じたい。

ネタの内容に触れよう。

「なぜ立ち漕ぎをしているのか?」
「なぜサドルに座っていないのか?」

この疑問に答える意味付けを考えていった。
ごく一般的なアプローチだろう。

お題画像は、全体的に影となっている。
それを利用して上記の意味付けを実施した。

お題に含まれる情報をなるべく活かしていく、
という姿勢については、自分自身を評価したい。

2010年12月18日土曜日

第1467回

第 1467 回のお題 (出題:西園寺くまー)
d1467.jpg
写真で一言
[54位]ジャスティス智彦

こいつ犯人だと思ってたのに10ページ目で死んじゃうかー

37.99 pts [52.80](64.90%) Rate:1.62Up!!

現在のレート:約1788.77(微増。88と77でダブルリーチ)


画像お題でレートが上がった。
これはなかなかに珍しい。

しかし、だからと言って満足できるというわけでもない。
もうちょっとやりようがあったはずなのに、妥協してしまった。
「こんなもんかな」で思考停止してしまった。

少女の太腿にのった本が気になった。
というより、そこにしか目がいかなかった。
「いい位置にのってるなあ」と思ったからだ。

それゆえ、「本についての独白」という形式はすぐ決まった。
推理小説という設定にしたのは、分かりやすいからだ。
「犯人だと思っていた奴がすぐ死ぬ」は、あるある系。

以上のように、淡々とネタを書いた。
非常に淡白で、味気なく、面白みがなく、実際面白くない。

「苦手な系統のお題を無難にこなした」と言えなくもないが、
ネタを書いても書かなくても同じだったかのようなネタだった。

つまり、まとめると以下のような感想になる。

「こんなんだったら投稿しなくてもよかったのでは」

第1幕

※メンバーの募集は終了致しました

「幕の内カップ2011」なる大喜利大会が催されるらしい。
大会Webサイトは|→コチラ←|だ。

ルールには、以下のような文言が見られる。

・5人1組でチームを組んで出場登録
・全ての対戦が先鋒×先鋒等の大喜利タイマンバトル
・チームはサイトまたはブログ管理人を大将とする


僕には、「出ようよ」と連絡を取れる仲間が一人もいない。
どこかのサイトに「仲間に入れて」と突入するのも難しい。

けれど、面白そうなので是非とも出たい。
したがって無謀にも、ここでメンバー募集をしようと思う。
(出場までこぎつけられたら奇跡)

---------------------------------------------------------
【急募!!以下の条件に当てはまるメンバー!!】
・当ブログをご覧の方
・上記大会に参加する意思がある方
・まだどのチームにも所属していない方
・今後どのチームにも所属する予定のない方
・僕(ジャスティス智彦)とチームを組んでくれる方
・途中で無責任にいなくならない方
・怒ったり罵倒したりブログに誹謗中傷を書いたりしない方

---------------------------------------------------------

応募は、このエントリィのコメント欄か、下記のアドレスで受け付ける。

アドレス:justice.tomohiko{アットマーク}gmail.com
※{アットマーク}は@にかえてください

タイマンで負けたら、負け具合に応じてネタボケの採点をする、
といった感じの罰ゲーム等を独自にやっていきたいという考えもあるが、
この辺りは獲らぬ狸の皮算用なので、おいおい決めていきたい。

ブログを新たにつくっても参加はできるようなので、
「誰を大将にするか」等も後々決めることになるだろう。
(このブログから、僕を大将として出るかどうかは未定ということ)

応募が1人も来なかったら、泣く。
泣きやんでから、また募集する。

そんなすぐにメンバーが集まるなんて有り得ないけれど、
一応、募集は先着順、ということを明記しておく。

この文章を読んでいるそこの貴方。
僕に力を貸してほしい。

集え、正義の名の下に!


-------------------以下、追記-------------------

2010年12月20日(月)23:45時点でのメンバー
(並び順は暫定、敬称略)

・大将:ジャスティス智彦
・副将:でにろう
・中堅:ひだまり
・次鋒:くりこま
・先鋒:新人QP

2010年12月15日水曜日

第1466回

第 1466 回のお題 (出題:風の迷路)
酒の勢いでこんな事ができました


[91位]ジャスティス智彦

お酒の席には3つの「割る」がございます

ひとつ、ウイスキーや焼酎をソーダや水で「割る」
ふたつ、皆で楽しく飲んだら皆で仲良く勘定を「割る」
みっつ、偉そうにしている上司の頭をビール瓶で「割る」

もっとも、みっつめをやっちゃぁ手錠を「掛ける」ことになりますがね

33.92 pts [46.72](37.06%) Rate:16.04Down...

現在のレート:約1787.15(描かれた逆V字。1800を再逆突破)


やっぱりか、といったところ。
勝負にいかなかった、というわけではない。
稀にヒットする薄いところを狙ってみた、が正解。

しかし、今回はヒットしなかった。
たまには、こういうネタで上位を取りたい。

良いタイミングで良いネタを書ければいいのだけれど、
今回は明らかに不出来なネタを送ってしまった。
「掛け言葉」だけであり、面白さが乏しい、ということ。

さてここで、採点者からのコメントを、見ていきたいと思う。

[大喜利だ(す)][歌丸です(茹で)]

雰囲気が伝わっていて嬉しい。
それでも点が伸びていないのは問題だが。

[最後まで「割る」で統一して欲しかったです(便)]

これについては、実はちょっと迷っていた。
恐らく、以下のようなネタが良いと言っているのだろう。

お酒の席には3つの「割る」がございます

ひとつ、ウイスキーや焼酎をソーダや水で「割る」
ふたつ、皆で楽しく飲んだら皆で仲良く勘定を「割る」
みっつ、偉そうにしている上司の頭をビール瓶で「割る」


そのあと、警察署で口を「割る」かどうかはお任せしますがね

僕の感覚では、オチは「掛ける」のほうが良い気がした。
これは恐らく、いつもの「ヒネクレ思考」の所為だろう。
こういったアドバイスは、非常にありがたい。

この手のネタは、頭の体操になって気持ちがいい。
やはり僕は、言葉遊びが好きなのだろう。

駄洒落好き、掛け言葉好き、韻踏み好き。
どれもこれも、点には繋がりにくいのだけれど。

2010年12月14日火曜日

第1465回

第 1465 回のお題 (出題:愛染 翔子)
お天気お姉さんが言った耳を疑う一言

[4位]ジャスティス智彦

晴れマークが足りないので代わりに血判を押しますね


55.12 pts [70.80](97.48%) Rate:26.58Up!!
現在のレート:約1803.19(ぐんと上昇。1800を再突破)

嬉しい4位だ。
表彰台なら、もっと嬉しかったが。

最も、それなりに自信はあった。
「良いネタが書けた」という感触は強かった。

よくあるタイプのお題だったと言えるだろう。
気を付けなければベタな攻めになってしまう。
そして、カブってしまう可能性も高い。

そういった意識を持ち、隅のほうにあった発想を採用した。
「血」はNGワードのような気がしたが、「血判」はセーフ。

テレビ画面の中で、日本地図に淡々と血判を押していくお姉さん。
その姿を想像すると、セクシィだなぁと息が漏れてしまう。

良い結果が伴ってくれたことは喜ばしい。
だが、悩みというか、残念な点もある。

それは、今この文章を書いている時点で、
ピックアップがひとつも付いていない、ということだ。

入賞したネタには、高確率でピックアップが付くように思う。
逆に言えば、そういうネタだからこそ、上位に入れる。

しかし、今回、4位だったにもかかわらず、ピックアップがない。

こういった場合、僕はこう思ってしまう。
「偶然上位になっただけなのだろうか」と。

沢山のピックアップをしてもらっているという事実は、
「誰が採点者であっても上位だった」という保証に近い。
それがないのは、残念であり、そして悔しくもある。

下位でもピックアップがあれば救われた気持ちになる。
一方、上位でもピックアップがないのは、悲しい気持ちになる。

誰もが納得できるようなネタを書いて、上位になりたい。
いま、強くそう思っている。

2010年12月6日月曜日

第1464回

第 1464 回のお題 (出題:愛染 翔子)
楽しみにしてたRPGゲームを5分でやめた理由


[105位]ジャスティス智彦

葬式の受付をする時間になったから

33.03 pts [45.19](32.47%) Rate:18.1Down...
現在のレート:1776.61(結構減った。痛いなこれは)


ひどい。あまりにもひどい。
言葉もないが、それでも、言葉を繰ろう。

このネタの投稿は、朝方になされた。
目覚めて、しばらく過ごしてから、気付く。
「あ、まだ投稿してないや」

急いで見にいくと、(あと 0時間 1分)という表示。
焦り慌てる時間すらもなく、脊髄反射でタイピング。

「ゲームがやりたいけど、葬式の受付をしないと」
本能的に出てきたネタがこれでは、実力の程も知れる。

一番の問題は、お題の条件を全く有効活用していない点だ。
これは、土壇場で「逃げ」に思考が寄ってしまう傾向を意味する。
時間がないとはいえ、「とりあえず逃げ」はしてはならない選択だった。

でもまあ、もう仕様がない。
切り替え切り替え。
ON-OFF-ON-OFF。

2010年12月4日土曜日

第1463回

第 1463 回のお題 (出題:アナルホッケー)
木を揺すった理由


[61位]ジャスティス智彦

お医者様ありがとう、そしてさようなら。
このゆらゆらと揺れる木は、両腕の無い僕からのバイバイだよ。

36.35 pts [50.43](55.22%) Rate:4.94Down...
現在のレート:1794.71(ちょい減り。ずるずるいきそうな予感)


まず何よりも言いたいことがある。
「お腹すいた」でも、「のど乾いた」でもない。

「カブった」だ。

[36位]ちゃんこフォンデュ

気球に向かってバイバイした

40.04 pts [56.71](73.88%)Rate:10.92Up!!

点数では約4pts、順位では25位も違う。
「カブり対決に敗れた」というわけだ。

「木を揺する」という行為を、「バイバイ」に見立てる。
ここまでは全く同じだったが、これ以降が違った。
つまりは「味付け」の部分が異なり、そして僕のほうが弱かった。

ちゃんこフォンデュ氏の仕上げ方は、綺麗だ。
爽やかな気持ちになる、清々しいネタだ。

一方僕は、「両腕の無い患者のバイバイ」という、
物悲しい雰囲気が漂うネタに仕上げてしまっている。
どこにその必要性があったんだ、と過去の自分を問い詰めたい。

単に「負けた」という感覚ではなく、
自分の心の奥底の醜さや汚さを見てしまった気がする。

これが「僕」というフィルタなのだろうか?
むごい。心を洗いたい。洗礼名に名義替えしたい。

2010年12月2日木曜日

御祭記その2

「出身サイト対抗大喜利フェス2010」について、近況を書こう。

先月の7日に1回目のエントリィを書いてから、3週間強が経過。
出身サイト内での覇権争いを兼ねた地区予選が先日終了した。

「ボケ天」からの参加者10名で3問戦って、
最終的に僕は4位となり、本戦への出場が決まった。

「4位」という最終位置に不満はないのだけれど、
2問目が終わった時点で1位だったことを考えると、
最後の最後、「ボケ天王」を賭けていた3問目での失敗が悔やまれる。
この感情については、本戦リーグでのエネルギィに還元したい。

ここで、自身の地区予選における戦いぶりを、簡単に振り返りたい。


▼第1試合▼

お題:図書館でやってもいいギリギリレベルの遊び

58ネタ中30位 智彦さんの作品

だーれも来ない書棚のかげで、ちんちんぶらぶらライブラリー

4点7人 3点7人 2点26人 計101点/採点者158名 得票率0.64


初っ端から下ネタをぶつけるという行為には、かなり躊躇いを感じた。
何となく「逃げ」のように思えたからだ。

ただ、「これを投稿したいな」という気持ちは強かった。
下ネタとはいえソフトで可愛らしい無害なもの、という認識もあった。
結果はまあまあ良いと言えるレベルだったので、一安心した。

没ネタBOXに放り込まれていた面々を、
自己コメントを沿えつつ、以下に挙げる。

・手拍子しながら背表紙を剥がす

最初はこれを投稿しようと思っていたが、
「ギリギリレベル」を超えていると判断し、やめた。

・眼鏡の小学生に『フルタの方程式』を強制的に貸し付ける

『フルタの方程式』を使いたかった、というだけ。

・ヘックション、ヘックシュ、ベックスュ、Books

駄洒落。意味不明。

・分厚い本と太った女の組み合わせは最高だなぁ

なに言ってんだ?


▼第2試合▼

お題:どうせ○○○でしょ?

54ネタ中5位 智彦さんの作品

どうせたいして珍しくもない昆虫を売ったお金でしょ?

4点9人
3点14人 2点36人 計150点/採点者147名 得票率1.02


想定よりも順位が高くて嬉しかった。
「10位をちょっと越えるくらいになれれば」と思っていた。

ネタ自体には、そこそこ自信があった。
すんなり最初に出てきた文章だったが、しっくりきていた。

ただ、投稿期間が終わり、自分以外の方のネタを確認したとき、
「これはなかなか苦戦しそうだな」という印象を持った。
それゆえ、自分の順位も10位程度を想定した、という次第である。

得票率も1.02と、高水準だった。
ここで合計得票率で、ボケ天勢の中ではトップに躍り出た。

気分はルンルン。太陽はサンサン。男性器はチンチン。
「次も良いネタを送って目指せボケ天王」と意気揚々。

この時はまだ知らない。
本選出場者発表動画を見て、冷や汗をかくことを。


▼第3試合▼

お題:写真で一言
t_00013_1.jpg

53ネタ中39位 智彦さんの作品

おでこに書かれた漢字の画数が、かけられている容疑の数と同じ

4点2人 3点2人 2点14人 計42点/採点者126名 得票率0.33


無難に攻めたつもりが、盛大にスベッてしまった。
かなり考えてつくり上げたネタだっただけに、残念な気持ちが大きい。

点数が低い理由を、想像してみる。
恐らく、「バカバカしさ」が足りなかったのだろう。

僕のネタは、それっぽい内容にはなっていると思うが、
「アハハ」と人を笑わせるような要素には欠けている気がする。
「ふーん」しか感想が出ない、琴線に響かないネタ、といった感じか。

画像お題に対する「苦手さ」は、この辺りに原因があるのかもしれない。
この「馬鹿な感じ」という要素を、次はもっと意識したい。

以下に、没ネタを載せておこう。

・蝶の一種だと主張しているが、喋り方は極めて人間に近い

・持ちネタの数よりもかけられている容疑のほうが多い


1つ目は、最後の最後まで採用するか否か迷っていた。
ちょっとシュールな感じなので、最終的に避けたのだが、
こちらのほうが結果的には点数が伸びたかもしれない。

2つ目は、実際に投稿したネタと似ている。
「画像の男は"鉄拳"という芸人である」という要素を盛り込んだネタ。
ただ単に気に入らなかったので、没とした。


▼総合▼

何とか4位に残った。
得票率合計は1.993だった。
せめて2.000は取りたかったが、実力不足か。

1問目、2問目、3問目で、4位⇒1位⇒4位と推移。
安定感に欠ける、いつもの僕らしさが出たようだ。

本戦は、地区予選よりも当然に厳しくなるので、
「無難さ」など求めず、体当たりしていこうと思う。

2010年12月1日水曜日

第1462回

第 1462 回のお題 (出題:レイン)
溺れてるくせにこんなこと言いやがった

[19位]ジャスティス智彦

『俺、溺れてる』

作詞:溺れてる俺  作曲:溺れてる俺  観客:泳げてるお前

Yo-Ho- Yo-Ho- Go-Bo- Go-Bo-
Yo-Ho- Yo-Ho- Go-Bo- Go-Bo-

俺は溺れてる
お前泳げてる

この湖 俺は沈ぅみ
この湖 お前自由に

まじ俺の服が重い 気分的にも不快
でも俺のこの想い 水底よりも深い

たとえ俺は死んでも きっとお前のこと想えてる!
もしも俺が死んだら ずっとお前は俺を覚えてる?

けれど俺が死ぬと お前困り果てる
たぶん俺が死ぬと 俺のお化け出る

俺の莫大なる負債 保証人のお前が払い
お前と彼女の夫妻 陰陽師呼んでお祓い

俺はお前の未来見たい
お前他殺未遂にしたい

俺は溺れてる
お前泳げてる

So, please help me as soon as possible !

Thank you !!

44.22 pts [61.91](88.46%) Rate:15.08Up!!

現在のレート:1799.65(なかなかに回復。再びの1800までは誤差レベル)


馬鹿なネタだな、と自省。
しかし、はっきり言えば、自己評価は高い。

19位になり、レートも15余り上昇しているけれど、
「苦労した割にはそれほどでもないな」という感覚がある。
なにせ、このネタを書くのに1時間以上かかっている。

採点者からの点数分布を見ると、非常に面白い。
「なるほど」と思わず口に出してしまうくらい、綺麗だ。

10人中5人は1~2点台。
10人中2人は4点台。
10人中3人は7点以上。
※いずれも補正後の点数

くっきり評価が割れた、と言える。
1点台が2つあり、1.0と1.2が付いているのだから、
よくぞまあこれで19位に食い込めたものだ、と驚く。

考えてみれば納得だ。
好き嫌いがはっきり分かれるネタだろう。
万人に受け入れられるように表現する技量もなかった。

ただ、書いていて非常に楽しかった。
歌詞を書くことは、長文を書くこととは大きく異なる、と学んだ。

特に今回はラップを想定しており、韻を踏むことを最重視した。
そのため、部品を幾つかつくり、それを組立てていく、という、
「モジュラー型」とでも呼べそうなアプローチだった。

ただ、通常のラップの歌詞とは違い、文章としての見た目に気遣った。
曲に当て嵌めることは無視し、対になる文の見かけ上の字数を合わせた。
そもそも、この歌詞がどのようなリズムにのるか、という規定はない。
��なんとなく、こんな感じかな、というイメージはあるけれど)

正直、うざいネタだ。
中身ではなく、「これを投稿した」という事実がうざい。
「頑張っちゃってる感」が非常に鼻につく。

しかし、書いてみなければ経験できない感覚がある。
投稿してみなければ、学べないこと、分からないことがある。

もう、この手のネタは二度と書くことはないかもしれないが、
今回経験できたことで、少しは成長できたかな、と満足している。

2010年11月29日月曜日

第1461回

第 1461 回のお題 (出題:こむぎむ)
d1461.jpg
画像で一言

[73位]ジャスティス智彦

並べ替えると「腸内で増しているせい」となるので、つまりそれが原因


35.92 pts [49.57](48.57%) Rate:8.19Down...
現在のレート:1784.57(やや後退。このままずるずる下がりたくない)

お題の系統としては、画像お題的とは言い難い。
「まるで成長していないと思った理由」という感じか。

しかしながら、妙なやりにくさを感じた。
ネタを考えていく道筋が見えてこなかった。
その結果としての、アナグラムである。

アナグラムネタは、第1388回でも使った。
その時は10位入賞だったが、それはアナグラムパワーだけでなく、
長文として仕立て上げたことを評価された、という印象だった。

そこで今回は、あまり飾り付けをせずに、シンプルに攻めたのだが、
単に「語順を替えて言葉をつくった」だけのネタにしかならず、
肝心の「面白さ」をまったくもって演出することができなかった。

この順位になってしまったのは、やむを得ないだろう。
小手先だけではどうにもならない、ということを再認識した。

話は替わるが、「つまりそれが」は便利な接続詞だ。
順接の中では、かなりポテンシャルが高いように思う。

・昨日の明後日、つまりそれが明日
・行って帰ってくる、つまりそれが往復
・オタマジャクシが成長した姿、つまりそれがカエル
・この温かい気持ち、つまりそれが愛

どんな平凡な文章でも、「つまりそれが」を付けると、
なんだかそれっぽい感じが出て、スパイシィになる。

いや、なってないか。
ネタの中で接続詞を使うのは、あまり良くないと思う。

2010年11月26日金曜日

第1460回

第 1460 回のお題 (出題:風の迷路)
手荷物検査を拒否した理由


[75位]ジャスティス智彦

ちょっと検査したぐらいで気を許すような軽い荷物だと思われたくない


35.25 pts [48.60](46.76%) Rate:10.22Down...
現在のレート:1792.76(やや後退。1800を逆突破)


このネタでは、こうなって当然。
下記のネタとも、妙なカブり方をしていた。

[116位]SAGA
求められたらすぐにバッグを開くような軽い女とは思われたくない


これは、普通のカブりとは性質が異なるように思う。
型や文体は同様だが、細かな視点は違うのではなかろうか。
変化球を採用した僕のほうが、やや救われたな、という印象。

ただ、このカブりは、点数や順位に大して影響していないだろう。
こうし
た影響以前の問題として、そもそものネタが全く良くなかった。

今回のネタを書くにあたって、幾分時間的余裕があったので、
「手荷物検査拒否」というお題条件に合致するネタを多面的に検討した。
具体的には、以下のように、アプローチを整理していった。

●アプローチ1:見られたくないものがある
例1-1)鞄の中のカジキマグロを見られたくない
例1-2)ポルポから受け取ったライターを隠す必要がある
例1-3)プーさん「この蜂蜜が小便と片栗粉の混合物だってバレちゃうよぉ」

●アプローチ2:注目を集めようとしている
例2-1)検査員の注意を引き付け、全裸の仲間を素通りさせようとしている
例2-2)いったん相手の気を引き付けてから、おしっこを漏らす

●アプローチ3:急がなければならない理由がある
例3-1)機内トイレを一番最初に使うのは、俺でなければならないのだ!
例3-2)搭乗までの時間が30秒を切ると飛行機系のポルノが貰える

●アプローチ4:検査員に何かしらの問題がある
例4-1)お前さては検査員なんかじゃないな! 誰だ!?
例4-2)検査員 素手でハチミツ ペーロペロ 汚らしいので 検査拒否する

●アプローチ5:検査しなくてもいいと思った
例5-1)これ実は荷物じゃなくてピモトゥなんですよ
例5-2)中田英寿、意表を突くキラー顔パスは空港警察に通用せず
例5-3)女性誌の特集で読んだ「40歳からの顔パス方法」でいけると思った

●アプローチ6:その他
例6-1)「草」を「機内」に持ち込んで、「きなくさい」旅行を楽しみたい
例6-2)パクパクモグモグ検査員おいしー


投稿前に行うこのような分類は、非常に楽しい。
こうやって、ブログのネタにもなる。

ちなみに、例1-3、例4-2、例5-3、例6-1が投稿候補となっていた。
例1-3については、変則系として以下のような長文も検討していた。

続いてのニュースです。

今日未明、東京都の羽田空港内において、手荷物検査を拒否しゲートを強行突破しようとした男が、空港警察によって現行犯逮捕されました。

目撃者からの情報によりますと、男は全身を黄色いペンキで塗り染め、全裸に赤いピチピチのTシャツを着ただけという猥褻極まりないな格好をしていたとのことです。また、別の目撃者からは、男が直径15センチ程度の壷を持っており、自分のことを「プー」と名乗っていた、との情報も入っています。

警察の調べに対して男は、「手荷物検査を拒否したのは、ハチミツがたっぷり入った壺を取られたくなかったから」と答えているようですが、その後の調査では、男が所持していた壷の中身からは、尿、片栗粉、ゲル化剤(ペクチン)しか検出されず、男の供述内容との食い違いが指摘されています。

この事件については、警察や空港関係者、夢の国関係者からの追加情報が入り次第、続報をお伝えいたします。


この長文は、長文である意義を感じなかったので、ボツにした。
単にニュース形式を使いたかっただけ、という自己省察がある。

さて、ここまで色々やった挙句、投稿したネタは以下の通り。

ちょっと検査したぐらいで気を許すような軽い荷物だと思われたくない

何でこれにしたのだろうか、と自分でも疑問を抱く。
上に挙げたネタでは、どれも危うさを感じたのだろうが、
それにしても、このネタに落ち着くという帰結は理解しがたい。

少し捻ってあるように見えるが、全然足りていない。
「気を許すような」→「持ち込みOKになるような」ぐらいはしないと。

レートを意識し始めてから、簡単にGOサインが出せなくなった。
以前なら何のためらいもなく投稿していたネタで勝負にいけない。
滑るんじゃないか、理解されないんじゃないか、という疑念が付き纏う。

しかしながら、これは良い影響と言える。
「ネタを考える」ということに真剣に向き合い始めた証拠だ。

漫然と投稿を繰り返すだけは、意味がない。
悩み、迷い、選び、スベり、分析し、省察し、次に活かす。
強い意識を持たなければ、いつまでも腕は上がらない。

こうした毎日が自分にとってプラスになっている、という実感はある。
たまに気を抜くことも大事だが、基本的には気を張って生きたい。
��「生きたい」は誤変換ではなく、意図して使った漢字だ)

ああ楽しい。
踊りたい気分だ。

コメントへの返答その6

有り難いことにコメントをいただいているので、
手が動くうちに、これに返信をしようと思う。

-------------------以下、テンプレート-------------------
●【コメントを戴いた記事】
[Title/名前/コメント書き込み日時/Webサイト(ある場合)]
��コメント本文


コメントへの返答 by僕(ジャスティス智彦)
-------------------以上、テンプレート-------------------

●【この記事】に対するコメント
・No title/ひだまり/2010-11-08 12:17
��「損をする」という考え方が素晴らしいなぁ。智彦ブログ大ファンなのでこれからも楽しみにしてるよ。


どうもこんにちは。
コメントありがとうございます。

「全て含めて大喜利の楽しさだと思わなければ、損をする」
という僕の記述に対して賛同していただき、嬉しく思います。

特に深い意味が込められているわけでもないのですが、
納得いかないことも、苦難や苦境も、全てひっくるめて、
自分を高める糧にしていけたらな、と思っています。

「智彦ブログの大ファン」という非常に光栄なお言葉をどうも。
「マニアックですね」としか返せません。勿体ないです。

僕のことを「智彦」と書いていらっしゃるということは、
ボケ天時代にご一緒した、ということでしょうかね。
それとも、特に他意はなく、先頭の2文字を使っただけしょうか。

ネタボケにおいての僕を主として知っている方は、
「ジャス智」や「ジャスティス」と書くような気がするので。

それはさておき、今後とも当ブログを宜しくお願い致します。


●【この記事】に対するコメント
・【安易な駄洒落王】/新人QP/2010-11-15 19:00/URL
>遅くなりましたが数多くの記事紹介本当に有り難う後座位ました♪っ

��ずっと拝見しておりましたがこんな糞真面目なブログにワテみたいな【ならず者】が果たしてコメントしていいものやら長考しておりました。

��まっ、タマタマ相棒の【ひだ公】が糞もオモロないコメントを入れてましたのでワテもついでに・・・

��▼桃色吐息
��ワテのラスト投稿で言いたい事は全部吐き出したのでここで感想を述べるのは控えますわ

��主催「下ネタはどこまで通用するのか、どれだけの人に愛されているのか、この永遠のテーマを解き明かすために決行したといってもかごんではありません。」

��つははっ、なんか主催が最後に訳の分からん事を言ってますが
��この企画で【ジャスティス智彦氏】に出会えた事だけで十分でんな(>_<)ヽ ナケルゼェ

��んじゃ股、いつの日か『桃色吐息2』でお会いしましょう、長い間付き合って頂き39ね♪っ


どうも、こんにちは。
コメントありがとうございます。

「桃色吐息」の記事は、書いていて本当に楽しかったです。
それは、企画自体が、本当に素晴らしいものだったからでしょう。

楽しすぎてついつい調子にのってしまい、
「安易な駄洒落」など失礼な言葉を遣ってしまいましたが、
悪気はまったくないので、大目に見てくだされば有り難いです。

「糞真面目なブログ」と評されていますが、
本人にはそのつもりはないので、何を書いても大丈夫です。
真面目に見える部分は、真面目にふざけているだけですよ。

新人QPさんのネタには、前々から注目しておりました。
淡々と、堂々と、臆することなく下ネタを繰り出していく様は、
下品さを通り越してスタイリッシュにすら見えてきます。

「すごい人がいるなぁ」と、ただただ感心するばかりでした。
尊敬や憧れの対象でしたので、こうしてコメントいただくことができ、
「桃色吐息」に参加して良かったな、と大変嬉しく思っています。

『桃色吐息2』の開催、楽しみにしております。
その時は優勝できるように、日々精進したいと思います。

宜しければ、今後も当ブログに遊びに来てください。

2010年11月24日水曜日

第1459回採点感想

第 1459 回のお題 (出題:男勝りのジュリア)
d1459.jpg
画像で一言


例によって、10~15回に1回というペースを守るべく、採点をした。
最近、自分が「画像お題恐怖症」なので、その治療という意味もある。
点数を付けながら、「対画像お題ネタ」の勉強をしたわけだ。

お題の画像について、事前に調べてみた。
単純に気になったからだ。

「L.AGASSIZ」という人名で検索をしたところ、
Wikipediaに、この人物の情報が詳しく記載されていた。
��URL:http://en.wikipedia.org/wiki/Louis_Agassiz)

以下のように、この「落下石像」は、有名なものらしい。

---------------------------------------------------------
Agassiz_in_the_Concrete.jpg


After the 1906 San Francisco earthquake, Stanford President David Starr Jordan wrote, "Somebody – Dr. Angell, perhaps – remarked that 'Agassiz was great in the abstract but not in the concrete.'"

---------------------------------------------------------

英語の説明を、簡単に訳すと、以下のようになる。
��一部、若干意訳しているところもある)

---------------------------------------------------------
1906年のサンフランシスコでの地震の後、スタンフォード大学の学長David Starr Jordanは、「誰かが-おそらくDr. Angellが-『Agassizは理論的学問においては素晴らしかったが、コンクリートには弱かった』と言っていた」と書き記した。
---------------------------------------------------------

「abstract」と「concrete」の対比が、気の利いた点である。
普通に訳せば「抽象」と「具体」だが、上記のコメント文の中では、
石像がコンクリートにめり込んだことを揶揄するような意味になっている。

こんな風に、画像にまつわる情報を得たところで、
それを採点に影響させるというわけでもないのだが、
何気ない画像にもドラマがあるということが、面白いと思った。

さて、採点および微調整の結果、
分布は概ね以下の通りになった。

1点(2.0):約10%
2点(3.0):約50%
3点(4.1):約30%
4点(5.4):約10%
5点(6.7):僅少
6点(8.2):僅少

※実際につく点数は括弧内の値

正直なところ、いつもと比して不作感が否めなかった。
カブりが異常に多かった、ということもある。

個人的には、単語ネタが良い感じだな、と思った。
例えば、以下のようなものだ。

[10位]田端KORO
近道

[42位]長谷川なぁみ
ヘッドホン

[50位]鈴木以外数人
行商


画像お題の場合、台詞的・説明的なネタが多いと思うが、
単語をビシっと決めるネタには、独特の切れ味があり、好印象だ。

これは、「絵画のタイトルを付ける」ということに似ていると思う。
複雑な絵画に一言で意味付けをする、という高度な作業だ。

「この絵(写真)に名前を付けてください」というお題が、
今後増えてきても面白いかもしれないな、と思った。

第1459回

第 1459 回のお題 (出題:男勝りのジュリア)
d1459.jpg
画像で一言

[15位]ジャスティス智彦

娘を転ばせた穴に戦いを挑む

47.63 pts [64.94](90.67%) Rate:16.92Up!!

現在のレート:1802.98(なかなか増。勢いのままに1800を突破)


入賞には至らなかったが、15位は満足に値する。
自分にとって鬼門となっていた画像お題での、この順位。
その事実が、安心感や納得感に繋がっている。

ネタ自体は、さらっと書き上がった。
考えすぎず、シンプルにいくことを心がけた。
苦手なお題の時は、単純に攻めるのが無難と言える。

実のところ、最初は、以下のようなネタを書いていた。

足湯

しかし、当たり外れが大きそうな気がしたので、避けた。
この回避は、懸命だったと事後評価して良いだろう。
下記のネタとも、ややかぶっていた。

[84位]ニャッパー改
頭湯


ふと気になったが、「足湯」と「頭湯」では、
どちらのほうが高い点数を得ることができるのだろうか。

これに対する点数の付け方で、
採点者の特性が見えそうな気がする。

それはさておき、レートが1800越えた。
スタートが1500なので、20%増量というわけだ。

1750という中途半端な壁としばらく戦っていたこともあり、
今回でスルスルと突破してしまったことに、妙な心地悪さを感じる。
「あれ、いいのかな」と、あまりのすんなり加減に戸惑う気持ちだ。

しかし、喜んでいいことだと思う。
自分の中で、1800台は「レートが高い」というイメージがあった。
ひとつの目標点として、1800という数字は意識していた。

これによって、ひとまず、本当にひとまずだけれど、
上の段階(上位階層)に参入できそうな位置にきたように思う。

当面は、下に落ちないようにするということが目標となるが、
良いネタを書けばまだまだ上昇していけると思うので、
飽くなき向上心を抱き、次の段階へと歩を進めていきたい。

2010年11月22日月曜日

第1458回

第 1458 回のお題 (出題:ふかし)
我慢しきれなくなってつい上司に言ってしまった一言


[62位]ジャスティス智彦

この島では上司も部下もない。 俺たちはみんなサバイバーだ


37.09 pts [51.22](55.47%) Rate:4.71Down...
現在のレート:1786.06(微減。まだ1800は射程圏内)


今回、ネタの投稿期間がタイムアップを迎えてから、
「ああ、やってしまった」と、ものすごく後悔をした。

なんてつまらないネタを送ってしまったんだろう。
「スベりそうな臭い(スベル・スメル)」がプンプンだった。
3桁順位にはならなかったが、自分の中では同様のショックがある。

ネタを投稿するにあたって、いつもとは違うプロセスを踏んだ。
通常、「複数のネタを用意して、そこから選択する」という手順だが、
今回は「取りあえずネタを投稿して、必要に応じて上書きする」方法だった。

主な理由は、「時間がなかった」ということだ。
投稿期限までの時間が残り少ない状態で、ネタを書く必要があった。
したがって、未投稿を避けるために、ネタのセットを緊急で行った。

まずセットしたのは、以下のようなネタだった。

その契約書、本当に例のドラゴンに燃やされたんですか?

「ドラゴン」というファンタジー要素を盛り込んだネタだったが、
自分自身では、あまり気に入ることができず、上書きの必要性を感じた。
今思えば、このネタで勝負したほうが、まだマシだったかもしれない。

この時点で、残り時間は15~20分程度だっただろうか、
そんな状況で書かれた次のネタは、なぜか以下のような長文だった。

部下「部長! 思い出して下さい、私はあなたの部下です!
   上司と部下の絆は、記憶喪失なんかに負けたりしない!!」

上司「ブ……カ……?」

部下「そうです! 部下です、部下ですよ!
   思い出してくれましたか、部長!」

上司「お、おおおおお。そうだブカだ。ブカだよブカ!
   このズボンも、この革靴も、何もかもブカブカじゃないか!」

部下「部長……あなたは今、全裸です」


このネタは、自分では気に入っていた。
しかし、こんな適当に長文を書くのは良くない、と思った。
「長文はじっくり書く」という僕の基本姿勢に反していた。
後になって見返してみると、このネタでは3桁順位だったと思う。

この時点で、もう、残り時間は5~10分程度だったと思う。
そんな中、次に書いたネタは、以下のようなものだった。

契約王に、俺はなる!

ここにきて、最悪のネタが飛び出したわけだ。
「ONEPIECE」のパロディ。「海賊王」を「契約王」にしただけの安直さ。
しかし、しっかり上書きをし、このネタがセットされてしまった。
この時の精神状態で犯罪を行っても、裁判では無罪になったと思う。

どうしよう、どうしよう。
ほとんどパニックを起こしているかのようだった。
キーボードに置いた手は、無意味に震えていた。

このままではいけない、という想いがあった。
そして、最終的に投稿したネタが書かれることとなった。

この島では上司も部下もない。 俺たちはみんなサバイバーだ

2~3分程時間が残っていたので、過去ネタも検索した。
「サバイバー」という単語は、一度も使われていなかった。
そのことが、思考を停止させ、行動を抑止した。

駄目なネタだな、と心底思う。
そもそも、上司の台詞のようにも見える。
ちなみに、「島」「国」「町」のどれにするか、一瞬迷った。

いつも、ネタを考えて書くことには、30分もかかっていないと思う。
しかし、残り時間が30分であるということは、焦りに繋がった。
時間が人に対して持っている支配力を感じる、そんな回だった。

2010年11月21日日曜日

第1457回

第 1457 回のお題 (出題:よく濡れたK)
これだけは許せないアパートの欠点とは


[3位]ジャスティス智彦

月に1回住人全員で「ウィ・アー・ザ・アパート」の合唱をする

50.25 pts [71.78](98.44%) Rate:32.91Up!!

現在のレート:1790.77(さらに急増。一気に接近1800)


連続入賞をしたのは、初めてだ。
しかも、3位。第1417回以来、久々の表彰台だ。

レートが一気に30以上増加し、1800台が見えてきた。
1750の壁に苦戦していた日々が鍛錬になったのだろうか。
無論、直滑降コースも存分にあるので、十分注意したい。

ネタの内容に触れよう。
はっきり言ってしまえば、アイデア一発である。

元ネタは御存知「ウィ・アー・ザ・ワールド」だが、
「ウィ・アー・ザ・○○」というパロディ自体は、
もう色々な人に考えられ、試されているように思う。
誰にも思いつかない類のアプローチでは決してない。

ただ、「アパート」との相性が抜群だったな、と感じている。
「ワールド」というスケールの大きい印象を有する言葉に対し、
「アパート」という言葉は素朴で慎ましやかなイメージがある。

そして、「合唱」というイベントも、妙にアパートと馴染んでいる思う。
住人は数人~十数人ぐらいだと想定すると、合唱団としても丁度良い。
週に1回のゴミ出し、年に1回の更新料、等々と並んでの、月に1回の合唱。
面倒臭すぎるのでそんなところには住みたくない、と断言したい。

「ザ」じゃなくて「ジ」なのでは、という指摘があるかもしれないと考えていた。
しかし、どうやら杞憂だったらしい。無粋な突っ込みが無くてよかった。
��そもそも必ずしも母音の前の「the」を「ジ」と発音する必要はないらしい)

実際に歌ってみた感じは、「ウィアーザパー」という音が近かった。
英語をカタカナで表記するのは、結構無茶があるな、と思う。

2010年11月18日木曜日

第1456回

第 1456 回のお題 (出題:風の迷路)
「全軍退却ー!」 なんで?

[9位]ジャスティス智彦

相手の武器のほうが縦にも横にも長い

49.31 pts [68.64](95.24%) Rate:26.90Up!!

現在のレート:1757.86(急増で1750再々突破。谷あり山あり)


当たり障りのないネタが巧く嵌まってくれたらしい。
入賞は何度体験しても良いものだ。

投稿したネタは、色々悩んだ末に選択したものだった。
初め投稿
しようとしていたのは、以下のようなネタだ。

・坊主の雑巾掛けが凄いスピードなので、当たると成仏しそう

武士の幽霊が隊をなして寺社を襲撃しようとするが、
掃除をしているお坊さん達の迫力に気圧された、というネタ。

なかなか気に入ってはいたのだが、説明臭さがあり、
なおかつ「幽霊」や「雑巾掛け」など、設定過多に思えた。

いつもそうなのだが、僕のネタは説明臭い部分が多い。
頭に浮かんだ状況をできるだけ的確に伝えようとするあまり、
ネタ自体が長くなってしまい、冗長さや歯切れの悪さが出てしまう。

そんな自己省察もあり、短くまとめよう、という意識が働いた。
その結果としての、「相手の武器のほうが縦にも横にも長い」だ。
「ほうが」や「にも」の所為で、まだ文章が少し長いが。

そこそこ短くまとめつつ、状況はしっかり伝える。
そんな試みが、巧く機能したかな、と満足している。
お題がある程度想像しやすいシチュエーションだったことも大きい。

ただ、きっちり文章を書くようなネタが個人的には好きなので、
そちらの方面でも色々と検討し、スキルの向上を目指したい。
「長いけれど、きちっと読ませるネタ」がゴールだろう。

こうしてレパートリィを広げていこうとしつつも、
一方で、個性を醸し出そうともしなければならない。

探究の道は長く、果てしなく、そして面白い。

2010年11月17日水曜日

第1455回

第 1455 回のお題 (出題:べとん)
娘「今日ね、楽しいことがあったの」
母「○○○」
娘「ごめんなさい」

[44位]ジャスティス智彦

確かに先生の足首は楽しい角度に曲がってたけど、全治6カ月なのよ

39.49 pts [54.93](68.84%) Rate:6.27Up!!

現在のレート:1730.96(微増。傷薬には物足りない)


どう転んでもおかしくないと思っていたので、
レートがプラス方向に進んだだけ良しとしたい。

論理を必要とするお題だな、と思った。
会話が成立するように母の台詞を埋めなければならないのだが、
娘の初めの台詞と、終わりの台詞とでは、かなりの落差がある。

母にどんな種類の台詞を言わせれば、論理的に充足されるか、
以下に例を沿えつつ幾つかのパターンを並べ、検討してみよう。

1.娘の「楽しい」という感情を否定する

娘「今日ね、楽しいことがあったの」
母「こらこら、楽しいことなんてこの世にはないのよ」
娘「ごめんなさい」


2.娘が「楽しい」と感じた内容に触れずに否定する

娘「今日ね、楽しいことがあったの」
母「そんなんで楽しめるなんて、ちっともいやらしくない子ね」
娘「ごめんなさい」


3.娘が「楽しい」と感じた内容に触れつつ否定する

娘「今日ね、楽しいことがあったの」
母「確かに先生の足首は楽しい角度に曲がってたけど、全治6カ月なのよ」
娘「ごめんなさい」

4.娘の話を聞こうとせずに厄介払いする

娘「今日ね、楽しいことがあったの」
母「はいはい、まずはトイレ掃除をしなさい」
娘「ごめんなさい」


5.その他(スカす、意味不明、変則穴埋め等)

娘「今日ね、楽しいことがあったの」
母「モグモグモグモグ」
娘「ごめんなさい」


以上のように、論理面だけを満足させたとしても、
ちっとも面白いネタにはならない点に、難しさがある。

会話の穴埋めはどうしても論理に意識が奪われてしまい、
「どうやって面白い会話をつくり上げるか」が疎かになりがちだ。

僕らは普段から、「意味のある会話」をしすぎているのかもしれない。
あるいは、意味を持たせようと必死になりすぎているのかもしれない。

傍から聞いていてワケの分からない問答にこそ、
意味を超越した面白さが潜んでいるのではなかろうか。

2010年11月14日日曜日

第1454回

第 1454 回のお題 (出題:アナルホッケー)
d1454.jpg
画像で一言

[142位]ジャスティス智彦

先輩、最後に飛ぼうとしたのっていつっすか?  もう5~6年前だな

28.77 pts [38.95](10.76%) Rate:29.6Down...
現在のレート:1724.69(直滑降並みの角度で1750再逆突破)


どういうことだ。142位ってなんだこれ。
葛西紀明の最長不倒142メートル50まであと少しじゃないか。

どういうことだ。28.77ptsってなんだこれ。
「あらまぁ、私のアソコの毛ぐらいボーボーね」でも30.84ptsだったのに。

グスン。グスンスン。
グスススンスンスングッスンススン。
なんで。なんでなんだ。なんでなのさ。

前回の画像お題の時(第1447回)に、やっぱり3桁順位で、
画像お題でもうちょっと頑張りたいって、そんなことを書いた。

それで、僕、勉強した。
過去の画像お題見返して、勉強した。
悔しいから、一生懸命、時間をかけて、勉強した。

その結果が、これなの?

もう、今日は何も書きたくない。
鶏肉もしばらく食べたくない。

2010年11月13日土曜日

第1453回

第 1453 回のお題 (出題:レイン)
迷子の子供がやけに落ち着いている理由

[13位]ジャスティス智彦

「助けて」と「泣いてなんかいるもんか」は英語でも言える

47.71 pts [67.69](92.31%) Rate:20.02Up!!

現在のレート:1754.28(1750再突破。行ったり来たりでゆらゆらり)


なかなか良い順位を取ることができたが、
入賞に届かなかったという点では残念だ。

いつもよりも長く考えて書いたネタだったので、
その分、思い入れが強くなっていた、ということもある。

「○○と××は英語でも言える」という型は、
お題を見てからわりとすぐに決定した方針だ。

迷子の子供は英語圏に旅行に来ている、と考えてもよいが、
日本の中で、周りはほぼ
日本人という環境で迷子になっていたとしても、
「英語が喋れる」という特技が何故か落ち着きに繋がることもある。

子供の思考は、かけ離れた要素同士を妙な理屈で繋げるように思う。
その思い込みの強さというか、根拠のない自信のようなものが、
子供の無邪気さであったり、恐れ知らずなところを支えているのだろう。

さて、「型」は早く決まったと書いたが、
中に入れる言葉は、ちっともそうではなかった。

まずは、前半部の「○○」から。
ここには「助けて」が固定的に入るようにも思えるが、
その意味の言葉をどう表現するか、ということに悩まされた。

・助けて
・お家に帰りたい
・ここはどこなの
・迷っちゃった

結局「助けて」を選択したのは、字数との兼ね合いだ。
後半部に比較的長い言葉を入れることになったので、
それを考慮した結果、前半部には短い言葉を入れることにした。

次に、後半部の「××」だ。
こちらのほうが、長い格闘を要した。

「強がっている」ということを表す言葉にする、ということは、
順調に固まったが、その後の表現調整が非常に難航したのだ。

・泣いてなんかいるもんか
・まだ結構余裕はあるんだけどね
・そんなに困ってはないんだけどさ

そして、「泣いてない」という文の書き方も、
色々と候補を挙げながら、しっくりくるものを探した。

・泣いてなんかいるもんか
・泣いてなんかないやい
・これは涙じゃなくて汗だよ
・これは目にゴミが入っただけだよ

こうした推敲の結果として、投稿したネタとなったわけだ。
これで悪い順位だったら、ダメージが大きかっただろう。

今回のことで再認識した。
単純で分かりやすいネタほど、表現の選択が難しい。

表現は、ネタの面白さの本質ではないのだけれど、
どんなに不味い食材でも味付け次第で美味しいものとなるように、
最終的な点数や順位に与える影響の大きさは時に本質を凌ぐ場合がある。

本質の部分を入念に検討することも大事だが、
それを活かすか殺すかは、表現に因るところが大きい。

これは、社会一般でも言えるだろう。
どんなに良いアイデアでも、相手にうまく伝わらなければ無意味だ。
どんなに想っていても、相手にちゃんと伝えなければ無意味だ。

ただ、社会一般では、言葉以外(ノンバーバル)の要素もある。
態度や表情が評価に影響する点は、ネット大喜利とは異なる。

そう考えると、ネット大喜利の難しさが浮き彫りになってくる。
ネット大喜利はバーバル・コミュニケーションの最高峰だと思う。
ここで鍛えられた表現力は、社会生活でも役に立っている。

言語感覚を磨くという意味で、これほど良い場はないかもしれない。

第1452回

第 1452 回のお題 (出題:時間よ揉まれ)
高校野球の実況で絶対に言ってはいけないこと

[104位]ジャスティス智彦

あの4番打者は近所の人から「ドーピングモンスター」と呼ばれています

32.92 pts [45.35](33.55%) Rate:16.47Down...

現在のレート:1734.27(逆突破。Easy come, easy go)


「急募、コンスタントに3桁順位を取れる人」
という求人が出ていたら、きっと僕は応募資格があるだろう。
働きはしないが、電話ぐらいはしてしまうかもしれない。

さて、今回の失敗原因について語ろうか。
つまりは、「カタカナ固有名詞の組み合わせ」の話だ。

既存のカタカナ言葉を組み合わせて良い感じの響きをつくる、
という試みは、わりとよく見かけるように思う。
僕のネタの中では、今回を含めて以下の2例が該当する。

・ドーピングモンスター
・ハイパーウォシュレット

どちらも順位は悪い。
しかし、個人的には響きが気に入っている。

ここに、問題があるのだろう。
「響きの良さ」は、ネタに採用するには危うい。
その中でもカタカナは、特に、という感じがする。

カタカナは基本的に、「テンションが高い言葉」だと思う。
それは字の形や、英語的な音に起因するのだろう。

この「テンションの高さ」は、自分の精神状態によって、
なぜかグッとくるタイミングがあり、それが心を奪ってしまう。
そして、心を奪われているのは、波長が合ったそのときの自分だけだ。

きっと、嵌まれば点を取れるのだろうが、
採点者にもうまく嵌まってくれる可能性は低い。
カタカナの使用も、制御していかなければ。

気にし始めると、どんどん言葉の遣い方が難しくなってくる。
そのうち、何もかも危険な香りがして尻ごみしてしまうかもしれない。
少しずつ経験を積み重ねても、次々に新しい恐れが出てくる。

「信頼」は、難しい。

2010年11月12日金曜日

第1451回

第 1451 回のお題 (出題:アナルホッケー)
悪魔って普段何をしてるのか教えてください


[33位]ジャスティス智彦

琵琶湖でよく釣れる

41.33 pts [56.77](77.14%) Rate:10.41Up!!

現在のレート:約1750.74(ついに1750を突破。ここをベースにしたい)


前回、汎用ネタについて記述したので、
今回は、その汎用ネタで攻めてみた。

使いどころを間違えたかな、と心配していたが、
そこそこの順位になってくれたので、胸を撫で下ろした。

お題の解釈に、なかなかに悩まされた。
というのも、「普段何をしているのか?」という問いは、
大まかに分けて2つの意味に受け取ることができるからだ。

例えば警察官に「普段何してるの?」と聞いた場合、
「犯罪の捜査」という答えが返ってくる場合もあるだろうが、
「家でゴロゴロしている」という答えの場合もあるだろう。

これは、「普段」が、仕事を示すのか、それとも、
プライベートを示すのか、という違いによるものだ。

個人的には、後者のニュアンスが強いと考えているが、
「誰の普段なのか」によって意味の強弱は変わるように思う。

これを今回のお題で考えて見ると...

・悪魔の仕事における活動等を答える
・悪魔のプライベートにおける活動等を答える

...という2つのアプローチがあることになる。
さて、どうしようかな、と悩んだわけだ。

そして、結局、汎用ネタに行き着いた。
そもそも悪魔の仕事とプライベートの切り分けは難しいので、
何でもいいから当たり障りないところを、という意図もあった。

「琵琶湖でよく釣られている」ではなく「釣れる」と書いた。
悪魔視点ではなく客観的、一般人的な視点のほうが良いという判断だ。

10文字以下のネタは久しぶりに書いた。

2010年11月10日水曜日

七息目

��月初旬に始まった企画は、
朝も夜も、僕らの夏を熱くしてくれた。

1つ、2つ、3つ――桃色のネタが咲き乱れ、
4つ、5つ、6つ――桃色の戦士が沸き狂う。

今宵、ここに7つ目の息を吐こう。
これが、「桃色吐息」についての、最後のエントリィだ。


あるところに、少年少女達がいた。
好きなネタを書きたい。心の奥底を表現したい。
彼ら彼女らは、そんな願いを持っていた。

だが、世界はそれを許さなかった。
何故なら、その少年少女達の心は、ひどく濁っていたからだ。

チ○コで勝負したい。いや、マ○コのほうがいいかもしれない。
いやいや、ここはス○トロ系で攻めるべきに違いない。
オ○ニー、セッ○ス、ア○ル、ザー○ン、○ッパイ、○ーション。

そんな言葉を並べるには、世界はあまりにも綺麗だった。
その上、少年少女達は、実は結構いい大人達だった。

僕たちの居場所はどこにあるんだ?
私たちはどうやって生きていけばいいの?

少年少女達は路頭に迷い、顔を伏せ、日の光に怯え、
それでも愛に飢えながら、いつか来るその時を待っていた。

暗い道を通り抜け、辛い過去を振り払い、
傷い胸を撫で摩り、苦い日々を耐え忍び、
そして――2010年7月がやってくる。

「大喜利マッチメイキング主催 新人QP桃色吐息」
少年少女達が待ち焦がれた未来が、現実となった。

下ネタのみが善となる、下ネタのみのお笑いバトル。
ルールは単純だったが、それで十分だった。

想いは堰を切り、頭の中は下ネタで一杯になった。
朝も下ネタ、昼も下ネタ、夜も下ネタ。
電車で下ネタ、バスで下ネタ、会社で下ネタ、学校で下ネタ。
食卓で下ネタ、お風呂で下ネタ、ベッドで下ネタ。
夢の中でさえも、いつも傍には下ネタがあった。

本当に、楽しい毎日だった。
愛や喜びや、色々なものが溢れていた。
夢や希望や、色々なものが膨らんでいた。

大会は終わってしまったけれど、皆の笑顔は消えなかった。
hiroshi_1979_1979さん、ありがとう。
新人QPさん、ありがとう。
また逢いましょう。必ず、また逢いましょう。

少年少女達は、誓い合った。
いつの日か、再び世界を下ネタで満たそうと。

3年先か、5年先か、10年先かは分からない。
それでも、この想いが消えることは二度とないだろう。
おじいちゃんになっても、ずっと下ネタ。
おばあちゃんになっても、きっと下ネタ。


いつの間にか秋が深まり、冬の足音が近づいてきた。
少年少女達は昔のように、日の当たらない場所を生きている。
想いを潜め、願いを隠し、静かな毎日を歩いている。

桃色の明日に、夢を重ねながら――。

-完-


2010年11月9日火曜日

第1450回

第 1450 回のお題 (出題:アナルホッケー)
��Q700の人がしそうなこと


[22位]ジャスティス智彦

サイコロを振って出た目を100倍したIQで一日過ごす

41.56 pts [59.94](85.62%) Rate:15.61Up!!

現在のレート:1740.32(なかなか増。ホップ・ステップ・次の回)

点数および順位には満足がいく。
レートも15以上増え、1750が近付いた。

しかし、全体的な結果には正直納得がいっていない。
腑に落ちない、というか、これでいいのか、という疑問を感じる。

その原因は、「汎用ネタが多すぎる」という点にある。
今回のお題のキモは、誰がどう見ても「IQ700」だろう。
したがって、これを踏まえた上でネタを書くことが最重要課題だ。

しかしながら、結果の画面を開き、ネタ一覧を眺めたところ、
「IQ700」がまるで活きていないネタばかりだった。

・ものすごく頭がいい人がしそうなこと
・超天才だからこそできる離れ業
・IQ300の人がしそうなこと

上記のどのお題であっても、結果には同じネタが並んだだろう。
それぐらい、広く浅いところを攻めるようなネタばかりだった。
もっと言ってしまえば、「既視感のあるネタ」だらけだった。

そんな中、僕はしっかりと「IQ700」を活かしている、
と言いたいところだが、「それに何の意味がある?」と自問した。

結局、お題に沿う沿わない、あるいはその加減は、
線引きのしようがないのだから、採点者の判断が絶対となる。

汎用ネタであっても、面白ければ良い。
これはもう、至極当然のことだ。
そもそも、何が汎用なのかという基準はない。

負けたくないのならば、もっと良いネタを書くまでだ。
お題の固有要素をしっかり活かし、なおかつ面白いネタ。
それを練り上げればいいだけのこと。単純だ。

今回の結果を見て、僕が不満を感じたことは事実だ。
その勢いで、このエントリィの前半部分は書かれている。

けれど、それは今回たまたま僕のネタが、
お題に沿っている(と自分で思っている)から感じたことであって、
僕だって汎用ネ
タと評価されるようなものを書く場合は沢山ある。

不満を書き殴っている最中にハッとした。
自分が不利になった場合だけ文句を言うのは駄目だ。
全て含めて大喜利の楽しさだと思わなければ、損をする。

今回で、ネタボケでの投稿回数は通算300回となった。
8000回にならないと娘を返してもらえないので、一歩一歩進んでいこう。

コメントへの返答その5

機が熟した、という感覚があるので、コメントへの返答をしよう。
今回は、タイピングに時間がかかりそうな気がする。

-------------------以下、テンプレート-------------------
●【コメントを戴いた記事】
[Title/名前/コメント書き込み日時/Webサイト(ある場合)]
��コメント本文


コメントへの返答 by僕(ジャスティス智彦)
-------------------以上、テンプレート-------------------

●【この記事】に対するコメント
・No title/あ/2010-10-09 00:16
��お前マジでつまんないから。
��雑魚はあんまり偉そうなこと言うなよ。
��それでも、ウザイ解説続けたいなら先に結果出しな。


��ちなみに僕もレート1900代なんで偉そうなこと言えないですけどね


悪口、誹謗、中傷、非難、扇動。
そういった類のコメントをこのブログで初めて受けた。

通常、コメントへの返答には丁寧な言葉を遣っているが、
君には、「対等に」という意味で、普段の言葉を遣おう。

まずは初めまして、と挨拶を。
正直に言うと、君のコメントは僕を苦しめた。
悲しいとか、悔しいとか、そんな気持ちになった。

良い言葉も悪い言葉も多く見られるネット上だけれど、
無名の個人を攻撃するようなことは、あまりないものだと考えていた。

他人のことを鬱陶しく思い、煩わしく感じることはあるかもしれない。
しかし、その人間に対して攻撃するに至るには、エネルギィが必要だ。
「本当にうざい」と思っていなければ、そのエネルギィは湧いてこない。

だから、君は僕のことを、心の底から「つまんない」と思っているのだろう。
僕の書く拙い文章を、相当に「ウザイ解説」だと感じているのだろう。
それは、僕にとって、とても悲しく、すごく悔しいことだ。

「実力のない奴が偉そうなことを書くな」という君の意見は一理ある。
いくら個人のブログとは言え、ネット上で公開しているわけだから、
「読まなきゃいいだろ」というわけにはいかない、と僕も考えている。

一応、誰が読んでも構わないように、気を遣ってきたつもりだった。
偉そうなことを書くこともあるが、許容される範囲内だと思っていた。
それでも配慮が足りていなかった、ということには、素直にお詫びしたい。

ただ一方で、結果を出さなければ意見を発表することは許されない、
という君の主張には、簡単に首肯できない部分がある。

ネタボケにおいて、結果とは恐らくレートのことだろう。
君は1900台(「代」は誤字)だと言い、それでも足りないと示唆している。
それならば、2000を越えることが「結果」ということになるのだろうか。

確かに、レート2000を越えるような実力者の分析・解説には、
説得力があり、機知が満ちており、魅力があるだろう。
そのような例を挙げることも容易にできる。

ただ、例えばレート500の人が書いた解説にも、僕は魅力を感じる。
その人の視座があり、視野があり、視点がある。
その人にしか見えていない世界があり、感性やセンスがある。

あまり良い喩えではないが、富豪は乞食からも学ぶものだ。
僕のような乞食的オオギリストが書いた文章であっても、
わざわざブログに足を運び、読んでくれる人がいる。
応援してくれる人がいる。「面白い」と言ってくれる人がいる。

僕にも、誰かに何かを与えることができている、と思いたい。
この、僕のささやかな幸せを、どうか許してほしい。
気まぐれながらブログを更新することを、見逃してほしい。

もう君がこのブログに来ることはないかもしれないが、
以上のことを、君への返答として書き記しておく。

「あ」と名乗った君のことを、僕は生涯忘れないだろう。


●【この記事】に対するコメント
・No title/べとん/2010-10-17 12:45/
��初めまして!
��実はかなり前からブログ拝見していました

��今回のネタですが僕にはとても面白かったです

��様々な要素が複雑に入り組んでいる、しかし破綻していない
��こういうタイプのネタは大好きです

��採点してるときに「駄洒落だ!」って思って点数つけたんですけど、本当に駄洒落でよかったです
��ちょっと確信が得られてなかったので

��ブログこれからも頑張ってください!


初めまして。
当ブログに足を運んでいただき、ありがとうございます。
タイミング的に、べとんさんからのこのコメントは、とても嬉しかったです。

僕は駄洒落が好きなので、隙を見ては使ってしまいます。
お題を見て最初のアプローチは、ほぼ駄洒落です。
考えるまでもなく、自動的に幾つか湧いてくることもあります。

「様々な要素が複雑に入り組んでいるが破綻していない」と言われると、
そんなに高尚なものでもないので大変恐れ多いのですが、
この回のネタはお気に入りだったので、励みになりました。

もし宜しければ、これからもブログに遊びに来てください。


●【この記事】に対するコメント
・管理人のみ閲覧できます/ /2010-10-18 02:51/
��このコメントは管理人のみ閲覧できます


これはこれは懐かしい方からコメントが。
ブログをやっていると、こういうこともあるんですね。

このコメントは僕(管理人)しか見られない設定だったので、
僕とコメント者以外には何が何やら分からないかと思いますが、
他のコメントへの対応と同じく、この場で返答をさせていただきます。

どうも、お久しぶりです。
5年ぶりぐらいでしょうか?
まだネット大喜利を続けていたんですね。

僕も、性懲りもなく続けています。
大して成長もせず、毎日楽しんでますよ。

よかったら、またブログに遊びに来てくださいね。では。


●【この記事】に対するコメント
・No title/べとん/2010-11-03 17:27/
��エスパーのジャス智さんこんにちわ
��完全におっしゃる通りです

��僕は今回のお題には「魔女が魔法を使えなくなりました」というフリが含まれていると解釈しました
��これは魔女の宅急便の中盤あたりのストーリーですね
��その上で採点をしたのですが、ほとんどのネタがただの面白自己紹介の中、ジャス智さんのネタだけがこのフリにぴったり嵌っていたのです
��「魔法が使えなくなったキキを慰めるパン屋のおばさん、相手にせず拳銃片手に出かけるキキ」
��これほど面白い情景はないでしょう
��しかし、採点者のほとんど(僕以外)は冒頭のフリを全く考えていなかったと思います
��ですから「ただの拳銃好き」としか見てなかったのだと思います
��お題のどこかに「魔女の宅急便」って単語が含まれていれば違った結果になったのではないでしょうか

��ちなみに僕自身のネタは黒猫のジジやトンボに対するキキの暴言です
��誰も拾ってなかったと思いますが、これは表現不足だったと反省してます
��なので3.1点で問題ないです。おちこんだりもしたけれど

��それでは。失礼しました


再びのコメント、感謝致します。
「べとんさん、コメントしてくれないかなぁ」とは思っていましたが、
本当にコメントをしてくれるとは。有難うございます。

べとんさんが『魔女の宅急便』に詳しくて、良かったです。
「ジブリなら大丈夫」という通念が、崩壊してしまうところでした。
もっとも、もう頼れないな、という感じはありますが。

申し訳ないですが、べとんさんのネタは全く拾えませんでした。
「2人で1人」は、そういう意味だったんですね。

ここ最近のべとんさんの活躍には、目を見張るものがあります。
もうすぐレート2000の仲間入り、という位置ですね。

べとんさんのネタは、「大喜利だなぁ」と感心するものが多いです。
コツを掴んでいるというか、「分かっているネタの書き方」というか。
毎回勉強させてもらっていますので、引き続きの活躍をお祈りします。

今後も、当ブログを宜しくお願い致します。

2010年11月8日月曜日

御祭記その1

��→こちら←|のサイトで実施中の企画に参加させていただいている。
「出身サイト対抗 大喜利フェス2010」というのが、タイトルだ。

サブタイトルとして、「自分のフィールド王決定戦」と付いている。
これは、出身サイト別に競って代表者を決める、というシステムが、
予選の段階で導入されていることを反映してのものだ。

僕は、普段「ネタボケライフ」で活動しており、
このブログの記事も大半がそのことについて述べている。

ただ、「雑記」カテゴリィの|→この記事←|に書いたように、
僕がネット大喜利を始めたのは「大笑い.com」というサイトの、
「ボケ天下一武道会(通称:ボケ天)」である。

したがって、出身サイトは「ボケ天」で登録をした。
登録名も「智彦」とし、原点回帰を意識した。
今一度「ジャスティス」を捨て、悪戯心満載に暴れてみたい。

ボケ天枠からは、以下の10名が参加している。
��1人は同サイト内の別企画「切り返し天」出身)

・虎猫
・佐々木のページ
・脱臼肥大症
・眼球支点
・はぐはぐ
・冷凍食品 ※「切り返し天」出身
・智彦
・ピカキー
・ゴーヤベイベー
・どん君

懐かしい名前が並んでいる。
多少活動時期がずれている方もいると思うが、
ほとんどの方とは競い合った記憶がある。

この中の5人が、地区予選(1次予選)を抜けることになる。
ボケ天が出身ということは、上記メンバは少なくとも、
ネット大喜利歴が5年以上の方ばかりだろう。

だがしかし、歴の長さは実力に直結しないということは、
ネット大喜利歴7年である僕がネタボケで証明済なので、
瞬時敗北の予感はひしひしとするけれど、頑張りたい。

また、地区予選は「自分のフィールド王決定戦」も兼ねている。
5人以内に入ることを目指しながら、「ボケ天王」も狙いたい。

しかしながら一方で、僕が仮に「ボケ天王」になった場合、
「あいつが王になれるボケ天は大したことない」などと、
誹謗・中傷の的になってしまう可能性も捨てきれない。

仮に王になったとしても、皆を納得させられるよう、
他サイト勢力との競り合いにも意識を傾けよう。

簡素になってしまうだろうが、
この企画においての戦いぶりを、
随時ブログに記していこうと思う。

楽しいフェスティバルになるよう、貢献したい。

第1449回

第 1449 回のお題 (出題:うさぎくまパンダ)
熊が「それはやりすぎだろ」と思った死んだフリ

[36位]ジャスティス智彦

「ほらこれ、一回死んだ人しか貰えない石なんですよ」と見せびらかす

41.10 pts [56.81](74.64%) Rate:10.29Up!!

現在のレート:1724.72(ぼちぼち増。何度でも行こう、1750の壁へ)


40pts越えで36位。なかなかだ。
これぐらいの位置が安定して確保できるようになりたい。

今回投稿したネタは、変化球を意識した。
「死んだフリ」という言葉を、多少、拡大解釈し、
「死んでたフリ」「死んだことがあるフリ」という意味に捉えた。

「一回死んだ人しか貰えない石」は、
恐らく三途の川あたりで拾える石だろう。
それを見せることが、死んだということの証明となる。

「ほら、本当に死んでたんですよ」
「死んだフリなんかじゃないんですよ」

そんなことを、出逢った熊にアピールし、
何とか襲われないように説得をする、というシーンだ。
しかし熊は、「でも、今は生きているよね?」と訊く。

「アピールしたいのは分かるけど、それはやりすぎだよ」
「本末転倒っていう言葉、知ってる?」

そんな設定のネタだった。
変化球勝負は狙いが外れる不安があったが、
悪くない結果が出て、安心した。

実のところ、このネタでいこう、と決めるまでは、
以下のようなネタを投稿しようとしていた。

・ピラミッドを建設して王の間で横たわる

要するに、「お墓をつくって入る」というネタを、
象徴的になるように装飾していっただけなのだが、
「こんな感じでいいかな」と、わりと前向きに考えていた。

しかし、「ピラミッド」はカブリそうな気がした上、
「王の間」がちゃんと「おうのま」と読まれるか心配だった。
「お墓ネタ」は沢山あるのでは、という懸念もあった。

結果を見ると、ピラミッドという言葉はなかった。
ただ、「お墓ネタ」は、2つほどあった。

回避してよかったな、と思う。
この「ブレーキ感覚」を大切にしたい。

余談だが、この回が、僕のネタボケ通算299回目の投稿だった。
1回の投稿で投稿回数が1増えるというルールなので、次で通算300回だ。

2010年11月7日日曜日

第1448回

第 1448 回のお題 (出題:時間よ揉まれ)
天才科学者が天体望遠鏡を覗いて3秒で発表したこと

[64位]ジャスティス智彦

レンズにイチゴジャムを塗るとつぶつぶが星みたいで綺麗

37.63 pts [51.78](58.00%) Rate:0.38Down...

現在のレート:1714.42(激微減。脇美人。大魔神。ギガデイン)


欲を言えば、前回失った分のレートを取り戻したかった。
悪くとも、5.0~10.0ぐらいは上昇させたかった。
一定の水準以上のネタは書けた、という感触があったからだ。

ところが、駄目だった。
真ん中よりは上の順位だったけれども、レートは下がった。

こういうとき、何が悪かったのか分析し、反省し、
次回以降に活かすことがすなわち「学習」であり、
「向上心」であり、「成長・発展」であると思う。

しかしながら、何でもかんでも反省していては駄目だとも思う。
明らかなマイナス要因がない場合でも、相性や、特殊要因によって、
低い点数が付いてしまい、悪い順位になってしまう場合があるからだ。

「ネタは悪くなかった。ただ、運が悪かった」

そう自らに言い聞かせ、反省をしない回があってもいいのではなかろうか。
自分を変に納得させるような反省は、混乱に繋がるような気がする。
指向性が失われ、何がやりたいのかが分からなくなってしまう気がする。

今回のネタには、自分では満足している。
強いて言えば「イチゴジャム=つぶつぶ」という図式が、
ややマイナーだったのかもしれないな、と省察する程度だ。

いや、「ジャム」という言葉が、もうNG気味なのかもしれない。
素直に「宇宙の中での発見」を書いたほうが良かったのかもしれない。
「レンズにイチゴジャムを塗る」は意味不明すぎたのかもしれない。

何を反省すべきか分からない。
反省をしない理由には、そういう場合もある。
また次、頑張りたい。

第1447回

第 1447 回のお題 (出題:こむぎむ)
d1447.jpg
画像で一言

[112位]ジャスティス智彦

鼻子「 Hey you 」
            外ハネ「そこのあなた」
                           赤ジャケ「お前だぜぃ!」

記者「質問の機会をいただき感謝します。ではお尋ねしますが、
    御三方が天皇家の末裔であるという証拠はありますか?」


32.59 pts [44.75](28.39%) Rate:17.8Down...
現在のレート:1714.80(簡単には増やせない量が簡単に減った)


やってしまった。
また、やってしまった。

こうもあっさりオーバー100位を取ってしまうとは。
「失敗」とか「うっかり」とかではなく、これが「実力」か。

何がしたかったのか分からないネタだ。
いったいどこで笑いを取ろうと思ったのか。
いったいどうしてこれで笑いが取れると思ったのか。

僕は、画像お題で入賞(10位以内)したことがない。
それどころか、相対的に悪い順位、低い点数が多いと思われる。
画像お題は好きなのだけれど、対応は下手糞だ。

レートを上げようという意識を強くもって、
ネタを書く作業に取り組み始めてからしばらく経過した。
回数で言うと、40回分くらいだろうか。

1500台から、1700台まで上げることはできているものの、
ここ最近、「これ以上先に進めそうもない感じ」が出てきている。
その象徴が、「画像お題に対する弱さ」なのではないだろうか。

お題によって、得意不得意があることは、
レートを上げていくには障害以外の何物でもない。

画像お題が得意になりたい、という贅沢は言わない。
せめて最低でも真ん中より上が取れるくらいになれば良い。
これは、どのお題についても言えることだ。
常に真ん中よりも上を取ることが、当面のレート上げには重要だ。

「上げること」よりも「下げないこと」を意識していこう、と思う。
そうすると、「攻め」のネタが書けないようにも感じられるが、
「守りをしっかり固めた上で攻める」ことは可能なのではなかろうか。

まだまだ、色々なネタの書き方、攻め方、守り方を模索していきたい。
この思考錯誤は、きっと自分の実力を向上させてくれるはずだ。
頑張っていこう。めげずに、嘆かずに、張り切っていこう。

しかし、なぜ画像お題が苦手なのだろうか。
何が得意なのかは分からないが、これが苦手なのは明確に分かる。
過去の画像お題の回を洗い直して、巧い人のネタを分析するとしよう。

2010年11月5日金曜日

第1446回採点感想

第 1446 回のお題 (出題:アナルホッケー)
『おちこんだりもしたけれど、私は(   )です。』

��   )内に入る言葉を教えてください


10~15回に1回というペースを守るべく、採点をした。
ちょうどお題が、ジブリ関連だった、ということもある。

『魔女の宅急便』のキャッチコピーの穴埋めだ。
元は、「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」という文。
コピーラーイターとしての糸井重里の腕前は、輝く瞬間がある。

採点および微調整の結果、
分布は概ね以下の通りになった。

1点(2.2):約10%
2点(3.1):約45%
3点(4.0):約20%
4点(5.1):約10%
5点(6.2):約5%
6点(7.4):僅少
7点(8.7):僅少

※実際につく点数は括弧内の値

上に「ジブリ関連だったこともあり採点した」と書いたが、
僕はジブリ作品が好きだ。普通に好き、という以上に好きだと思う。
特に、ナウシカ、ラピュタ、トトロ、魔女宅あたりの作品は、
大体の場面や台詞を記憶しており、再生可能な状態にある。

そんなこともあり、この回の採点においては、
『魔女の宅急便』の知識が頭の中にあることが、少なからず影響した。
作品に関連するようなネタには、高めに点を入れようという態度だった。

また、本来はその要素を含んでいないかもしれないネタについても、
僕が勝手に「魔女宅に寄せた解釈」をしてしまっている場合がある。
例として、7点を付けたネタを見てみよう。

[15位]tojo
息子さんの治療費を負担するつもりはない


[トンボをキャッチミスしたのかな]というコメントは、僕のものだ。
どういう意味なのか、以下にざっくりと解説を書く。

『魔女の宅急便』の終盤に、飛行船から落ちそうになった少年(トンボ)を、
主人公の魔女っ娘(キキ)がデッキブラシで飛んで行って助ける、
というシーンがある(終盤というよりクライマックスだが)。

上記のtojo氏のネタを見た時、僕の頭にそのシーンが浮かんだ。
「息子さんの治療費を負担するつもりはない」というネタが、
空中でキャッチするはずだったトンボを落としてしまった、
という妄想に繋がったわけだ。キキのトンボの親に対する釈明だと。

「元ネタを知っている」ということは、パロディが機能する大前提だ。
逆に言えば、元ネタを知らないであろう人にパロディをぶつけても、
面白みはまったく生まれず、低得点に沈む場合が多いと思われる。

自分で採点してみて、そのことがよく分かった。
これまでいかに、無謀なパロディネタを投下していたか。

今回の結果を見て、ジブリネタも怪しい、ということを理解した。
パロディネタを書いている人は、ほとんどいなかった。

そうなると、もはや使えるものはないのではないか、と危ぶまれる。
偉人の名言などのパロディも、廃れつつあるように思う。
結局、「パロディ」というジャンルの力が、弱いのかもしれない。

2010年11月4日木曜日

第1446回

第 1446 回のお題 (出題:アナルホッケー)
『おちこんだりもしたけれど、私は(   )です。』

(   )内に入る言葉を教えてください


[56位]ジャスティス智彦

おちこんだりもしたけれど、私は魔法じゃなくて拳銃が大好きです。

37.00 ptt [51.44](58.96%) Rate:0.47Up!!

現在のレート:1732.60(極微増。笠地蔵。灘志望。髭偽装)


お題の元は、ジブリの『魔女の宅急便』だ。
(   )の中には、「げんき」が入る。
作品のキャッチコピーであり、糸井重里・作だ。

採点期間内に、ネタ一覧を見てヒヤっとした。
自分のネタが全体のリズムを壊していたからだ。

ここでいう「全体」とは、僕のネタの「全文」のことではなく、
「投稿されていた全てのネタ」を指す。

原因は、お題の穴埋め部分以外についてもネタに含めていた点にある。
つまり『おちこんだりもしたけれど、私は(   )です。』の部分、
いわば「枠」のようなところもネタとして書いた、ということだ。

無論、それ自体が悪いことではないと思う。

例えば「枠」も含めたほうがネタとしてのリズムが良くなる場合。
例えば少しトリッキィな「枠」の使い方をする場合。

「枠」があることで、ネタ自体は読みやすくなる、ということはままある。
ルールとしても、「枠」はネタに書かない、なんてものはないだろう。

ただ、それが少数派だった場合は、話が別だ。
全ネタのうちほとんどが「枠」を含めて書かれていない場合、
1つ1つネタを読んでいったときに、間(ま)が悪くなる恐れがある。

今回、他の採点者の方はどうだったか分からないが、
少なくとも自分では、自分のネタが採点リズムに悪影響を及している、
といった感覚を少々ではあるものの覚えた。

誤解をしてほしくないが、ここで僕言いたいことは、
ネタの点数(順位)があまり良くなかったのは「枠」も書いた所為だ、
ということではない。

ただ、「枠」の有無による影響を考慮していなかったという、
自分の浅慮さや気遣い不足を危険視しているだけである。
下手をしたら、もっと悪い順位でも全くおかしくなかっただろう。

さて、ハッキリ言って、今回は救われている。ラッキィだった。
それは、以下の採点者別点数を見ることで確認できる。

---------------------------------------------------------
しらす(3.1)/すり身(1.8)/パン屋再襲撃(2.7)/顔の偏差値45(2.9)/
イグリット(3.9)/さかも党<駄作王>(2.2)/夜明けがやってきた(2.0)/
べとん(9.1)/便座と共に生きる(5.6)/ジャスティス智彦(3.7)
---------------------------------------------------------

なんとか中位に留まれたのは、明らかにべとん氏のおかげだ。
この9.1点がなければ、30ptsぐらいにしかならず、
100位オーバー間違いなしだっただろう。

推論にはなるが、べとん氏が高得点を付けてくれた理由を、
以下に、2つ挙げてみよう。

1.べとん氏は『魔女の宅急便』という要素を比較的重く考慮した
2.べとん氏も「枠」まで含めてネタを書いていた

「1.」については、[キキは戦わない(べ)]というコメントからの推論。
「魔法じゃなくて拳銃が大好き」という僕のネタは、
『魔女の宅急便』を強く意識して書いたものなので、
これをしっかり拾ってくれ、高評価してくれたことは嬉しい。

そして、何を隠そう、僕自身も今回採点を行ったわけだが、
お題の元が『魔女の宅急便』であるという事実に、かなり引っ張られている。
これについては、「採点感想」のエントリィに詳細を書く。

「2.」についても、多少影響があったのではないか、と思う。
(あるいは、悪影響がまったくなかった、ということになるだろうか)

[65位]べとん
おちこんだりもしたけれど、私は2人で1人じゃないです


上記のように、「枠」付きである。
べとん氏自身がこうしたネタの書き方をしていたことで、
同じようにしていた僕のネタを採点するときに、
ある種の共感のようなものを覚え、多少甘くなったのかもしれない。
(ちなみに僕はべとん氏のネタに3.1点しか付けていない。申し訳無し)

さて、特に長い文章を書くつもりはなかったが、
ツラツラと書いていたらいつの間にか長くなってしまった。

とにかく今回学んだことは、
「採点者がネタ一覧を読むリズム」というものを、
ある程度考慮しておこう、ということだ。

2010年11月2日火曜日

第1445回

第 1445 回のお題 (出題:☆ぶんじろう)
「100万回生きた猫」
100万回で一番多い死因は?

[37位]ジャスティス智彦

猫のニャーと象のパオーンはとっても仲良し

パオーンは長いお鼻でニャーを激しくビンタ

ニャーは死んだ でも すぐに生き返った

パオーンは振り子の要領でニャーを逆からビンタ

ニャーはまた死んだ でも またすぐ生き返った

ニャーとパオーン やっぱり仲良し

41.06 pts [57.78](78.44%) Rate:11.08Up!

現在のレート:1732.13(やや増。近付く1750の壁)


悪くはない――が、煮え切らない。
今回の結果を受けて、そんな心境にある。

期待していた、ということだろう。
正直、手応えを感じていた。
なかなか良いネタが書けた、と。

系統としては、「ループもの」に該当するだろうか。
100万回の中でも最も多い死に方なのだから、
システマティックかつコンスタントなものを想定した。

振り子の要領でバンバン死ぬ、というアイデアはすぐに出てきた。
それを捏ね繰り回し、加工した結果、投稿したネタとなった。
お題を考慮し、童話風の文体にもチャレンジしてみた。

なかなか巧くまとまった、と思っていた。
長文というほど長くはないので、冗長さは回避できたはず。
童話っぽさは、読み易さにも繋がっていたはず。

しかし、思っていたほど、順位は良くなかった。
原因を考えると、やはり「狙いすぎ」ということになるだろうか。
「面白さ」を演出しようという気配が色濃く出ていたのかもしれない。

ここに、難しさと、やり甲斐がある。

面白さは当然盛り込みつつ、気配や匂いは抑え込む。
厭らしさを感じさせず、爽やかに笑いを取りにいく。
そうした難題を超えた先に、安定した高順位が待っているに違いない。

ネタを書く。
それだけなのに。
奥深い。

100万回ネタを書こうとも、きっと終わりはこないだろう。

2010年11月1日月曜日

第1444回

第 1444 回のお題 (出題:便座と共に生きる)
爆弾処理班がなかなか解体を始めない理由

[6位]ジャスティス智彦

まずはボム踊り会場の矢倉を解体しないと浮かれ気分が抜けない

50.68 pts [70.31](96.12%) Rate:29.75Up!!

現在のレート:1721.05(急増。三度目の1700台へ。正直爺さん)


ここでの6位入賞は嬉しい。
「あ~よかったなぁ」と、花*花を口ずさむ。
替え歌っぽくしようとして、すぐにやめた。気持ち悪い。

レートが1700を超えた。
また割るかもしれない、という不安はある。
1750間近のところから瞬く間に1600台に落ちた過去もある。

だが、何度割ろうと、揺ぎ無い意思で勝負したい。
何度でも回復させていけばいいだけの話だ。

いや、やはり、何度でも回復させたくはない。
1700の壁を何度も行き来する、ということは、
数値化した実力がその近辺にある、ということを意味すると思う。
「1700ぐらいに落ち着く」という感じだろうか。

それゆえ、何度も回復させなければならない状態は、望ましくない。
「もう二度とあそこには戻りたくない」が正しい感情だろうか。

話は替わって、今回のネタは、
メインディッシュが駄洒落である。

「爆弾」→「bomb(ボム)」→「ボム踊り」←「盆踊り」
爆発音である「ボンッ」からの連想も含まれていたかもしれない。

さて、「ボム踊り」からネタを書いていき、以下のような候補が出た。

・ボム踊りに忙しい
・ボム踊りの真っ最中だから爆弾解体どころじゃない
・解体前にボム踊りを踊って気持ちを高めてる

結局、これらとたいして変わらないネタを投稿した。
「まずはボム踊り会場の矢倉を解体しないと浮かれ気分が抜けない」だ。

「矢倉」を味付けとして添えてある点が少し異なる。
「爆弾の解体」と「矢倉の解体」をほんのり掛けたわけだ。

ただ、これにはそれほど効果がなかったのかもしれない。
むしろ、文章が長くなり読みづらくなってしまったようにも見える。
シンプルに面白くまとめる能力が欠けているのだろう。

そもそも、駄洒落勝負という点でも、不安があった。
これまで駄洒落で良い順位をとった記憶があまりない。

今回、なんとか6位という位置に納まってくれて、助かった。
あ~よかった。ハラハラした。

2010年10月30日土曜日

第1443回

第 1443 回のお題 (出題:アナルホッケー)
ビリヤードのルール知らない人がやってしまったこと


[95位]ジャスティス智彦

むかつく店員に⑬を投げつけた


32.18 pts [44.44](30.88%) Rate:15.83Down...
現在のレート:1691.30(おほう。減った。このタイミングで。がくっと)


思わず頭を抱えた。
比喩でも誇張でもなく。

「うわーやっちまったー」という苦笑もない。
フッと体温が下がり、背中を一筋の汗が滴り落ちた。

必要な資料の準備を完璧にしたと思って慢心していたら、
土壇場になって重大なミスが発覚した際の心理状態に近い。

今回の失敗を二字熟語で表現してみると、
「軽率」「軽挙」「浅慮」「安易」あたりか。
類語辞典でどれか1つ引けば、すべて出てきそうだ。

しかし、どういうことだろう。
今回投稿したネタを振り返ると...

・お題に沿っていない
・ボケの要素がない
・書き方に捻りがない

...等々、まったく良いところがない。
どうしてこんなネタで勝負してしまったのだろう。

自分の思考や感性は連続的であるはずなのに、
どう考えても自分のセンスとは違うネタを書いている。

気が緩んだ、ということでは済まない。
これがつまり、実力の無さか。
「分かっていない」ということなのだろう。

「何が面白いのか分かっていない」
この状態では、レート上げは難しい作業になる。

「面白さ」は流動的だ。
一度掴んでも、すぐに変化し、分からなくなる。
その動き、淀み、方向性を察する鋭敏さが欲しい。

2010年10月29日金曜日

第1442回

第 1442 回のお題 (出題:system)
d1442.jpg
写真で一言

[36位]ジャスティス智彦

こんな狭苦しいんじゃ、法案も通せないな

39.55 pts [55.57](74.07%) Rate:9.76Up!!

現在のレート:1707.13(微増。そして1700台に回復)


連続の画像(写真)お題。
前回のお題については「素晴らしかった」と感想を書いたが、
一転して、今回のお題は非常にやりにくかった。

何がやりにくさを感じさせたのかと考えてみると、
やはり「画像自体が既にボケている」ことが原因だろう。

写っている本人達に「笑い」の意識は微塵もないだろうが、
写真としての仕上がりを見ると、喜劇的な要素が強いように思える。

お題にボケられてしまっている状態からネタを書く。
この作業は、非常に苦手だ。意欲が削がれる感覚がある。

それはさておき、政治局面のお題画像なので、
ネタも政治的なもの、風刺っぽいものを目指した。

といっても、特別に何か工夫するというわけでもなく、
単に「政治的な単語」を入れ込む程度の対応だ。

画像内の2人の距離感を「狭苦しさ」と意味付けし、
空間的な要素から「通す」という言葉を発想。
そして、「通す」から「法案」というキーワードへ。

連想によって「掛かり」をつくる典型だろう。
結果の順位は、「まぁ良いかな」という感じだ。

途中まで、アンパンマンを題材にしたネタを書いていた。
具体的には、以下のような感じだ。

ジャムおじさん「ほら、新しくない顔だよ」

民主党の顔。政界の顔ぶれ。
そういう意味での風刺ネタだ。

今になってみると、こっちのほうが良かったかもしれない。
最近パロディで痛い目にあった余波だろうか。
投稿するネタを選択する際のセンスに、変化が生じている気がする。

やはり、過去の積み重ねは、思考に強い影響を及ぼす。
それが良い方向に働くよう、上位思考によって制御できれば良いのだが。

第1441回

第 1441 回のお題 (出題:男勝りのジュリア)
d1441.jpg

 
[41位]ジャスティス智彦

ストーカーが餓死するまで歩く

40.18 pts [57.46](71.63%) Rate:9.28Up!!

現在のレート:1697.37(微増。やっとの思いで)


お題に、「画像で一言」などの文言が付いていなかった。
したがって、上に何も書かれていないのは、ミスではない。

ついでというわけではないが、今回のお題について述べよう。
画像をひと目見て、「素晴らしいお題だな」と感激した。
創作意欲をくすぐられるような、扇動的な感覚だ。

これまでに取り組んだことのないお題、という感触もあった。
通常の画像お題よりも、多様な意味付けの可能性を感じた。
��4行連続で「感」という字を使ってしまった)

だからこそ、良い順位を取りたかったが、
結果として、満足がいく水準には至らなかった。

なかなか良いネタが書けたと思っていたのだが、
振り返ってみると、まだまだ甘いな、と思う。

しかし、ネタはともかく、レートが上がったのは朗報だ。
「まだやれる」という気分を高めるためにも、レートは欲しかった。
点数が40.00ptsを超えていたのも良い。

特別注目しているわけではないが、
40.00ptsというラインはひとつの基準だと考えている。

引き続き、調子を上げていきたい。
再び1750の壁に挑戦するまで、できればノンストップで。

第1440回

第 1440 回のお題 (出題:オレカエル)
敏腕弁護士はこんな弁護をする


[73位]ジャスティス智彦

巧みなギターさばきで音痴なボーカルを弁護する


35.45 pts [48.69](45.86%) Rate:6.54Down...
現在のレート:1688.09(微減。心が折れかかった)


この回に投稿したネタは、
恐らくここ最近(20~30回)の中で、
最も酷いネタだと個人的に感じている。

3桁順位を回避するためだけに書いたような、
信念も何もない、クズのようなネタだ。

レートが1750に近付いたところから、
前々回と前回のたった2回で、50以上落とした。
パロティミスと、魔力の仕業だ。

その所為か、少し弱気になっていたのだろう。
とんでもない駄ネタを書いてしまっている。

さらに、それでレートが上がればまだいいものの、
若干ながらも下げているのだから、救いようがない。

大喜利において、臆病になってはいけない。
そのことを痛感した。攻めの姿勢を忘れてはいけない。

願わくば、もう二度と思い出すことがないようにしたい。

第1439回

第 1439 回のお題 (出題:アナルホッケー)
d1439.jpg
写真で一言

[29位]ジャスティス智彦

あらまぁ、私のアソコの毛ぐらいボーボーね

30.84 pts [41.07](17.42%) Rate:24.69Down...
現在のレート:1694.63(割った。1700割った。簡単に割った)


魔力の話をしよう。
といっても、中世欧州の魔術についての話でも、
ファンタジーの世界についての話でもない。

お題を見て、それによって生じる発想の中には、
思いついた瞬間に「
ああ、きっとこれ投稿しちゃうな」と、
半ば諦めたように、宿命的な予感に迫られるものがある。

決してそれがウケるという確信があるわけでも、
上位に食い込む可能性を感じているわけでもない。
ただ単に、「それを投稿する未来」に対する予感があるだけだ。

これを、「発想の魔力」と呼ぶことにしている。
��「思い付きの魔力」等の類似表現でも良いが)

今回、その魔力に囚われた。
どうしても払いきれなかった。

火がボウボウと燃え上っているのと、
私のアソコの毛のボーボーとを掛ける。
冷静に考えて、良い順位が取れるわけがない。

多少アルコールが入っていようが、
天変地異で心神喪失していようが、
当然に回避しなければならないネタだった。

それでも、しかし、避けられない。
抵抗できない。逆らえない。捨てられない。

ゆえに、魔力。
だからこそ、魔力。

後に残るのは、抜け殻のような自分。
悪い順位。下がったレート。そして、後悔。

「魔が差した」ということなのだろう。
魍魎だ。アチラ側との境界に漂う魍魎に魅かれてしまったのだ。

最後に、ひとつ言えることがある。
魔力は主として、下ネタに宿っている。

2010年10月22日金曜日

第1438回

第 1438 回のお題 (出題:アナルホッケー)
牧師が見捨てた懺悔の内容

[101位]ジャスティス智彦

足手まといになると思ったので、チャオズを置いてきてしまいました

27.97 pts [37.61](9.91%) Rate:29.93Down...
現在のレート:約1719.32(うわああああああああああっっ!!!)


やってしまった。これは厳しい。
レート激減。悲しい。酷い。なんてこった。

112人中101位って。
そりゃ駄目だって。
そりゃまずいって。

これだから漫画ネタは恐い。
「良い感じのが書けた」という感触があっても、
平気で3桁順位を取ってしまうような危険性を孕んでいる。

こんなことが、4ヵ月程前にもあった。

第 1390 回のお題 (出題:潔白)
死を覚悟した状況


[131位]ジャスティス智彦

自動車事故に遭遇し、僕は瀕死の状態だった。
するとそこに、孫悟空(カカロット)がやってきた。

僕「うう、痛いよぉ。痛いよぉ」

悟空「やぁ僕、オラに元気を分けてくれ」


29.54 pts [39.83](10.34%) Rate:25.8Down...

同じくドラゴンボールネタ。
漫画ネタが悪いのか、鳥山明が悪いのか。
��面白くないのが一番悪いのだろうが)

もう、ネタボケではドラゴンボールネタはやめよう。
ダイの大冒険、スラムダンク、幽遊白書あたりもやめよう。
地獄戦士魔王(ヘルズ・ウォリアーまおう)もやめよう。

地獄戦士魔王のネタは、書いたことないけれど。
そもそもギャグ漫画だから、使えないかな。

ベルセルクあたりなら大丈夫だろうか。
今回のお題だと...

・鷹の団を抜けたせいでグリフィスがおかしくなってしまいました

...といった感じだろうか。
もう駄目だな。漫画ネタは封印決定か。

個人的には、とても好きなのだけれど。

第1437回

第 1437 回のお題 (出題:風の迷路)
天才科学者の一番しょうもないひらめき


[38位]ジャスティス智彦

木綿豆腐が上手に描ける絵描き歌

37.63 pts [51.85](67.26%) Rate:4.63Up!!

現在のレート:約1749.25(微増。1750まであと僅か)


お題を見て、少し迷った。
「ひらめき」は、ニュアンスが難しい言葉だ。

「発明」という意味にも受け取れ、
「思い付き」という意味にも受け取れる。

前者の場合、「モノ」的なネタを書くことに近付く。
後者の場合、「思考」的なネタを書くことに近付く。

どちからと言えば後者の意味が強いだろうか。
ネタ一覧を見ても、このタイプが多かった。
この点では、少し間違えたかな、と反省したい。

今回は、無難なネタを書いてしまったと思う。
[直方体]というコメントをいただいていた。
つまり、そういうことだ。特に面白みはない。

それより、1位のネタが素晴らしかった。

[1位]西園寺くまー
「ジャジャーン!」で渡すと俺が養育費を発明したっぽい


ああ、これが正解だな、と納得した。
鋭い発想と、それを巧みに活かすスキル。
その綺麗さに、思わずゾクっとしたくらいだ。

こういうネタをコンスタントに書けるようになりたい。
そうすれば、レートも自然に上がっていくだろう。

第1436回

第 1436 回のお題 (出題:風の迷路)
世界一のすきま産業はこんな事してる

[11位]ジャスティス智彦

「自分は欲しくありませんが」と前置きしつつ
跳ねないスーパーボールの魅力を解説する

46.18 pts [64.65](92.31%) Rate:19.88Up!!

現在のレート:約1744.62(減った分以上に増やせたのは大きい)


気が付いたら、締切まであと15分という状況だった。
朝ということもあり、とても焦った。

じっくり考えたいお題だった。
考えれば考えるほど良いネタが浮かんできそうな気がした。
それは幻想かもしれないけれど、少なくとも色々候補を出したかった。

しかし現実として、時間がない。
ほとんど野蛮な状態でネタを書いた。

「スーパーボール」は、一番最初に発想された言葉だ。
「すきま産業」からの「スーパーボール」は、いかにも僕の思考。

キーワードとしては有り触れたものだけれど、
とても切り捨てている余裕はなかった。

「跳ねないスーパーボール」という風に味付けをして、
「自分は欲しくありませんが」という台詞を添えた。
芯の脆さを装飾で誤魔化した感じがプンプンする。

結果として良い順位に収まったのは、奇跡的だ。
運が良かったと言える。

考えてみると、「跳ねないスーパーボール」は、
「それっぽい言葉」のつくり方として良くあるパターンだ。
ある言葉に、逆説的な言葉を付け足す、という手法。

・飛べない鳥
・開かないドア
・鳴らないオナラ

無意識のうちに、ついついこういう手法に頼ってしまっている。
これは良くないな、と思う。自省。自省。

2010年10月18日月曜日

第1435回

第 1435 回のお題 (出題:時間よ揉まれ)
田舎から出て来たばかりの太郎くんが「都会人は冷たい」と思った理由


[78位]ジャスティス智彦

太郎「ミネラルウォーターじゃウェルカムパーティーにならねぇんだよ!」


35.12 pts [48.21](45.00%) Rate:9.21Down...
現在のレート:1724.73(波にのりたいところで失速。痛いなぁ)


よく見るお題だな、という印象を受けた。
一言で表わすと、「田舎と都会の違い」だ。
やや亜種色が強いが、基本的には同じだろう。

1.田舎からでてきたばかりという状況
2.都会人の特徴的な振る舞い

上記をお題のポイントと捉え、ネタを考えていった。

まず思い付いたのは、「1.」のほうだ。
「ウェルカムパーティー」という単語が出てきた。
「太郎君の歓迎会」というわけだ。

ここで、すぐに「ミネラルウォーター」という単語が発想された。
「ウェルカムパーティー」と音が似ていることが原因だろう。

こうした連想が頭の中で起こることは、珍しくない。
駄洒落が好きなので、音やリズムに対しては多少鋭敏な感覚がある。

この「ミネラルウォーター」が、偶然にも「2.」と合致していた。
「水を買う」という振る舞いは、都会的なものであるように思えた。

そしてさらに偶然にも、冷たくされた、という設定にも嵌まった。
パーティーなのに水でもてなされる、というシチュエーションだ。

この時点で、「すべてのピースが綺麗に嵌まったなぁ」と満足した。
それほど面白さを感じていたわけではないが、単純に嬉しくなった。

「ウェルカムパーティー」と「ミネラルウォーター」を盛り込むとなると、
かなり長い文章になってしまう、という心配があった。
なんとか1行でネタをまとめたい、と考えたところ、台詞形式になった。

これでネタが完成。

もしかしたら上位にいけるかも、ぐらいに思っていた。
それほど期待していたわけではない、ということだ。

案の定、低い順位。
もうちょっと良くてもいいのでは、と思った。
自分の中では評価が高かった、ということだ。

「自分には面白いが、他人には面白くない」
...という自覚をしているにもかかわらず、投稿をする。

そんな回だった。

第1432回採点感想

第 1432 回のお題 (出題:アナルホッケー)
赤ちゃんがハイハイの次に出来るようになること

投稿を忘れたので採点をした。
しかし、「罰」というわけではない。
何かしらの形で参加したかった、というのが近い。

ざっと採点したところ、MAXが6点。
分布は概ね以下の通り。

1点(1.8):僅少
2点(2.8):約50%
3点(4.0):約40%
4点(5.4):約5%
5点(6.9):約5%
6点(8.5):僅少

微調整をしていないので、実際には括弧内の点数がついたはず。
この自動的に補正してくれるシステムは、とても便利だ。
��それほど罪悪感がなく絶対評価ができるので)

採点がしやすいお題だったように思う。
ある程度の共通認識ができあがっている状況なので、
いい意味でネタが分かりやすくなっていると言えそうだ。

これ関連して、思うことがある。

1.赤ちゃんが普通やりそうなこと
2.子供(幼児・児童)が普通やりそうなこと

この2つを考えたとき、「1.」は想像が容易く、
「2.」は想像が難しい、という認識が僕にはある。

赤ちゃんの振る舞いは単純だが、子供の振る舞いは複雑だ。
中学生や高校生ぐらいから徐々に振る舞いは単純化されていき、
大人になると赤ちゃんと同じくらいの単純さになる気がする。

人間のライフサイクルにおいて、もっとも振る舞いが複雑なのは、
子供(幼児・児童)なのではないか、という意識がここにある。
「子供は何をするか分からない」という怖さがある。

したがって、子供を扱うお題は、難しい印象がある。
「普通、子供って、こうだよね」が、固まっていないからだ。

「ズレやギャップが笑いの基礎」という話をベースにするならば、
「何を基準とした場合にズレているのか」が重要になる。

基準となる振る舞いが複雑であるとき、共通理解が乏しい状況が生まれ、
結果として笑いが機能しにくくなってしまう、ということが言えるだろう。
それがつまり、「文化が違えば笑いが違う」という話になる。

採点者のイデオロギーを想定してネタを書くのか。
イデオロギーを越えて機能するネタを書くのか。

ここには、商業的なセンスが必要になってくる、と思う。

第1434回

第 1434 回のお題 (出題:アナルホッケー)
「こんな女でごめんなさい」
いったい何をした?


[5位]ジャスティス智彦

発掘したばかりの骨で教授を殴った

50.59 pts [71.34](97.30%) Rate:29.13Up!!

現在のレート:約1733.94(次の目標1750に向けて好発進)


5位入賞。
良いタイミングだ。

パワープレー勝負になりそうなお題。
ほとんど何でもありに近いな、という印象を受けた。

・酷いこと
・意味不明なこと
・超人的なこと
・妙に可愛らしいこと

どれでも使える。
「面白い文章を書くだけ」という勝負だ。

メモ帳に、無差別に色々とネタを書いていった。
思い付くまま、淀みなく、とめどなく、遠慮なく。

「教授を殴った」という発想が候補として出てきた。
「殴る」も「教授」もありがちなので、振り払いたかったが、
「女」と「殴る」の相性の良さで攻めてみたい、という感情が勝った。

あとは、5W1Hのどれかを盛り込んでいく、という作業をした。

・Why:なぜ殴ったのか?
・What:何で殴ったのか?
・Where:どこで殴っ
たのか?
・When:いつなぐったのか?
・Who:誰が殴ったのか?
・How:どのように殴ったのか?

「Who」以外は、どれでも使えそうだった。
以下に、1つずつ例を書いていこう。

・Why:繁殖期のバッファローに似ていたので教授を殴った
・What:愛用の実験器具で教授を殴った
・Where:物価が高い港町で教授を殴った
・When:十年前の大晦日に教授を殴った
・How:程良くスナップを利かせて教授を殴った

複数の組み合わせにする、という考えもあったが、
文章が長くなり、要素の詰め込みすぎになるので、控えた。

途中で「何で殴るかが一番重要だな」と思い始めたので、
他は切り捨てて、「What」を考える作業に集中した。

すぐに「発掘したばかりの骨」というキーワードが出てきた。
こういったものは、アイテムとして使いやすい。

・編んだばかりのセーター
・釣ったばかりのカジキマグロ
・掘ったばかりの落とし穴

「~ばかりの~」には、一定のパワーがある。
状況を限定する面白さが、うまく機能する。

こうして「発掘したばかりの骨で教授を殴った」となった。
1つ1つの要素は力技の発想という面が大きいが、
その組み合わせ方やアプローチは、システマティックだ。

「ネタを考える」ということでは、典型的な回だったように思う。

六息目

さあ、決勝について語ろう。
日曜なのに下ネタについて語ろう。
お昼時なのに下ネタについて語ろう。

お題は、以下の通りだった。

momoiro-final.jpg


「画像で一言」などの、「お題宣言の言葉」はなかった。
ただ単に、画像がポツンと表示されているだけなのが、妙に笑える。
「お題」ではなく、「エロ画像」といったほうが近い。

2回戦で敗退しているので、自分が投稿するわけではないが、
投稿期間中に「どのようなお題なのか」をチェックした。

その時に、この画像を見て思ったのは、
「難しいお題だな」ということではなく、
「どういうアプローチでネタが書けるかな」ということでもなく、
「この画像を自分のブログに載せるのは嫌だな」ということだった。

しかし、載せた。
汚れてしまったな、と思う。

単純に見れば、「最中」の女性が写っている。
膝や手の位置から、体位も想像できる。
右端部にティッシュの箱っぽいものが見切れている。
女性の顔は古瀬絵理に似ている気がする。

こうした印象のお題を、どう料理したのか?
決勝に進んだ皆様のネタを、例により独断的な解説を交えつつ見ていこう。

---------------------------------------------------------
[順位/投稿者名/点数] ※採点者は24名(=MAXは24点)

1位/あなたの副司令官/13点
北枕プレイ


キーワードのみで攻める、という意思の強さを感じる。
切れ味があり、趣があり、そして何より背徳感がある。
内緒でイケナイことをしている、という意識。
二人だけで秘密を共有している、という魅力。
「ねぇ、今日は北枕プレイしようよ」などと言われたら、
それだけでキュンとなってしまうだろう。

2位/(´・ん・)/13点
まん力測定で40kg出す女


採点画面でこのネタを読んだとき、股間が痛くなった。
キュキュッと絞められたら、潰れるか千切れるかのどちらかだ。
ネタとしての面白さは感じたが、エロさは感じなかった。
妖怪だな、と思った。この女は妖怪なんだ、と。
『甲賀忍法帖』などに出てきそうだ。
話は替わるが、測定器はどのような形状をしているのだろうか、と想像した。
イメージとしては、体温計に近いのではないか、という印象だ。

3位/新人QP/10点
ヒーヒー ウ~~ン 

ヒーヒー ウ~~ン


医者「ご主人、立派な一本糞が産まれましたぞっ」


hiroshi_1979_1979氏が僕に対して、
「このネタにはコメントつけなくていいです」
というメッセージを書いていた。
オーナーの命令なので、従おうと思う。
しかしながら、一言だけ言わせてほしい。
全裸でウンコをすると、気持ち良い。

4位/かわはぎ/7点
エロビスコステロが「Sheーほにゃららーんにゃ~にゃにゃー」とか歌いながら腰振ってて、テリーギリアムが舐め回すように私を撮るイギリス滞在最後の夜


画像の中の女性視点でのネタ。
状況が複雑なので、「混沌としているな」という印象が強く残る。
エルヴィス・コステロもテリー・ギリアムもイギリスの人間だ。
このあたりの細かさには、好感を覚える。
「エルヴィス(エルビス)」ではなく「エロビス」にしている点はやや謎。
温めていた駄洒落を使ったのだろうか。

5位/ちんちんのやかん/4点
喘げば喘ぐほど、腹上死した霊が成仏していく


これは、映像的に捉えると面白いネタ。
「喘ぐ女」と「次々と消えていく幽霊」というシーン。
これが15分程続くとしたら、最高だ。
ホーンテッドマンションに、この女性を連れていくと良い。
彼女の喘ぎによって成仏する霊がいたとしたら、
その霊は腹上死した、ということになる。
999体の霊のうち、5~6体は腹上死なのでは、と予想する。
---------------------------------------------------------

そんなわけで、優勝はあなたの副司令官氏となった。
おめでとうございます、と言わせていただこう。

あなたの副司令官氏は、3回戦2位→準決勝1位→決勝1位と、
常に安定したパフォーマンスを見せてくれた。
下ネタ限定の大会でこうもぶっちぎりに強いのは、驚く。
何かコツがあるのか、脳がピンク色なのか。

さて、これで桃色吐息は終焉だ。
ここに締めの言葉を書こうかとも思ったが、
独立したエントリィにまとめることにした。

特に長々と感想を書くことはないと思うけれど、
「楽しかった」という想いを、素直に表現したい。

「桃色吐息」カテゴリィは、次で完結だ。

第1433回

第 1433 回のお題 (出題:男勝りのジュリア)
d1433.jpg
画像で一言

[32位]ジャスティス智彦

両方とも筋肉がなくて良かった

40.99 pts [57.91](80.50%) Rate:13.09Up!!

現在のレート:約1704.81(取りあえず1700到達。ホッと一息)


やっとレートが1700に届いた。
1650を過ぎてから少しもたついていたが、
わりとすんなり越えられた感じがある。

「難しいお題だな」と思った。
画像が地味だからだ。

「電車が衝突してしまった」という状況なのだろう。
しかし、派手さがない。「擦った」程度に見える。

そこで、ネタを書くとき、その「地味さ」を利用した。
衝突しても、お互いが跳ね飛ばされずに済んだ。
パワーがなかったので軽い事故で済んだ。そんな風に考えた。

「電車には筋肉がない」という発想はお気に入りだ。
当たり前のことだけれど、ハッとする事実ではなかろうか。

・飛行機は汗をかかない
・高層ビルはスカートを履かない
・椅子にはチンコがない

「物体」には「人間的な要素」がない、というテンプレート。
組み合わせ次第では、色々と面白いものができそうだ。
もうしばらくは使わないだろうけれど。

2010年10月12日火曜日

第1432回

第 1432 回のお題 (出題:アナルホッケー)
赤ちゃんがハイハイの次に出来るようになること


[--位]ジャスティス智彦

-------------------


--.-- pts [--.--](--.--%) Rate:--.--!!
現在のレート:1691.71(変化せず)


未投稿。残念。
意図せず。うっかり。

仕方がないので、採点をした。
採点感想については、また別のエントリィに。

未投稿は第1354回以来。実に77回ぶり。
逆に言えば、これまで77回連続で投稿していた、ということ。
したがって、ブログを始めてからは、初未投稿だ。

「毎回投稿するんだ」という強い意志を持っているわけではないけれど、
お題があるとネタを考えたくなるので、そうすると投稿もしたくなる。

リフレッシュになったわけでもないけれど、
少し新しい思考でネタを考えられるようになっている、かもしれない。
そうだったらいいな、と思う。まだまだ精進したい。

第1431回

第 1431 回のお題 (出題:アナルホッケー)
d1431.jpg
いったい何に使う道具でしょう

[12位]ジャスティス智彦

剣山に座る前にコレに座って慣れておく

47.64 pts [65.96](92.76%) Rate:21.62Up!!

現在のレート:1691.71(順調順調。1700まであと8.29-パニック-)


なかなかに順調だ。
入賞には至らなかったが、高順位。

もっとも、平均的に点数を稼いだわけではなく、
1人の採点者から10点を戴いていたことの影響が大きい。
あみ彦氏に感謝したい。

画像お題だが、背景などはない。
ただ、1つの道具が単独で写っている。

そして、「画像で一言」ではなく、
「いったい何に使う道具でしょう」という問いかけ。
なかなか珍しいパターンのお題だ。

そもそも何の道具なのか知らなかった。
したがって、ゼロから想像していった。

特徴的なのは「穴」と「玉」だろう。
��卑猥な意図はない。本来「球」の字を使うべきだけれど)

どちらかに着目するのではなく、
両方に着目するのが正しいように思えた。
穴も玉も有効的に取り入れ、かつ面白い用途。

しかし、このアプローチでは、なかなか発想に至らなかった。
この道具が使われている場面が、全く浮かばない。

そこで、発想の仕方を変えた。
「この道具は、他の道具を使う前にクッションとして使われるもの」
そんな設定をしてみた。

それからまずは「この道具と似ているもの」を探し始めた。
タンバリンや王冠などが初めに浮かんだが、
「タンバリン練習器」や「ニセ王様のニセ王冠」ではいまいち。

そういった思考を経た後に浮かんできたのが、「剣山」だった。
��「花留め」という呼称のほうが一般的なのだろうか)

「剣山」とくれば、「座る」という用途しかない。
しかし、素人がいきなり剣山に座るのは、ちょっとハードルが高い。
そこで、玉状の金属がついた道具に座って、慣れておく必要がある。
そう考えたとき、妙にしっくりくるような気がした。

真ん中の穴をうまく使えていないのが難点だったが、
画像全体から「座って使う道具」という印象が漂っていたので、
意味不明なものとして採点者に受け取られることはないと判断した。

この手のお題には、また近く挑戦したい。
すごく楽しかった。

第1430回

第 1430 回のお題 (出題:風の迷路)
宇宙人が制作した映画にありがちなこと


[23位]ジャスティス智彦

端役の演者に15年前神隠しにあった弟の面影が

41.53 pts [57.27](80.00%) Rate:14.01Up!

現在のレート:約1670.10(まあまあ上昇。1700まで順調にいきたい)

なかなか面白いお題だったように思う。
「“ありえないもの”を想像する」という頭の使い方。
「宇宙人が制作した映画」など、誰も見たことがないのだから。
��この場合の「宇宙人」にいわゆる「地球人」は含まれない)

アプローチは、以下の3つに大別できると思われた。

1.映画の演出やシナリオなど内容そのものを扱ったもの
2.映画の制作過程や制作環境について扱ったもの
3.映画を見ている際のことを扱ったもの

直球勝負なら「1.」だろう。変化球なら「2.」か「3.」か。
そもそも「2.」や「3.」は「1.」を違う視点で見たものだ。

この分類に当て嵌まるネタを、以下に並べていく。
��ブログの横幅等も考慮しつつネタを選択している)

1.映画の演出やシナリオなどの内容そのものを扱ったもの

[1位]くりこま
セックスシーンになると手前にいる花瓶星人にズームが寄る

[3位]顔の偏差値45
ラストに意中の女の子が伝説の宇宙ステーションの下で待っている



2.映画の制作過程や制作環境について扱ったもの

[9位]風邪
撮影した星の環境によって演者が膨らむ

[17位]syamu
ギャラがウルトラマンとの戦歴で決まる



3.映画を見ている際のことを扱ったもの

[7位]( Riquewihr )
地球人が何かしゃべるといい加減な記号の羅列みたいな字幕が出る

[12位]谷川13
エンドロールが脳に直接流れる



こうして見ると、「1.」のほうが上位にきているように思う。
ここに挙げたネタがたまたまそうなのではなく、
結果一覧を見ても、そうであることが言えそうだった。

お題が変化球の時は、ネタは直球で勝負したほうが良いのかもしれない。

僕のネタは「3.」のアプローチだった。
ずっと昔に行方不明になった弟が、
宇宙で俳優をやっている、という話。

「いつか地球にいる兄さんが見るかもしれない」

そんな想いで俳優を続ける弟。
腕はドリルになっているけれど。

第1429回

第 1429 回のお題 (出題:レイン)
「こいつ自習室使うの初めてだな」と思った理由

[101位]ジャスティス智彦

「我こそは一遍上人の後継者なり」とか言って踊念仏を始めた


31.10 pts [41.91](18.03%) Rate:23.45Down...
現在のレート:約1656.08(激下降。1650付近まで蠅叩き)


「自分のネタを後から解説するのは格好悪い、特にウケなかった時は」

そんな了解が(ネット)大喜利の世界にはあるように思う。
確かにその通りだ。ネチネチウダウダと言い訳がましい。

しかし、しかしだ。
今回はどうしても解説しておきたい。
��いつも省察・解説しているけれど今回は特に意識が強いという意味)

ちゃんとお題に合わせたネタだったという証明のためにも、
「このネタ何だったの?」と気にしてくれている希有な人のためにも。

そんなわけで、説明しよう。
��説明させてください)

「一遍上人(いっぺんしょうにん)」とは、鎌倉時代の僧侶だ。
「上人」とは高僧の称なので、名前だけだと「一遍」となる。

この一遍、実はある宗派の開祖だ。
一遍が始めた宗教の名称は、「時宗(じしゅう)」という。
※時宗は浄土教の一宗派

そして「踊念仏(おどりねんぶつ)」とは、
太鼓などを打ち鳴らし、踊りながら念仏を唱える手法をいう。
平安時代の僧侶・空也(くうや)が起原と言われているが、
これを倣って、一遍もこの手法「踊念仏」を取り入れていた。

「極楽浄土への近道は、踊りながら念仏を唱えることだ」
それが時宗の、一遍の信じていた道だった。

さて、ネタの話に戻ろう。
つまり、「自習」と「時宗」がっかっているのだ。

ある学生が「自習室」を「時宗室」だと勘違いして、
自分が一遍の正統な後継者であることをアピールしにきた、ということだ。

結果、100位オーバー。
やってしまったね。

「採点者が知らなかったせいだ!」と言いたいわけではない。
順位が低いことには、1ミリの文句もない。
知っていようが知らなかろうが、つまらないものはつまらない。

ただ、ただ……。
欲しかった。ただ欲しかっただけだ。

「ああ時宗ね」ってコメントが。

点数は低くてもいい。
けれど、誰かに分かってもらいたかった。

「一遍」と「踊念仏」。
この2つのキーワードを拾ってもらいたかった。

無論、コメントがないだけで、分かってくれた人がいたのかもしれないが、
「分かったらコメントしたくなっちゃうネタ」が、今回のテーマだった。

レートと引き換えに得たものは、なかった。

第1428回

第 1428 回のお題 (出題:男勝りのジュリア)
「あっ、これ夢だ」と確信した理由


[44位]ジャスティス智彦

ウンコしようと思ってリキんだら着てるTシャツが弾け飛んだ

37.86 pts [53.67](68.15%) Rate:6.64Up!!

現在のレート:約1679.53(微増。また牛歩戦術の始まりか)


「ウンコでいくか!」と思った。
「ウンコにいくか!」ではない。
「ウンコでいくか!」と思ったのだ。

つまり、「“ウンコ”を題材として扱ったネタを書こう」と意識したわけだ。
「桃色吐息」のような下ネタonlyの大会は別にして、
ごくたまに、こういう意思が芽生えることがある。

その時その時によって「ウ」だったり「チ」だったり、
あるいはもっと別の卑猥で低俗な単語だったりするが、
とにかく要するに、「下ネタ」を書きたくなる時がある、ということだ。

ところが、困った。
「夢+ウンコ」だと、あまり良い発想が出なかった。

・うわっ黄金のウンコが出た! ⇒ 夢か!
・夢のように臭いウンコだなぁ! ⇒ 夢か!
・アイドルがウンコしてる! ⇒ 夢か!

そんなことを考えているうちに、
「ウンコするときってリキむよな」と思った。
それが、すぐさま投稿ネタに繋がったというわけだ。

便器で踏ん張っているときに、上半身の服が弾け飛ぶ。
多分、全裸に近い様相になるだろう。
なかなか滑稽な画だな、と思った。

「力む」か「リキむ」かで迷った。
「力」は「ちから」や「りょく」が読みとしては一般的で、
なおかつカタカナの「カ」と見間違えやすいワードだ。
そうした点を踏まえ、結局、「リキむ」のほうを使った。

もう、しばらく、「ウンコ」は遠慮しておこうと思う。
お腹一杯だ(食糞したわけではない)。

第1427回採点感想

EXTENDED

2010年10月6日水曜日

第1427回

第 1427 回のお題 (出題:アナルホッケー)
d1427.jpg
画像で一言

[73位]ジャスティス智彦

ウイルス対策に「カスペルスキー」使ってるのがきっかけで仲良くなった


33.21 pts [45.43](36.28%) Rate:13.19Down...
現在のレート:1672.89(最近3回分くらいの微増がパァ。遠のく1700)


うーん。やってしまった。
けれど、そんな気はしていたので、ショックはない。

評価が悪かった原因はどちらだろうか。
「どちら」とは、以下の2つのことだ。

・「~がきっかけで仲良くなった」という型
・仲良くなった理由(上記の具体的な内容)

恐らく半々なのではないか、と考える。

まず「~がきっかけで仲良くなった」という型自体に、
面白さを醸し出すポテンシャルがそれほどなかったのだろう。

そして、「共通のウイルス対策ソフトを使っている」という内容も、
画像の二人組にしっくりはまらなかったのだろう。

「この2人はカスペルスキーを使っている」という設定は、
僕としてはわりと笑えるのだが、一般的にはそうでもないらしい。
「カスペルスキー」というパッケージも選択ミスかもしれない。
��ウイルス対策ソフトの中では一番ネタ向きの名前だと思っているのだが)

ネタを構成する要素が悉く微妙。それが低順位の理由。
総合的に面白くなかった、ということだ。

10回ぶりぐらいにレートが下がってしまったが、
なんとなく安心したような気持もある。
1650くらいまでなら、一旦は下がってもいいかな、と思う。

2010年10月4日月曜日

第1426回

第 1426 回のお題 (出題:愛染 翔子)
ここまでドジなナースはもう仕事やめろ


[40位]ジャスティス智彦

鬼はー外科、福はー内科

38.37 pts [53.24](64.55%) Rate:3.20Up!!

現在のレート:1686.08(また微増。「森伊蔵」とは発音が少し違う)


前の回(第1425回)に長文ネタをぶつけたので、
短く、切れ味のあるネタを書こう、と決めていた。

ナース(看護師)という職業から、まず病院のことを思い浮かべた。
発想の流れの中で、「外科」「内科」といった言葉が出てきたのだが、
それと連動して、ふと「節分」のことが頭の中に湧いてきた。

「外」「内」がキーとなって、「鬼は外」「福は内」が開いたのだろう。
ここからネタを完成させるまでは、すぐだった。

「以前に同じようなネタがあったかも」という不安があった。
駄洒落的な発想であり、それほど深い連想を必要としないからだ。

しかしながら、幸いというか何というか、
ネタボケの過去ログにも、Google検索でも、
「外科」や「内科」と「節分」をくっつけた文言は見られなかった。

そんなわけで、投稿決定。
結果は、まぁ、こんなもんだろう。

ややお題からはずれているように受け取られる可能性もあったが、
僕自身は、以下のようなシチュエーションを想定していた。

鬼「あの、ちょっとお腹痛いんですけど」
ナース「鬼は外科って決まってるんですよねー」

福「あの、ちょっと脇腹刺されちゃったんですけど」
ナース「福は内科って決まってるんですよねー」


そんなドジっ子。
ただ単に、融通が利かないだけかもしれない。

コメントへの返答その4

どうにもブログへの意識が高まっているところなので、
この状態の内に、コメントへの返答もしておこうと思う。
��集中的にエントリィを追加するのは一夜漬けのようで好ましくないが)

-------------------以下、テンプレート-------------------
●【コメントを戴いた記事】
[Title/名前/コメント書き込み日時/Webサイト(ある場合)]
��コメント本文


コメントへの返答 by僕(ジャスティス智彦)
-------------------以上、テンプレート-------------------

●【この記事】に対するコメント
・ /マウスメロン。/2010-09-30 16:34
��僕は右利きですが普段からシゴく時は左手を使いますとかそんなことはどうでもいい話でしたすいません


下ネタ分析に対するコメント、嬉しいです。
あれ系のエントリィは力を入れて書いているので、
何かしら反応していただけると、寂しさが薄れます。

ひとりぼっちで下ネタに深く入り込んでいくのは、
実はとても辛く苦しいことなのだと、最近知りました。

さて、「右利きなのに左手でしごく」とのことですが、
これについてネットで少々調査をしたところ、
「Yahoo知恵袋」で以下のような質問がなされていました。

---------------------------------------------------------
男性に質問します。
オナニーは利き手でしますか?

私の彼は左利きなんですが、『利き手じゃない方がぎこちなくて気持ちいい』という理由で右手でしごいています。
こういう方は他にもいるのでしょうか?
さすがに毎日してたらぎこちなさも無くなって利き手でなくても慣れちゃいますよね?


※下記アドレスより引用
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1416968314

---------------------------------------------------------

これ対して、有効回答が8ありました。
��回答数は9なのだけれど、判別不能なものが混じっていた)
集計結果は以下の通りです。

利き手:4票
逆の手:3票(+質問者の彼氏)
両手:1票


サンプルサイズが小さいという問題はありますが、
どうやら利き手でやらない人も結構いるようですね。
「たまに逆の手でやる」という意見もありました。

この辺りの感覚は、やはり人それぞれのようですね。
下ネタはマイノリティになりがちですから、気をつけたいところです。

余談ですが、僕はこの質問者の方は、男(本人)だと思っています。
もしくはどこかの業者だと。

それはさておき、引き続き当ブログを宜しくお願い致します。
��僕も、マウスメロン。さんのブログ、ちょいちょい見ています)


●【この記事】に対するコメント
・No title/納豆Q房/2010-10-02 21:02/URL
��こんちわ!いつも楽しく読まさせてもらっています
��ぼくも採点していて、「どうでもいい相談」の解釈が難しいなと感じました
��ジャスティス智彦さんのボケには6点を付けさせてもらいました 「こんな方向性のボケが来たら良いな~」という期待通りのボケで嬉しかったです
��
��ここからはぼくなりのテキトーな意見なのですが「あの子が~になるのでしょうか?光り輝く~ですもの」と語尾をいじることで、実際に「第三者に悩みを打ち明けてる風景」が容易に想像出来るようなボケだともっと8点ぐらいつけてた・・・かも!?
��
��自身の投稿を振り返ることで、ネット大喜利に対する熱い想いを綴ったブログ、これからも応援しています


Hello world of Q !!
コメントありがとうございます。
いつも読んでいただいているとのことで、嬉し恥ずかし。

実のところ、納豆Q房さんのブログ「The World of Q」については、
僕がこのブログを始める以前から、拝見していました。
特に「笑学」というカテゴリィを興味深く。

分析的なことを書く人(言う人)は多いと思いますが、
納豆Q房さんのものは示唆に富んでいるといいますか、
インテリジェンス(知性)を感じるので、贔屓にしています。
��経営学者や実務家のような匂いがします)

さて、ご意見いただいた点について、以下少々。

語尾を「~でしょうか? ~ですもの」等にすることについては、
僕もネタを推敲している段階で検討していました。

仰る通り「誰かに相談している風に見せる」という観点では、
僕の書いた「~かしら? ~だもの」よりも、有効的でしょう。

ただ、その一方、「ウザさ」という観点では、
「~かしら? ~だもの」に分があると僕は判断しました。
その結果として、ああいうネタに落ち着いた、というわけです。

しかしながら、こうした指摘を受けてしまうということは、
僕が想定していた以上に「相談している感じ」に読まれず、
「独り言」や「心の中の呟き」だと読まれてしまったのかもしれません。

この辺りの調整は、難しいですね。
ご指摘、ありがとうございました。参考になります。
僕は「ワーディング好き」なので、嬉しいです。

このブログから熱い想いを感じ取っていただいているようですが、
僕としては、鼻歌混じりに駄文を綴っているようなものですので、
気楽な感じで応援していただけると助かります。

今後とも、当ブログを宜しくお願い致します。